つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

時の眼差し

2016-06-25 | Weblog
時代の目という観察をしていれば、
進化はなかなか捉えることができない。
時の前後の流れという見方をしなければ、
未来という映像は見えてこないし、見えたにしても
絵にかいた餅のままである。
今というこの時の流れは、常に流動的であり、
だから、幻の如くにある。
それは、つかみどころのない夢の世界の映像と同じである。
何ら現実と変わらない映し画である為に、
進化を見ることはできない。
時の流れに長短を感じるように、
流れの中に一呼吸置きながら流れていれば、
不思議なことに、進化の映像がかいま見れるものである。
それは、心が脳をのぞきこむ感覚である。
斬新さは、嘘のように見える。
コメント
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