つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

芽吹く処

2016-02-11 | Weblog
本当に、
私は私を知らない。
私は何も知らないとして
私は私を見るなら、
過ぎ去りしものから
未だ来ぬものを
選り分けて見る。
そして、
確かな方向性は
どこでも与えられて、そしてまた、
案ずることなど微塵も思わない。

馬鹿者と思うところに、智が芽吹く。

大衆にして、あろうはずもないと思うものであるために、
裏腹にしてと
ただそこに落ち着く。
優劣というのは、
とある部分にあるだけで、
全体にして凸凹など少しもない。
実に、
蓮などは、
人の世の映し画である。
泥の中で連なって、
大輪の色鮮やかにして目に留まる。
コメント
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