つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

円運動という自由の性質

2015-09-09 | Weblog
自業自得という言葉がある。・・・
・・・悪いことをすれば悪いことが、
善いことをすれば善いことが起こる。
縁というのは、
行いによって作られるために、
悪いことを行うことによって悪に縁を持つことになる。
よって、悪いことを為した者に悪いことが起こってくる。
つまり、悪事を働けば必ず悪事が返ってくるのである。
これは、
法則が円運動であるために、必ず元に戻るという道理によってである。その円運動を是という。
エネルギーの法則となっている。
日の廻り、つまり、太陽の運行を示す言葉で、
太陽が東から昇り西に沈んでいくことが絶対であり、
狂いなく繰り返されるために日が正しいとして是と書いて、
すべての法則であるとしているのである。それを「是諸法」といい、
是が諸々の法則となっているとしているもので、宇宙の法則である。
全てがこの法則の下の存在なのである。神も仏も、生命つまり、生きとし生けるもの、私たちも、である。
そのために、
無上甚深微妙法として説かれている。そして、唯一無二な法則であるとして、
百千万劫難遭遇と説いているのである。
存在というのは、全てこの法則の下の存在であり、自由で成っている。
この法則以外は、存在とならない。故に、法則を超えるということはなく、
たとえて、超えてしまったとして、存在とならない。
法則の外は
存在とならないために、それは不可思議である。それは、
あれこれと考える必要など無く、考えることのできない事、なのである。




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