つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

ものをととのえる

2012-01-30 | Weblog
心の籠もったものにはかなわない。

科学的に研究し尽くされ、強靭に作られたものであっても、
機械的正確なものには感情がもたらされない。
感情の無いものは非情である。それが最大の欠点、弱点である。

感情はその都度の度合いによって強弱になる。正負が入り混じっている為に、
柔剛よく整えて、相調えれば不可能も破る。不思議が起こる。
曖昧というものもまた方便である。
喜怒哀楽を持ってして、怒哀を建設的に変えて喜楽に注ぎ込む心の憂いは、
柔よくして剛を制していく。
魂が入ったものは優れる。称えられる。尊ばれる。
だから、
そのものの精を、心を配って掘り出して、魂でみがき、魂を入れていけ。
そうすれば、精巧、精妙なものとなり精密となる。
匠の技、カリスマとなる。

ものはあるから見えるのではなく、そこにあっても刺激とならなければ見えてはこない。
すべては精あるものである。
心を籠めて、精あるものとして共にあれば、真髄が見えてくる。
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