上砂理佳のうぐいす日記

10月5日~16日まで大阪狭山市の「ギャラリー美游館」さんで銅版画オンリーの個展があります。お近くの方はぜひ★

「愛の夢」にのって

2005-06-29 | フィギュアこんな話も
(ちょっと固くなったので、柔らかくいくわ~)
最近、ジョニー話をしないじゃないか!なっとらん!とまたお叱りを受けそうです。いえいえ、んなこたあ、ありません。私は好きなモンも多いけど、頭の構造がバラバラで「幕の内弁当」状態なのです(笑)。
「幕の内」な割には偏った話しかしないが…実は「スキー・ジャンプ」も好きなんだけど、冬場にフィギュアとジャンプの両方を追っかけるのは難しいので、ググッとこらえているのです。
お若い方は御存知ないかもしれませんが、札幌五輪の金メダルジャンプ、「笠谷!」でハマり、「日の丸飛行隊」に涙したものです(ふる~)。
最近ではやはりソルトレイクのシモン・アマンですか…。「ハリ・ポタ君」なんて言われて、可愛いアイドルでした。あの時20歳だったのかな。ああでもその後、名前を聞かないのよー(泣)。今度の五輪で、もしもランビエールが金メダルだったら「スイスの英雄」は、アマンからランビになるのかな…。いやいや復活を願うぞ。

スキージャンプのどこがいい?と問われそうですが、あれ結構、顔がはっきり映るの(笑)。
だいたいスタート位置の、ゴーグルかけてる顔アップで「むむむ。これは鼻筋通ってるし、肌キレイだし、イケそう」とメボシをつける。
「どわーっ」と滑ってきて「しゅぱっ」と空中に跳ぶ姿勢で「よっしゃ。スタイルも美しい」と判定。
最後、着地して綺麗にカーブして止まるでしょ。
んで、ヘルメットやゴーグル外して、パサッと金髪なんかかき上げて、電光掲示板を見据える顔が「美」だったりしたら、もう~「大当たり!」と、コタツばんばん叩いちゃう(まあ、たまに「へ?」な時もありますが)。
北欧の選手が多いので、美形率が高い競技だと思いますよ。それに、下のほうで選手が跳んでくるのを待ってるコーチ達の表情もまた微妙で面白くて…きっと、ココにもフィギュアと同じく、色~んな愛と憎しみのドラマが渦巻いているのでしょうか。そこまで追求出来まへんけど(笑)。「飛型点?が云々」という技術上の事はサッパリ解らないのですが、「冬の美男競技」として、私はまたトリノで燃えることでしょう…。
いや、フィギュアスケートは最早「楽しむ」というより、心臓にこたえちゃうんだ。でもそんな事言ってる場合か。夏の間に心臓にボーボー毛を生やしておくわ。
万が一、ジョニーが大ピンチになってもへっちゃらだい…って、ソルトレイクの時も、私はタイヘンでした。ヤグ&プル激戦が怖くて。
TVも新聞も怖くて、わざわざ外出して公衆電話でSPの結果とか母親に聞いたもんね。臆病にもホドがある(笑)。

今、私は版画の新作を彫っているのですが(秋に発表する)、小さい版で、ベッドで眠る男の子を描いてます。窓から天使が降りてきて、素敵な夢が見られますように、と言っているのです。
男の子は一応、「ジョニー・4歳のころ」の設定なんですが、例によって顔は似てないのよね。でも髪はブルネットなの。ハナの穴もしっかと描いてしまった。
枕に刺繍を入れようと思って「J・W」としました。「My枕」でスヤスヤ眠ってるのです。なんだか、jujuさんとこで「愛の夢」をずっと聞いてたら、自然に構図が出てきたのだわ。
「愛の夢」に乗って、すーいすいと滑ってる夢を見て…ついでに夢の中でも4回転跳んで…スピン回って…と、めいっぱい思いを込めて版を作ったのでした。
ちゃんちゃん★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする