香介、「れいめい塾枠」一人追加や

「体調の良さと更新回数とは比例しますか？」と姿を見せたのは甚ちゃん（某県職員）。「そうでもない・・・いや、そうかな」と自覚がない俺だ。甚ちゃん、ビールを差し出して言う、「今日は自分で買ってきましたからね」　「へえ」　「そうそう先生、香介の二次会ね、僕も出席しますから」

アムステルダムの香介へ。甚ちゃんも出席してくれるって。

甚ちゃんと里恵（７期生）が話しているのを横目に松阪サーキット。人間、一度上がった生活水準をなかなか下げられない？　ずっと高速を使って送っていく。

香保（22期生・浪人）に11月から瞭（20期生・名古屋大学工学部機械航空２年）が数学を教えることになったことを告げる。瞭の話では後期が金土日と三連休とかで、こっちに帰ってきてくれるとのこと。

帰りは下の道を前回とは違う道で帰ることにしているが、昨夜は甚ちゃんや里恵がいたこともあり、嬉野を抜ける最短コースを取る。

俺が戻るのと交代で里恵が帰る。そして甚ちゃんもまた話題は裏『２５時』になるわけで、賃料20万のネタをつらつらと話す。

 

朝から検診が終わった奥さんと『デトロイト・メタル・シティ』を観る。松山ケンイチ巡礼シリーズの第３弾である。お笑いに最後まで徹したことに好感が持てた。ジーン・シモンズが出てきたのには正直ぶっ飛んだ。やっぱ、交渉した人物がこの映画のMVPやね。

しっかりしてきましたやん

さつき（21期生・名城大学人間学科２年）も期せずして言った・・・「最近、律希よくなったね」　そうなのだ、少し前までは意志の疎通が成り立たず、お互い噛み合わないことが多かった。これが最近はなくなった。言うこともしっかりしてきた。

昨日、律希に言ってみた・・・「最近、オマエよくなったよな」　それに対して律希、「僕が寝なくなったからですか」　これには、さつきともども笑っちまった。

ウチの塾の大きな特徴として、幾多の中学から生徒が来るため、各自の進路状況を各自で把握する必要がある。今、中学ではどこまで進み、できれば先生方とのスキンシップも兼ねて次回の試験範囲がどのあたりまでなのかを把握する。その情報をもとに試験日までのスパンを考えながらその日のカリキュラムを決めることになる。

先日、律希に教えた圧力の計算問題。ところが今日、律希が言うには「試験範囲は圧力の計算の手前までです」　俺の予測ははずれたわけだ。「となると、・・・この問題やね。作図して考えてみいや」　俺は、鏡２枚を直角に置いて自分を顔を見た場合にどう映るのか・・・そんな問題を計算用紙に書いて渡す。圧力の計算がなくなった場合の一番出題されて嫌な問題だ。俺は最も嫌な問題から潰していく。

ちなみにその問題を眺めていたのが、タイ帰りで風邪をひき自宅療養。やっと体調がもどった瞭（20期生・名古屋大学工学部機械航空２年）・・・「うわっむず！　えらいむずい問題をさせるよな」と笑う。「附属中学ご用達の問題、まあ南が丘も昔っからクセ球が多いしな・・・念のためや」

その問題は分からなかったようで、作図を交えて教える。教え終わった律希に不安な教科を尋ねる・・・「国語と理科です」　国語は納得できるが、理科はかなりさせている。俺は理科よりも社会が不安だ。四大文明を覚えた程度で縄文弥生が手つかずだ。・・・しかし１学期の頃の律希は不安な教科を尋ねても沈黙で応えてばかりいた。理解度と現状のギャップの認識ができるようになった・・・その意味では少しは匂うウチの塾の匂い。

 

里恵（７期生）の授業は用言・・・文法である。これが終わった淳嵩に一次関数の試験・・・過去の久居中の問題。そして結果はミス２の95点。叱りとばしたこと数度・・・なんとか、ここまでは来た。しかし俺は100点しかいらない。

 

「いすず亭』 うどん各種400円

ご父兄からメールを頂いた。勤務先の病院の胃カメラ、のどと鼻のどちらでも選べるとか。さらに胃カメラだけなら前夜の水分、水とお茶なら構わないとか・・・荒岡センセとえらい違うやん、荒岡センセああ見えて求道的やん。

ともかく午前８時から９時まで年に一度の苦行であり、今年もまた目を開ける気分にはなれず、・・・「きれいやな・・・不思議やなあ、酒飲みの胃やないでこれ」とか「なんでオマエの血圧、高いほうが110なんや。もっと高いはずや」とか、梯子を外されたようなグチをセンセから言われつつ終了。

家に帰り、朝食・・・サンマの開き・・・よく頑張りました・・・あしらいは子供やな。そして仮眠、銀行と本屋をまわりまたぞろ食事・・・食べる行為を身体が欲しているわけだ。

城山の第三銀行の向かいにある『いすず亭』　てんぷらうどんが400円にお握り付きで500円。

トイレに入るのに靴を脱いでスリッパに履き替える面倒はあるものの、それ以外は充分に及第点。

 

クリックのほう、ほんまにほんまに頼んます。

酒飲みにとり、胃カメラは鼻より喉のほうが楽なんやけどな

６時間後に迫った検診のために絶食が続いている。昨夜の９時から食事は当然としても飲み物もノーである。タバコは・・・水分が欲しくなるからダメよ、と奥さんには言われたが今の俺にはタバコくらいしかない。

『移植医療を築いた二人の男』を100ページほど読む。６－メルカプトリンに始まる免疫抑制剤の歴史が興味深い。その後に登場したアザチオプリンは、移植した臓器を攻撃するリンパ球を含む白血球全体を攻撃するために細菌やウイルスに対する抵抗力もなくしてしまう。このようなことからリンパ球だけを攻撃する免疫抑制剤として抗リンパ球抗体、ALGが生み出される。さらにリンパ球はT細胞とB細胞に分けられ、T細胞のほうが拒絶反応の主役を演じていることからT細胞にのみ作用する免疫抑制剤としてALGを改良、OKT-3が登場する。

このような免疫抑制の研究は臓器移植のために研究されてきたわけだが、それは同時に免疫を知ることで癌の撲滅をも目指すものでもあった。・・・がん治療の研究と免疫抑制の研究は、同じ山を反対側から登っているような関係にある・・・そう大田教授は言う。

 

しかし根っからの生物嫌い、ついつい『ミレニアム１・ドラゴンタトゥーの女』に手が伸びる。昨日、上巻を読み終えた・・・傑作の匂いがする。そして下巻だが・・・なかなか睡魔が訪れてくれない。

コーヒー、飲みたいよ～。

橋北中で試験範囲発表

白子中の中２の貴裕がやって来た。試験は10月3,4日・・・一週間を切っている。宿題が残っている以上は宿題・・・仕方ない。

後から後から生徒がやって来てほぼ一杯になる。今日は鎖骨の壮次郎もやって来て真ん中の部屋で勉強している。大典（21期生・浪人)が鎖国をどのように骨折したのか詳細に聞きだしている。

俺は明日検診、今夜の９時からは何も食べられない。ララトスパートで鍋焼きうどんをつくっている。そのうどんを作りながら真悠と文学について話していく。

日本文学とは・・・和歌である。その成立過程に島国とという立地的条件、四季折々の気候的条件があり、「万葉集」以降、物語の侵攻作戦や外国文学の侵攻作戦を撃退し現在に至る・・・なんて話だ。

そしてうどんを食いながら壮次郎に国会の解説、なるべく手短な例を踏まえて説明していく。

喬之の一次関数が少し良くなった。松阪西は後期中間試験まで２か月弱あり、試験範囲は三角形の合同証明までと想定している。その意味ではそろそろ図形分野にシフトする必要があるが、せっかく上達した一次関数、忘れないように復習させる必要性がある。

律希の南が丘は10月6,7日、ほぼ仕上がっているが、急務は圧力の計算問題と国語。晶帆の橋北中では試験範囲発表・・・ショック！　一次関数は前半まで、せっかく一次関数の利用ばっかりさせてのに・・・。

最期の英語の返却で望美の５教科合計438点・・・中間試験より上がったのが収穫、そして数学の実力が太くなったのが最大の収穫。