31期生送り出し

今日の司会は結菜・・・戸惑っている（笑）。

ＯＢからは中３の字の汚さに苦情が飛ぶが、それを友紀（津西国際１年）が「僕も字は汚なかったんですが・・・」

ちゃうねん、友紀。オマエのレベルじゃないよ、今年の中３は・・・

最後は遅れてきた和真が公開処刑のごとく・・・何度も何度も乾杯の音頭を取らされるわけで・・・

ともあれ、今はここまで・・・酔っぱらってるねん。

午後７時から31期生送り出し

『アオキ』に兵站に行ってた生徒も多くって・・・

食事中の生徒もいる。

さっき馨五（28期生・三重大学教育学部へ進学）が買い出しに行ってくれる。これで準備は整った。

場所は、この机の惨状では２階やな。

 

できれば今夜は新中１の参加は勘弁願います。

 

緩やかな時間

昼前に塾に着いて、初午さんで貰ったお菓子や『アオキ』で買ったアイスやカップめんを頬張るのを眺めながら村上春樹の新刊を読んでいた。

目眩がして１時間ほどスラムで仮眠、再び覚醒しては再び新刊を読んでいた。

龍神（17期生）がやって来た。そろそろ夢の実現に向けて動き出しそうな気配、そんな前向きな話を聞いていた。たまに中３から質問、答えはするが頭が錆びている気がする、そんなふうに緩やかな時間が流れていく。

人の気配が消えた。みんな夕食にいったようだ。

あと１日

今日は金属ゴミ、塾の中を漁る。なんぜウニやらズワイガニの缶詰なんてあるねん、贅沢やん！　それを袋にまとめて外に出たところに塾生、そしてお母さん、車から降りて立ち話。

実家で同じように金属ゴミを探す。なぜか缶詰が多い家だ、家の裏には年代物の缶詰がある・・・お袋が亡くなってからは出してなかったんだろう。朝食を食べて風呂に入る、本当なら明日の禊・盟神探湯シリーズだが、今日のところは背中・・・血が滞っているような気がする。

初午さんへ、これまたこの時期の恒例・・・泰（７期生・三重銀行）のご両親がいらっしゃっる。「先生、国枝の淳也ちゃん、先生とこの生徒やったやろ」　「ええ」　「じゃあ、あそこに先生とこの生徒たくさんいるよ、見てごらん」

棚に置かれた御供え・・・て言うんかな、ウチの６期生の懐かしい名前がいくつかある。川瀬に別所・・・そっか、みんな厄なんや。

車を置かせてもらったこともあり、『アオキ』で心ばかりの中３の兵站・・・アイスクリームとカップ麺。

カップのクリームを買ったがいいが、スプーンが入っていない・・・中３は箸で食べ始める。

 

あと１日だ。

最後の一日

昨日までのように叫び声をあげて起きたのではなく、自然と目覚めた。少し良くなったか・・・いや、焦っているのだ。

ついに明日が後期入試。ただ、逡巡し続ける・・・果たしてこれで良かったのか。

 

昨夜だ。

山崎（24期生・三重大学医学部４年）に挨拶に淳嵩（三重大学工学部に進学）がやって来た。

写真を撮りに行った奥さん、「受かった生徒さんに受からなかった生徒さん、そしてこれから発表のある生徒さんがいて、わたし何を言っていいのか分からなかった」

しかし、洸太（高田卒）のタスキ・・・「必勝」・・・こんなとこ、かわいいんやけどな。ともあれ、このノリに賭けるよ。

そして俺は中３の最期の採点に追われている。合間を縫うように２階の中２が質問にやって来る。・・・背中が痛い。

早く家へ返すつもりがなかなか・・・しかし、字が汚さすぎる。ここ数年、字の汚い生徒が増えてきた・・・なんでやろ。

ずっと字の汚さに言及していた。多少はよくなった、そう思うのは付き合いが長いから。採点者からすれば比べるのは過去の本人ではなく、他の受験生。その意味ではそれほど変わらない・・・極論すれば「自分主義」の蔓延と言えるかもしれない。

成績開示をすれば自己採点よりも低い生徒が多く、20点ほど低い強者もいた。それが原因で落ちた生徒が何人もいる。そんな生徒の話もこの１年間、事あるごとに何度もしてきた。入試前日に字の汚さ、こんなことで悩んでいる俺が情けない。

ともあれ今日が最期の一日、今までと同じように・・・各自が自分の弱点を踏まえて自由に過ごすことにさせる。

そして俺、実家からスタート。最後の日くらい、ずっといっしょにいてやりたいが・・・そんな自分にも情けない。