明日から高校で期末が始まる

さりげなく中２が一人迷い込んで夕方になる。それこそ悠々と遊んでりゃいいのにな。

そして昨夜休んだ中３も復帰、少しだけ賑やかになる。

戻って来た中３は三平方・・・亮太と陽斗は春休みにやってないので最初っからだ。俺は高２の密航者のお母さんと少し話す。将来の職種は憧れも半分で決まっている。具体的にはその職種から逆算して大学も決まってくるわけで・・・微妙に高い。今から勉強すれば攻略可能かもしれないが趨勢を握るのは国語・・・かな。お母さんは入塾希望だがこればかりは本人次第だ。それでもこの一週間、高校から戻るとすぐに塾に来て帰るのは午後10時くらい。昨日と今日は高３顔負けで勉強していた。別においしい授業はしていない。俺もこの一週間で話したのは初日、そして今日が二回目・・・志望大学の教科配点について説明しただけだ。センター900点、二次が600点、計1500点のうち500点が英語だ。そりゃ、まずは英語からだろ。

午後８時、研究室から諒（21期生・三重大学工学部院１年）が登場。

 

明日から後半戦が始まる

午後に星翔がやって来て、いつもの席に座る。俺は指示は出さない。

２学期中間試験の準備に入っている。過去の良問を探す旅だ・・・これがなかなか楽しい。同じ先生の問題だが、以前南郊中にいた頃の問題は今いち、ところが10年近く経った今、旧津市内の某中学で作った問題、これがまたいい問題。「ほんまに立派にならはって・・・」と肩を叩きたくなる。つまりは一人の先生の過去と現在を眺めることができる・・・子供であれ、先生であれ、人の成長を眺めることが嬉しい。

匠から物理の質問・・・そりゃルール破り、アカンがな。諒（21期生・三重大学工学部院１年）にメールするとすぐに連絡。「今、大学の研究室なんですけど」　「そっか、津東の生徒から物理の質問きてさ」　「・・・午後８時まで待っててくれたら塾に行きます」　「で・・・どやった、昨日の啓介（21期生・ＩＧＦ所属プロレスラー）の試合」　「いやあ、おもしろかったですよ」　「えっ、何かあったか」　「・・・塾に行ってから話してあげますから」　「オマエ、性格悪いね」

昨夜、ＩＧＦの名古屋大会。メキシコから凱旋帰国？の啓介が試合をやっている。俺は行きたい気持ちはヤマヤマだったが、期末のど真ん中・・・数では少なくなる後半戦の生徒に申し訳なくて行けなかった。中京プロレスを買いにいくつもりだったが・・・お預けだ。

一人迷い込む高２の密航者・・・今日も来ている。

友希、ビールありがとう

未明に起きる・・・昨夜はかなりの疲弊、午前１時には寝ていたと思う。たまたま起きたらなでしこ・・・別になでしこのために起きたんとちゃうけど、やっぱ見るがな。４年前の決勝は玄太（24期生・三重大学医学部２年）の親父さんと龍神（17期生）と見ていた覚えがある。

『オークランド』の駐車場あたりで試合終了になるだろうと塾を出る。駐車場ではポツリポツリと手元の携帯を眺めながら応援している人たちがいる。スオミの湯・・・別になでしこやないで。

塾に戻り高校生の部屋の掃除、一番乗りは匠（津東１年）。明日から期末試験だ。ウェットティッシュが切れたと英里香（高田文理１年）、『バロー』に走る。ついでに足らなかったＡ４も調達。戻ってから英語の授業、知愛（津高３年）とのマンツーマン。

中国の親父さんから書き込み・・・嬉しいね。こんな時に空間を越えるネットは凄いよ。

ウチの塾生で勉強の苦手な生徒、３学期にかなり頑張って各教科を15点ほどを上げた。もっと上げるつもりだったが、時間対効果の燃費が悪い生徒だ。それでも高校入試目前の先輩たちと同じように深夜まで本当によく頑張った。しかし内申では見事に３が２に下がっていた。授業中に寝ていたからだ。このあたりが今のシステムの最大の問題だと思う。授業中の態度、それも大切かもしれないが比重がかかりすぎる。

学内順位50番の生徒が20番になったら、担任からは「たまに寝ていたことはあるがよく頑張った」　90番の生徒が50番になったら、「授業中に寝ている。順位よりはまず授業中の態度を律するべきだ」　順位でコメントが違う、これはこの先生だけの傾向でなく、かなり普遍性があるように思える。でも・・・子育てと同じだ。たまには褒めてやらないと子供は生きるのが嫌になる。

結局は今の現状では品行方正の生徒を大量生産しているだけのような気がする。どこに出しても態度だけは気に入られて、全てにそつなくほどほどにだ・・・兵站にはいいか、でも戦場には向いていない。こんな状況にいらだちを隠せないのが俺だけでなく、意外なところにいた・・・鈴木知事。今年の３月の入試直前に試験内容の変更についていろいろと提案があったようだが、時間がないことからほんの一部の改変に留まった。・・・星河（津高１年）や海斗（津東１年）が漏らした去年までの傾向との違和感、これで納得できた。つまり、知事肝いりでの抜本的変更が具現化するのが来年の入試となる。

この７月、まるまるひと月をその対策に充てる。

2015-06-28 07:52:16

ミニやで。

2015-06-28 06:55:54

なてしこ、おめでとう。今からお風呂。