お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
遊軍の絵梨香(18期生・立命館大学情報理工、ちなみに授業料免除特待生)がやって来た。
お家の晩御飯を作ってからの登場だ。
俺と龍神は高3の英単語の試験を全面で受けている。
中学生の部屋では、里恵(7期生)の授業が始まる。
今夜は去年の三重県統一テストの第一回、平均点54点の一品。
入試の趨勢を分けるのは国語だ。
中間や期末試験ならば言うことさえ聞いてくれれば85点は保証できる。
しかし、入試問題となるとそうはいかない。
初めての文章をいかに早く、いかに正確に読み進めることができるか。
このためには普段から教科書以外の文章を読み進める必要がある。
そして、それに対する懇切丁寧な説明が不可欠。
中間期末試験直前の次期を除けば、里恵の授業は実施される。
津東以上の進学校を望むのならば、水曜日のこの授業をいかに活用したか・・・それが入試の勝負を決める。
そんな里恵の授業の合間を縫うように、遊軍が動きまわる。
絵梨香は中1の詩乃や駿、中2の慎也を担当。
この中学生たちが帰ると今度は高1・・・夏休みの宿題を持した高1が虎視眈々と絵梨香を狙っている。
今日の里恵の国語。
中3では文哉だけが平均を上回った。
ところがトップは中2の沙緒里だ。
国語に関しては、英語同様に学年は関係ない。
しかし英語は努力が実る教科だが、国語にはその保証はない。
ゆえに早くから受験体制に入る必要があるのだ。
いっぽう、龍神と俺は小康状態。
長い長い夜はこれからが本番だ。
『テルマエ・ロマエ』を読み終えた龍神、いったん家に戻る。
クリックのほう、ほんまに頼んます。
里恵(7期生・国語講師)がやって来た。
真ん中の部屋の龍神と話し合う、今夜の高3の現代文だ。
英語の試験に通過した生徒が今んところ2名・・・里歩とあいりと香保。
合格してないメンバーも多く、あいりも都合が悪いとかで今日の授業は中止となる。
絵梨香(18期生・立命館大学情報理工2年)から電話・・・忘れてた。
ブログには書いたが本人に連絡するのを忘れていた。
今夜から絵梨香遊軍。
水曜日は講師の龍神や里恵が文系であることに加え、勉強が苦手な生徒が来る日だ。
絵梨香なら高1の宿題を任せられる。
そろそろ季節はずれのの宿題の質問がドッサリ来そうな時期に入る。
俺は本当に中3に集中したいのだ。
中1がらみでおもしろくないこともあり、真ん中の部屋のベッドで仮眠。
本当に中3に集中したいが、なかなか・・・。
凌之が質問しに来た気配があったが、里恵がやっつけてくれたようだ。
1時間ほど寝た。
これでもう少し頑張れる。
あと1時間で絵梨香がやって来る。
午前5時、やっと『永遠の0』を読み終えた。
高校生の部屋の気配は分からない。
龍神ともども眠りこけているかもしれない。
亜里(津高3年)と良幸(津西3年)がまだ残っていたはずだ。
朝まで暗記する。
昔ならよく見慣れた光景。
しかし現代人最後の宗教「健康」が闊歩するなか、さすがにウチの塾もまたその類の下品さは影をひそめた。
「努力しても英単語が覚えられへん? あのな正知、言い訳はいらん。英単語を覚えられへんのやったら、それは努力してへんちゅうこっちゃ!」
征希(4期生・カイロプラクティク自営)が学生時代、正知(7期生・高田高校教諭)あたりによく言ってたセリフ。
2群に落ち、私立高校進学を潔しとせずに横須賀にある自衛官の高校に進学。
そして3年後に征希は塾に戻る。
「高校受験に落ちた僕がこんなことを言うのは本当に不遜なんですが、それでももう一度大学受験で勝負してみたいんです」
征希にとっては英単語が地獄。
なにしろ高校では大学入試の英単語なんざ教えてもらっていない。
まさに中学単語からやり直しの1年が始まったわけだ。
「言い訳はいらんわい。受験生やったら覚えろ!」
そんな熱かった征希の二人目を見に行ってきた。
親の遺伝か・・・この子もまた指が長い。
親馬鹿チャンリン・コンテストで優勝する覚悟大ありだとか・・・。
橋本ドクター本命、対抗が征希、じゃあ穴馬は?
さすがにこのクラスだと抱いても泣かれない。
朝方まで籠城戦が続く。
さすがに龍神の表情から覇気が失われている。
俺は・・・いつもと変わらない。
むしろ、4時間も寝て申し訳ない気もある。
ともかく、2日目が始まった。
午前9時に香保スタート・・・ミス2。
そして、あいりと里歩が今は試験中だ。