ようやく発着ホームが示された。13番ホームである。ダイヤ上の当駅での停車時間は7-8分くらいあったと思うが、遅れて到着し定刻に発車するようである。ちなみにその5分後にはテルミニ行きのユーロスター「フレッチャロッサ(赤い矢)」が発車するみたいである。
そして、イタロ入場。先述のように停車時間が極めて短くなっている上に、我々の乗車する6号車はかなり前の方にあるために落ち着いて撮影ができず、
ちょっと残念であった。
イタロの乗ってみる。座席はリクライニングなしのクロスシート(ロマンスシート)で座席の回転もできない。TGVと一緒やね・・・。というわけで、我々は進行方向と反対向きの座席でローマに向かうことに。
17番が窓際と言うことね。誰が見てもわかるユニバーサルデザイン。これはいい!!ちなみに座席は飛行機や新幹線のように「前から何列目のABCD・・」という座席ではなく「端から1234・・・」となっているため、番号見ただけでは窓際か通路際か並び席なのか他人と向かい合わせなのか不明。これは近鉄特急と同じスタイルでいただけないように思う。
フィレンツェS.M.N.駅を出発。ちなみに「S.M.N.」は「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の略称で、正式には「フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ」駅になると思われるが、観光ガイドブックには単に「フィレンツェ中央駅」と記されたりしている。
「駅の周辺は治安が悪い」ということと呼応するかのように駅施設には落書きが多く存在する。
複雑な駅構内の配線を撮ろうと思ったのだが窓ガラスが歪んでいて上手く撮ることができない。それともう一つ、線路のおよそ半分くらいが白く塗られているのはなぜ??
本当にラッピングではと見間違うような手の込んだ落書きのされた列車。
フィレンツェ駅を出てしばらくの間、至る所で見かけた謎の落書き「SHIVA」。
そして落書きはこんなところや
こんなところにも。。。
フィレンツェC.M.駅を通過してアルノ川を渡ると南に向かって一気に加速を始めるのであった。
つづく
イタリア紀行☆2013☆【35】~イタロと言ったろぉ《2》~
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