まっしゅ★たわごと

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イタリア紀行☆2013☆【59】~ローマのトラム《4》~

2013年08月01日 23時09分03秒 | イタリア



フランス行った時はメトロにハマった私、イタリアへ行こうと決めたときにはトラムなんてアウトオブ眼中やったのに、今はトラムに首ったけ。。。せっかくなので写真撮った中から触れていない部分について、もう少し触れてみたいと思う。





上の2つの写真はヴァチカンのサン・ピエトロ広場の少し北側にあるリソルジメント広場にある19号線のループ式の終端駅。ループの一部に分岐の跡が残っているけど、廃止線なのか延伸予定線なのかは不明。ヨーロッパでは、しばらく前からLRT(ライト・レール・トランジット)ということで路面電車が復活してきているという話が出ている。ローマはけっこう昔から路面電車が走っているイメージがあって、古い町並みを残している街だけにトラムについても同様に、何十年も前のポンコツをポンコツのまま走らせているものだと思っていたけど、新しいタイプの車両が導入され、しかも路線がどんどん延伸されているみたいなので、ものすごく意外な印象を受けた。







たぶん、チルコ・マッシモ付近。そして、たぶんトラム3号線。この路線て、もっと古いタイプのものが走っていると思っていたけど、長い連接車だったのが意外やった。そして、この長さでコロッセオの外周をウネウネと走る様は圧巻やったのではないかと思った。





これはどこかな?窓の上に行先方向幕に「19」と書いているからトラム19号線。





19号線はサン・ピエトロ広場の北側からボルケーゼ公園・ローマ大学の北側をかすめ、テルミニ駅の東側にあるマッジョーレ門から東進する路線。





ローマ市内観光ツアーの日に、この辺りは3回くらい通っている。





よーく見ると軌道の敷き方がけっこうアバウトなんだよね。日本みたいに道路の真ん中から順に「トラム・車道・歩道」と綺麗に並んでいるところなんて全くなく、歩道すれすれにトラムの軌道があったり、道路のどっちかに偏っていたり、車が通れるスペースがいじめられていたりと自由奔放に作られているような印象を受ける。





19号線はこの先で2号線?と合流してまた更に分岐している感じ。グーグルマップでは建物の陰に隠れて見えないし、ストリートビューではその先に行けてないし、結局どうなっているのかはよく分からないのだけどね。で、割と実際に近い路線図ってどれだろうと思って探してみると、こんなんを見つけた。

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/5252/tram.htm





ポポロ広場のすぐ北側にあるトラム2号線のフラミニオ駅。





ここもローマ市内観光ツアーの日に、バスで何回か通ったけれど、車窓からの風景だけ見ることができた。





ここも3号線と同じで、割と新しい車体を使っている。いわゆる、フリーザ顔ってやつ。





ローマのトラムって系統が幾つかあるけどナンバリングを並べていると、2*3*5*8*14*19 だけのようである。はて?他のナンバリングはどこに行ったのかねぇ。ちなみにイタリアの観光ガイドの中でトラム軌道がこと細かに書かれているのは、「ことりっぷ」の“とりはずせるMAP”だと思う。「地球の歩き方」よりも「るるぶ」よりも詳しいと思う。次回はローマの最後の朝食から書き始めたいと思う。

つづく


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