KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

個人的見解。

2015年03月06日 | 洋食
例年のメーカープレゼンが
東京で開催され出席しました。

プレゼン後の懇親会で、美味い
銀座久兵衛の寿司を食べてると
携帯にメールが入りました。

なにかなと思って見てみると

それは

kyoku さまの搭乗予定の便は
千歳の今後の天候調査次第で
欠航する恐れがありますので
便の変更をお勧めします。


といったような内容で
航空会社からのメールでした。

そのような可能性があるので
とりあえずお伝えします。
便を変えるかどうかは
あなたが決めて下さい。

ということなのでしょう。

そのとき私の便の前後の便に
空席は若干あったようです。

私の予約はプレミアムですが
前後の便でプレミアムに空きは
ありませんでした。

便を変更することが吉なのか。
プレミアムにこだわって
変更しないのが、吉となるのか。

でも、今日中に帰れなければ
プレミアムがどうのこうのと
言ってる場合ではありません。

かと言って変更したところで
それが必ずしも飛ぶとは限らない。

乗り換えた便が飛ばなくて
元の便は予定通り飛んだ
なんてことになったら最悪。

これは、チョットした賭けです。

とにかく航空会社に電話して
どうしたらベストかを聞くと

もう少し様子を見てという
アドバイスでした。

でも様子を見ているうちに
前後の便の空席がなくなってしまう
リスクがあります。

航空会社では
予定の1時間前にならないと
飛ぶ飛ばないを言えないらしく、
今、便を変えるかどうかの決定は
私がしなければならないようです。

私は様子を見る選択をしました。

電話を切る前に先方が
いずれにしても早めに空港へ
というので、懇親会をそこで辞し
あとの予定をキャンセルして
羽田へと向かいました。

久兵衛の美味い寿司を

もう少し食べたかったのですが。

帝国ホテル「なか田」の江戸前も

ひと皿しか食べられなかったし。


空港に着いたのは予定出発時刻の
3時間まえでした。

やはり欠航が出ているので
ロビーは混雑していました。

プレミアムクラスカウンターへ行き
私が乗る便の前後の状況を問うと
すでに空席はありませんでした。

もう便の変更は効かない。

予定の便まで待つ覚悟が出来ました。

そのカウンターの女性スタッフが
とても素敵な方だったので、
私は去り際に聞きました。

あなたの経験から言って
この便は飛びますか?

結果が違っても怒らないから
聞かせて下さい・・・・
と。

すると彼女は

あくまでも私の個人的見解ですが・・・

と前置きして

・・・たぶん大丈夫です。

と言いました。

この一言で私はなんとなく安心し
プレミアムラウンジで

酒を飲んで本を読みふけりました。

3時間後。

私の乗った便は予定通り

滑走路を飛び立ちました。

フライトまでの3時間。

安心してゆっくりできたのは
天気の回復を予想した
彼女の個人的見解のおかげ。

そして、もし彼女の予想が外れ
結果的に欠航だったとしても、

その日に帰れなかったとしても
それはそれで、そういう結果。

3時間待つあいだ
ハラハラすることなく過ごせたのは
何よりのことでした。

ゆっくりしてもハラハラしても

飛ぶものは飛ぶ。

欠航するものは欠航するのです。



安心感。

大丈夫だよ。ボクがついてるよ。

人を安心させる言葉。

人を安心させることの出来る人って

ステキだな。



プレミアムなゆったりシート。
プレミアムな機内サービス。

美味しいプレミアム御膳。

そして美味しいシャンパンを。yokukenzo
コメント
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