筑波山梅まつりと霧の中の山
3月7日、小雨が時々降る中の筑波山へ行ってまいりました。
筑波山は家からも見えるけれど、一度も山頂まで登った事のない近くて遠い山でした。
だいたい今まで友人に秋の紅葉の季節に行こうと誘っても、筑波山は黄色が多いから綺麗じゃないとか、違う季節にはさらに山には興味がないとかでいつも却下。
でも私にはいつかは行ってみたい山だったのです。
折しも「花燃ゆ第6回」の感想の中にも書きましたが、吉田松陰の「東北遊日記」の中に筑波山に登った記述もあって、さらに興味も増すと言うものです。
そんなわけで今回やっと姉と妹との3人で筑波山に行く事が出来ました。
筑波山は低山で、実は小学生の遠足のコースにもなっています。
遠足だからと言って、ちょっと良いシャツを着せても、山頂ではみんなそのシャツを脱いでランニングシャツで集合写真を撮っていると言うような、そんな山。
ちゃんと登ってみたいけれど、ノートレーニングですし、何しろ膝にも不安があり体重過多ですし…と言い訳たくさん。ゆえにシャトルバス&ロープウェイのコースで行く事にしたのです。
3月31日までケーブルカーはメンテナンスのためにお休み中です。
それでもロープウェイを往復するとお得になると言う筑波山切符を利用しました。
私のイメージでは、お気楽バスの旅のようなものだったのですが・・・・・
つくば駅からシャトルバスで40分、筑波山神社入口下車。
そこから下に少し戻って、梅まつり会場に向かいました。
白梅は3分咲き、紅梅は満開と表示が出ていました。
今回は梅の写真をたくさん撮ってきましたのでフォトチャンネルでアップしましたが、同じものですが画像でも少しずつ載せていくつもりです。
梅まつり会場では梅入りの酒粕を頂きました。
小雨が残念と言う所ですが、どうも梅の花見に、私は天気には恵まれないようです。
そう言えば昨年は京都の北野天満宮では、突然降り出した雪が大雪になり、幻想的でもあり寒さで震えながらでもありと言う花見だったことを思い出しました。
→「図らずも一人旅【北野天満宮の梅と雪】」
それに比べたら、小雨なんか何のこれしきと言う感じです。
だけれどその会場を後にして、またシャトルバス停に戻る時は上り坂。なんたって筑波山はお山ですから。
はぁはぁぜえぜえと言ってしまいましたよ。まったく情けない限りです。
シャトルバスでそこからつつじが丘に向かいます。今回は筑波山神社はパスでした。
つつじヶ丘からロープウェイでほぼ6分で女体山駅に向かいます。
そこに着いた途端、姉が張り切りだしました。
彼女は今は少々多忙ゆえ、オヤスミしていますが趣味が登山なのです。
どんな登り方をしたって百名山の一つ制覇なのだそうです。
またもここで私のお気楽ロープウェイ登山のイメージが・・・・・・。
だって、この世界ですから。
山はすべて霧の中。
そして
梅の可愛らしく美しい風景も良かったのですが、この幻想的な風景もたまりません。
しかも山頂に行く手前は
すっかり侮っていた私たち。靴はスニーカー程度だったので、本当に声を掛け合って登っていき降りてきました。ケーブルカーもメンテナンス中と言うことで最初から女体山止まりの計画だったのですが、この道では男体山まで行くのは、私たちにはきつかったと思いました。
滑らずに登って降りてきて見ると、なかなか楽しかったなと感じました。
登山は姉について行って、一回しか経験がないのですが、あの時はみんなに迷惑をかけてはならないと、本当に毎日歩いてトレーニングしたんです。
また頑張りたいような気持に、ちょっとだけなった私です。
クリア!!
山頂からは全く何も見えなかったのですが、梅まつり会場からは眼下に広がる風景も綺麗でした。
でも私、この日はかなり疲れました。
日頃の鍛錬、大切だと反省中です^^