森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

世界遺産エフェソス遺跡

2019-06-20 12:22:36 | トルコ旅行記

本当は羽田での楽しかった事とか飛行機の中の出来事とかいろいろあるのですが、だけどそこから丁寧に書いていると、ちっとも「トルコ」が始まらないので、とにかく幕を開けなくちゃと言う感覚で、初日の最初に訪れた所のレポを書こうと思いました。

「世界遺産エフェソス遺跡」、そのままのタイトルですが、本当は冒頭に「死ぬかと思った」とかつけたり、副タイトルとして「頭の中に浮かんだ言葉は熱中症」とか付けてしまいたいような気持ちになっています。

世界遺産様に申し訳ないので、やっぱりシンプルにいきますが、正直マジやばかったです。

第一印象がそれでこんな書き方から始めてしまうと、「レポ」と言っても、観光地レポではなく、あくまでもマイ観光レポになってしまいそうです。

ガイドさんは初日で元気溌剌。でも私たちは待ち時間移動時間も合わせて18時間ぐらいかけて来ていて、疲労も蓄積されたところに、暑いわ広いわで、

「キャー、素晴らしい~~!!!」という気持ちも半減されて、

「日本では命に危険を感じたら中止する事になっているんですよ。」とガイドさんに伝えてあげたい衝動に駆られていました。

と言っても、これは個人個人の体調&感覚の違いもあるので、一概には言えない事ですが、比較的暑さに強い私が、音を上げてしまった場所だったのです。

だけどそれはこの場所が悪いと言うのではなく、私の海外旅行不慣れが一因にあったのですね。

暑さに強い私と言いましたが、それは本当です。いつもなら少々の暑さは平気で、かなり暑い昼間でもウロウロしている時もあります。でもそれは必要に応じてハンカチを濡らして顔を冷やしながら歩いたり、木陰で休憩を取ったり、そしてそれなりの飲み物をちゃんと飲んでいるからです。

 

この時持っていた飲み物は水だけで、自分のペースで休憩できるはずもなく、体を冷やすものなどもなくて、ひたすらみんなに付いて炎天下の中を歩いて行きました。

そしてこの時に脳裏に浮かんだ言葉は「熱中症」だったのでした。

不慣れな者は、海外が何か特別なお出掛けになってしまうようで、普段の準備をすっかり忘れてしまっていたのでした。

この旅行も、相棒は星子さん。海外旅行経験の多い彼女は流石に抜かりが無く、冷えピタ持参で体をクールダウンさせるペーパーも持っていたので、それを分けてもらいました。

私にとっては、旅する季節に合わせて、どこに行くにもいつもどおりの準備は大切と言う事を学んだと言っていいでしょう。

 

他のツアーの皆さんで、「熱中症で倒れるかも」と思われた方はいたかどうか不明ですが、だいたいは一杯説明してくれたガイドさんの言葉は、暑くて右の耳から左に抜けて行ったと言っていました。

( *´艸`)

 

と、長々と「大変だったアピール」をしてしまいましたが、心の半分はちゃんと動いていて、感動もしていました。なんたって街一個分の廃墟です。

↓ トップ画像と下の画像の右側の物は「ヴァイルスの浴場跡」らしいです。

↓ 公共の建物(役所的な)があった場所らしいです(発掘中)

 今も残る水道管。

↓ 遠目で確かではないのですが、タチアオイでしょうか。この花が野に咲き乱れていて綺麗でした。

 

画像も良いものを載せたと言うより、持っているものを選ばずに載せたと言うのが正しいです。

この辺りで、私のスマホさんが内部温度上昇の為にアウトになってしまったからです。

星子さんがカメラを貸してくれたので、この後に写した写真もいつかお見せ出来るかもしれません。

だけどこのブログ記事の為に、少々星子さん撮影の物をお借りする事にしました。

(以下は星子さん撮影)

↑ ハドリアヌス神殿です。レリーフにエフェソスの起源などが描かれ、とても美しいと思いました。

 

↑ セリシウス(ケルスス)図書館

アレキサンドリア、ベルガモの図書館に次ぐ世界三大図書館の一つでした。135年に建てられ3世紀に破壊されたらしい。

「らしい」と言う言葉が続いてしまいますが、なんたってボーっと生きていましたので。

 

そんな事を言いながら、初日の最初の観光なので、頭の先からつま先まで汗びっしょりでしたが、見た目はすこぶる元気に見えました。

珍しく大写し・・・・(^_^;)

図書館に至る道です。

↓ クレディア通りのモザイクです。

 

 

そして最後は、エフェソスの猫たちに癒されて

途中のドライブインのフレッシュジュースで息を吹き返した私でした。

 

ヒッタイト、ヘレニズム、共和制ローマ、東ローマ帝国・・・・

この都にはクレオパトラも滞在したのだとか。

なんだか世界史を勉強し直したいなあという気持ちがむくむくと湧き起って来たと言うのが、二番目に感じた想いでした。(一番目は「熱中症で倒れるかも」でしたから( *´艸`))


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二人のお母さん | トップ | パムサーマルホテルにて »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tkgmzt2902)
2019-06-20 22:54:35
6月のトルコ、熱中症対策を旅行社はしっかりいっておくべきですよね。
私が行ったのは11月。温泉プールと部屋の温度差で体調が悪くなったり、カッパドキアでは小雨でまた体調が悪くなったりと、涼しい時期でもすんなりはいきませんでした。
それでもトルコ旅行は盛り沢山でした。
いい思い出になりますよ。
tkgmzt2902様 (kiriy)
2019-06-21 10:28:01
おはようございます。
>それでもトルコ旅行は盛り沢山でした。
本当に、今しみじみと思っています。
今、ご一緒したお友達との間でlineのアルバム作りをしているのですが、その写真を見ているだけで、「盛り沢山」を実感しています。

>温泉プールと部屋の温度差で体調が悪くなったり
11月だと、そう言う事もあるのですね。
折しも、次の記事はその温泉プールのお話なんです。
昼間は暑かったけれど、そのプールの事を思うと、この気温は良かったのだと思いました。

>6月のトルコ、熱中症対策を旅行社はしっかりいっておくべきですよね
旅の栞には、気温の寒暖差や冷房対策で一枚羽織るものの事しか書いていないので、注意がそっちに行ってしまうのですよね。私のようにうっかりさんは、他にもたくさんいらっしゃると思うのです。
やはり一言、欲しかったかもしれません。
そう言ってくださって、ありがとうございます♪

トルコ旅行記」カテゴリの最新記事