森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒14『第五話 2045』

2015-11-19 01:04:39 | ドラマ(相棒)

2045年問題については、ここのまとめなどを読むと分かりやすいです。→ここです。

 

ジェームズ君、目も口もないコンピューターまんまで見ていても感情移入しにくい。それでも名前など付き言葉などを話すと、それは単なるプログラムに過ぎなくても、擬人化していってしまうものなのか。

因みにうちのお風呂だって言葉は話す。

「湯張の準備が出来ました。」とか「湯張が完了しました。」とか。でも擬人化し愛を感じる事など全くないよ。

共に頑張った想いが擬人化させたのか。

それだって研究者の菜美子とジェームズ君が共に頑張っているように見えるけれど、本当に頑張っているのは菜美子ひとりなんじゃないかとも思ってしまう。本体が動けば影が動くのと同じように、開発が進めば人工知能も進化するものではないのか。

またいくつもの人の感情パターンをプログラムすることによって、人工知能は人の感情は読み取ることは出来るようになるのではないかと思う。ただそれは人口知能自体が感情を持ち何かを感じると言うのではないと思う。

人の感情を読み解くのと自身が感じるのでは大きな壁があるのではないだろうか。

 

SF、大好き。

その割には今回の「相棒」はつまらなく感じて途中まで見ていました。

何となく最初から犯人はあの人だし、きっと動機もそんな所だろうしって、そんな薄々感が漂っちゃうし・・・・。

ジェームズ君が右京にチェスに負けたシーンの

「あなたの勝ちです。」は、なんかさらに変なのと思ってしまったのでした。でもそこがこの事件の解決の糸口になろうとは。

普通の人には気が付くことが出来ない微妙な所だと思いました。

 

ところが私、そんな冷めた目で見ていたにもかかわらず、ラスト前に心が大きく揺れました。

母性と言う言葉に弱いのか、それとも「さよなら」と言う言葉が切なかったのか、ジェームズ君の「ありがとう、菜美子」と言う言葉とともにパソコンの画面が消えて言ってしまうシーンが衝撃的だったのか、私はちょっと悲しくなってしまったのです。

ああ、昔見た「アゲハ蝶」と一緒だなと思いました。一人の人の熱演が心を打ったのです。

理解するものは多々いないと思います。そんな彼女の世界感。

殺されたエリート官僚〈とてもそうとは思えなかったんだけれど〉の藤井だって、まさか自分がそのような事で殺されるなんて夢にも思っていなかったと思います。

 

SFチックな今回の「相棒」は、ちょっと冒険シナリオではないですか。

それ故にラストの右京のまとめ発言には、ちょっとがっかりしました。

2045年に人工知能が進化を遂げた時に人間も負けない進化をして言って欲しいとか言うようなものだったかと。

なんだかチョー安易発言に感じ

人間の進歩とか進化ってなんだよって心の中で思ってしまったのでした。

 

ところで私、今日思ってしまったのですが冠城さん、セリフのない時にそんなにアピールしなくって良いですから、もう。

うざいわ、ちょっと。

あっ、すみません。ちょっと眠くなって来てしまったので思わず本音が・・・・m(__)m

 

※ ジェームズ君、知らないうちにネットに入り込んでくるある意味ウィルスになってしまったの?

それとも見えない世界を徘徊し、いつかモンスターになってしまうのかしら・・・。

 


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