森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

バイオハザードⅢ

2007-11-17 09:06:02 | 映画
 Tウィルスの感染はとまらずに、世界は滅亡してしまった。わずかに残った人類は一箇所にとどまることが出来ずに旅をし続ける。

砂漠の道をバイクで走って行くアリスの姿は、かっこ良かった。でも、このシーン見たことがあるなあと思ったら、「20世紀少年」の中の世界滅亡後のケンジ登場シーンそっくりだ。世界滅亡にバイクは必須アイテムに違いない。


強く、ひたすらかっこいいアリス。

さすがゲームから出てきただけ物語だけあって、レベルがガンガン上がっている。そうやって考えるとラスボスに当たるアレも見ごたえはあったりして・・・。でも、その最後は・・う~ん、かな。

 まじめに考えてしまうと、なぜ全世界が滅びるまでTウィルスを放置したのか、またはなぜ人類をウィルス蔓延まで放置したのか、有り得ないだろうといってしまえば、この映画は終わってしまう。

スイッチを入れればゲームの中のパラレルワールドが開くように、この世界の恐怖を楽しめばいい。そう思って見てみると、なかなか楽しめる。

キャと言ってみたり、ワッと小さく叫んでみたり、思わず片目を瞑ったり、片手で顔を覆ったりと忙しい。


 

 映画の感想としては、コレではあまりなのでネタばれしない様に少しだけ書くと、噛まれたら、その後どうなるのか分かっているのに潔くないあいつは、どうなんだろうと思った。実際にはそんなものかもしれないが、なんだか苛ついた。でも、あいつが潔くなかったお陰で、次の展開があるわけだから、すべては「必然」のことだったのだろうか。すべての出来事には「意味」があるなんて言ったら「サイン」の感想になってしまうかもしれない。

だけど、このシリーズ、あのレーザーのシーンが本当に好きだよなぁ。

最後に映った日本のシーンは、この物語を生み出した日本への敬意かな。



ところで、この映画はプチレジャー代わりに家族四人で11日の日曜日に出かけた。映画館は中学生や高校生の男子でいっぱいだ。

面白かったよね、と私が言ったら、夫は
「面白かったけれど、う~ん・・と言う感じかな。」と分別くさくそう言った。
「まあ、中味はないよね。」と子供1のラッタさんが言った。


私は、ふと、
―君が人生の多くの時間を費やしてやっているゲームと言うものに「中味」なんてものが合ったのかと、問うてみたい気持ちになった。


でもこの映画は、彼らの言うところの「中味」とかはないかも知れないが、駄作と言うわけではない。
本当の敵は残されたままだし、次回作の可能性もありそうな気がしてしまった。


ところで、私はこの主演のミラ・ジョヴォヴィッチが好きな割に名前がちゃんといえない。いつもミラ・ナントカと呼んでいたが、しっかり覚えることにした。でも、この人ドレスの時と顔が違う。名前より顔の認識が出来るのだろうかとふと思ったのは私だけだろうか。
コメント (2)
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