岩波ホールで『亀も空を飛ぶ』を見てきました。
フセイン政権崩壊後初めてイラクで撮られた映画です。
それも、フセイン政権下で迫害を受けたクルド人の子供の目を通してみたイラク戦争。
重いテーマで、いろいろ考えさせられるものでした。
しかし残虐というよりは幻想的なシーンも多く、映画としての完成度は高かったと思います。各国の映画祭で沢山の賞を受賞したのもうなずけます。
強いメッセージ性を持つ映画は敬遠されがちですが、自分たちの生きている地球をグローバルな視野で見るためには、こういう映画を見て考えるのも大切だと思いました。
孤児や難民の子供が助け合って知恵を尽くして生きていく姿は微笑ましくて感動的。でものしかかる現実はかなりしんどい。
情報が欲しいと、衛星放送用のパラボラアンテナを市場で買ってきて、それを取り付けて村人が先進国のテレビ番組を垣間見るのですが、確かにそれらは私にも「穢れたもの」に見えました。
日本で平和ボケしている場合じゃないぞ、何かできないのかしら?
と考えさせられました。
映画についてはこちらに詳しくあります。
あらすじはこんな感じ(ネタばれあり)(上のサイトからいただいてきたものです)
アメリカ軍によるイラク侵攻の直前、トルコ国境に近いイラクのクルディスタンの村で。口が達者で便利屋でもある戦争孤児サテライトは、子どもたちを使ってのアルバイトの元締めをしていた。そんなサテライトが孤児の少女アグリンに一目惚れした。アグリンは両腕のない兄のヘンゴウと、目の見えない赤ん坊と3人で避難して来たのだった。ある日、ヘンゴウが不吉だと告げたトラックが爆発した。彼には予知能力があったのだ。ヘンゴウは戦争が始まることをサテライトに告げる。
フセイン政権崩壊後初めてイラクで撮られた映画です。
それも、フセイン政権下で迫害を受けたクルド人の子供の目を通してみたイラク戦争。
重いテーマで、いろいろ考えさせられるものでした。
しかし残虐というよりは幻想的なシーンも多く、映画としての完成度は高かったと思います。各国の映画祭で沢山の賞を受賞したのもうなずけます。
強いメッセージ性を持つ映画は敬遠されがちですが、自分たちの生きている地球をグローバルな視野で見るためには、こういう映画を見て考えるのも大切だと思いました。
孤児や難民の子供が助け合って知恵を尽くして生きていく姿は微笑ましくて感動的。でものしかかる現実はかなりしんどい。
情報が欲しいと、衛星放送用のパラボラアンテナを市場で買ってきて、それを取り付けて村人が先進国のテレビ番組を垣間見るのですが、確かにそれらは私にも「穢れたもの」に見えました。
日本で平和ボケしている場合じゃないぞ、何かできないのかしら?
と考えさせられました。
映画についてはこちらに詳しくあります。
あらすじはこんな感じ(ネタばれあり)(上のサイトからいただいてきたものです)
アメリカ軍によるイラク侵攻の直前、トルコ国境に近いイラクのクルディスタンの村で。口が達者で便利屋でもある戦争孤児サテライトは、子どもたちを使ってのアルバイトの元締めをしていた。そんなサテライトが孤児の少女アグリンに一目惚れした。アグリンは両腕のない兄のヘンゴウと、目の見えない赤ん坊と3人で避難して来たのだった。ある日、ヘンゴウが不吉だと告げたトラックが爆発した。彼には予知能力があったのだ。ヘンゴウは戦争が始まることをサテライトに告げる。
予知能力をもつ少年という配役があるので、どういう展開になるのかという魅力も感じていましたが、幻想的なシーンも多いとの事。まさに、過酷な現実と、子どもたちの純粋な精神の渓谷とでも言うのでしょうか。
しかし、こういった実際の現地に生きる人々の目線でとらえたものから作り出した映画は、より多くの人が見ることによって、またそこから新たな希望への道が開けるのではないかと思うのですが。それぞれの市町村で斡旋するとか、テレビ放映するとかして欲しいなと思ってしまいます。なんせ、私の住んでいる近隣では上映の予定がないのです。とても見たいのに、残念!
ほんとに沢山の人に見て欲しい映画です。
娯楽としての映画もいいですが、考えるヒントとしての映画も大切だと思うのです。
かなりしんどい映画ですが、現実なのだと思います。
単館系の映画でも、人が入れば、他の地方でも上映されることがあるので、まずは東京で、せっせと人に薦めることにしますね。
ミーナさんも見られるといいですね!
フセイン政権崩壊後のイラクは、約二人に一人が栄養失調で、地雷によって手足を失った子供がたくさんいることを知りました。
日本では考えられないことですね!
同じ地球に住んでいるのに、なぜこんなに違う環境があるのでしょう?
早くイラクの子供達が、笑顔で暮らせる日が来ることを祈っています。
このことを知ってから、何か私にできることはないかな?と思っています。
情報がありましたら、是非お知らせ下さい!お願いします。
一度見たことはあるものの、このようなブログ記事を見ていると早くもう一度見たくなります。
何度も書き込んじゃって、ごめんなさい。
ぜひチャンスがあったら見に行ってみてください。見終わって元気が出る映画じゃないかもしれませんが、『なんかしなくては』と人間の正しい道(?)に戻してくれる映画かもしれません。
>frさん
こんにちわ。こちらこそTBさせていただいてありがとうございます。どんどんTB返ししてくださいませ。
私もチャンスがあったらもう一度見てもいいなと思っています。それだけの価値はある映画でした。日本人もイラクの戦後のドキュメンタリーの映画を撮っているようですが、それもいろいろ考えさせられる作品のようです。