事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

庄内映画事情PART15~まちキネ!その2

2010-06-01 | まち歩き

2 「まちキネ!」その1はこちら

 実は今日も行ってきましたまちキネ。二日連続。わたしはかねてから出張ってものをなめてるけど、午後4時に庄内総合支庁でオレを解放したらどうなるかってことよね。前日の同じ研修会に参加したとなりの学校の事務職員は、終わったあとにうちの学校の端末に入力に来たというのに。ひー。

 まちキネのスクリーン数は四つ。うちはシネコンじゃありません!と強く主張しているらしいけど、そうすると港座の立場がないので(笑)、かつて「グリーンハウス再建計画」で主張したように、小都市のシネコンとしてはちょうどいい。とにかく三川に商業ベースばりばりのシネコンが鎮座しているのだから、この映画館にはよほどの工夫が求められる。

 で、オープニングアクトはわたしが観た「スラムドッグ$ミリオネア」、そして「ディア・ドクター」「ハート・ロッカー」「花のあと」(ご当地作家藤沢周平原作ものは人気を集めているようだ)「ローマの休日」、くわえて週末だけの「アンパンマン」など。考えてある。最初の三作品は港座でやろうとして上映料の高さにギブアップしたヤツなのでくやしいけどね。

 そして29日からは庄内映画村で撮影された「座頭市THE LAST」がスタートし、なんと次週からは「母なる証明」や「ウォレスとグルミット」の新作などがひかえている。オレの好みど真ん中じゃん!

 そう考えたら、必死でこの映画館には通わなくては。だって、国の補助金が出たからといって安閑としてはいられないのだ。「スノープリンス」につづいて「座頭市」も厳しい興行成績になっている(6月4日には香取慎吾と阪本順治が三川に挨拶にやってきます)ので、セディックも頭が痛いことだろう。

 なにより、それが影響したかはわからないけど、庄内映画村での次の撮影予定はとんと伝わってこないのだ。鶴岡で映画館が新築された奇跡には、明らかにこの動きがバックにあったはずなのでしんどいな。

 くわえて、「スラムドッグ$ミリオネア」の観客はなんとわたしひとり!港座で毎月感じているように、名画だからって客が選択して入ってくれるほど世の中は甘くないのだった。え?世の中のまっとうな勤め人は平日の午後に映画館には行かない?いいじゃん。だってオレは“ぷれみあむ”だし(T_T)

そしていよいよ「十三人の刺客」に。

コメント (2)
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