・ひだまりスケッチ×365 #01「はじめまして! うめてんてー」
(脚本/長谷川菜穂子、絵コンテ・演出/尾石達也、作画監督/伊藤良明)
ようやく、CBCでも「ひだまりスケッチ×365」が、始まった。
今回も、OPは歌・映像ともに中毒性が高くて、もう何度も繰り返し観てしまっている。
さて、本編は色々な意味で「特別な位置づけの話」のようですな。
まず、ようやく原作第1話がアニメ化された事が一番大きい。「ひだまりラジオ」や「超ひだまつり」の出演者コメントなどによると「ひだまり」は元から2期を予定していたわけではなく、キャラソンや特別編、そして2期制作は全て1期の好評によるものだそうだから、1期の制作段階では原作第1話のアニメ化も全く予定されていなかったわけで、あらためて考えると大胆な構成だ。
まあ、そのおかげで「365」第1話は今回から観る人にも入りやすい内容になったので、怪我の功名か。
他に「特別」な点としては、これまでの「一年間のある一日を一話で描く」と言う1期・特別編通してのフォーマットから外れて、入学試験からゆののひだまり荘入居(&屋根にうめ先生住みつき?)までの約2ヶ月を描いていた事が挙げられる。時系列的には1期も含めて第1話扱い…と言うより、第0話と言ったところか。
この、今までに無い時間経過の描写があったせいで、入試の終わった後にようやくおなじみのカウントダウン映像が出た時には、「やっぱり「ひだまり」にはこれが無いと」と、妙に安心してしまった。
そして、「特別」と言えば、Aパートの「動き」は外せない。朝っぱらから観たせいで、ちょっと酔いそうになってしまった。映像としては「静」のイメージが強い「ひだまり」としてはちょっとやりすぎな感もあったが、インパクトはあったので1話の「つかみ」としてはよかったのではないだろうか。
あと、初めて宮子に「ゆのっち」と呼ばれた場面の演出は、「やっぱりSHAFTだ」と思わされた。あの場面も、妙に気合いが入っていた感じだ。
と、理屈をこねて色々と書いてきたが、ごちゃごちゃ言わずに一言でまとめると、「いい第1話だった」に尽きる。どうも、私は何を書いても理屈っぽくなってしまうのでいけない。「ひだまり」は、その作品世界がとにかく「観ていて心地よい」作品だから、素直に楽しめばいいのは分かっているし、実際観ている時はそうなのだけど、感想を書くと固くなってしまう。
ともかく、色々と特別な作りではあったけれど、1期と変わらず、ゆのっちも宮子もヒロさんも沙英さんもみんなそれぞれの味を出していて可愛かった。うめ先生(キャラ・中の人の両方)も相変わらず。サブタイトルコールは「自分で言うなよ」と突っ込んでしまったが。
それに、原作第1話には出てこない面々にも出番があったのはよかった。わざわざ試験官として夏目を出すあたり、今後の活躍が期待できる。本格的な見所があるのは、体育祭本番と沙英・ヒロ喧嘩の時くらいかもしれないが。
それにしても、今回もTBS地上波アニメの宿命として4:3サイドカットだったが、ゆのたちの名前のアルファベット表記など完全に見切れている部分もあって、制作陣は開き直っているとしか思えない。これじゃあ、「なるべくBS-iで観て下さい」と言いたくなるわけだ。
DVDは予約済みなので、発売されたら「完全版」の映像を隅までじっくり観たい。それまでは地上波で我慢だ。
また、今回も1期の智花関連の描写のようなシリーズ通しての伏線や、今回のみさと先輩への言及のように1期とつながる部分もあるそうなので、1期・2期通しての作中時系列順視聴も面白そうだ。
次の第2話は6日後のお楽しみ…ではなく、実は今、連休を利用して関西の実家に帰省中なので、さっそくもうすぐ第2話が観られる。CBCより5日も早いので、ものすごくお得な気分だ。
昨年も同じ頃に「コードギアス」STAGE24&25スペシャルを最速で観るために帰省したが、今回は特にこれと言った用事はない。強いて言えば、前回の帰省時にも言及した、物置に放置していたアニメ誌バックナンバーの整理が目的だろうか。いくつか、個人的に興味深い記事が発見できたので、サイトやブログでネタにしたい。
しかし、「ひだまり」2話はいいとして、「鬼太郎」がリアルタイムで観られないのはちょっと痛い。とりあえず、明日はさら小僧さんの活躍をもう一度観ておくか。
(脚本/長谷川菜穂子、絵コンテ・演出/尾石達也、作画監督/伊藤良明)
ようやく、CBCでも「ひだまりスケッチ×365」が、始まった。
今回も、OPは歌・映像ともに中毒性が高くて、もう何度も繰り返し観てしまっている。
さて、本編は色々な意味で「特別な位置づけの話」のようですな。
まず、ようやく原作第1話がアニメ化された事が一番大きい。「ひだまりラジオ」や「超ひだまつり」の出演者コメントなどによると「ひだまり」は元から2期を予定していたわけではなく、キャラソンや特別編、そして2期制作は全て1期の好評によるものだそうだから、1期の制作段階では原作第1話のアニメ化も全く予定されていなかったわけで、あらためて考えると大胆な構成だ。
まあ、そのおかげで「365」第1話は今回から観る人にも入りやすい内容になったので、怪我の功名か。
他に「特別」な点としては、これまでの「一年間のある一日を一話で描く」と言う1期・特別編通してのフォーマットから外れて、入学試験からゆののひだまり荘入居(&屋根にうめ先生住みつき?)までの約2ヶ月を描いていた事が挙げられる。時系列的には1期も含めて第1話扱い…と言うより、第0話と言ったところか。
この、今までに無い時間経過の描写があったせいで、入試の終わった後にようやくおなじみのカウントダウン映像が出た時には、「やっぱり「ひだまり」にはこれが無いと」と、妙に安心してしまった。
そして、「特別」と言えば、Aパートの「動き」は外せない。朝っぱらから観たせいで、ちょっと酔いそうになってしまった。映像としては「静」のイメージが強い「ひだまり」としてはちょっとやりすぎな感もあったが、インパクトはあったので1話の「つかみ」としてはよかったのではないだろうか。
あと、初めて宮子に「ゆのっち」と呼ばれた場面の演出は、「やっぱりSHAFTだ」と思わされた。あの場面も、妙に気合いが入っていた感じだ。
と、理屈をこねて色々と書いてきたが、ごちゃごちゃ言わずに一言でまとめると、「いい第1話だった」に尽きる。どうも、私は何を書いても理屈っぽくなってしまうのでいけない。「ひだまり」は、その作品世界がとにかく「観ていて心地よい」作品だから、素直に楽しめばいいのは分かっているし、実際観ている時はそうなのだけど、感想を書くと固くなってしまう。
ともかく、色々と特別な作りではあったけれど、1期と変わらず、ゆのっちも宮子もヒロさんも沙英さんもみんなそれぞれの味を出していて可愛かった。うめ先生(キャラ・中の人の両方)も相変わらず。サブタイトルコールは「自分で言うなよ」と突っ込んでしまったが。
それに、原作第1話には出てこない面々にも出番があったのはよかった。わざわざ試験官として夏目を出すあたり、今後の活躍が期待できる。本格的な見所があるのは、体育祭本番と沙英・ヒロ喧嘩の時くらいかもしれないが。
それにしても、今回もTBS地上波アニメの宿命として4:3サイドカットだったが、ゆのたちの名前のアルファベット表記など完全に見切れている部分もあって、制作陣は開き直っているとしか思えない。これじゃあ、「なるべくBS-iで観て下さい」と言いたくなるわけだ。
DVDは予約済みなので、発売されたら「完全版」の映像を隅までじっくり観たい。それまでは地上波で我慢だ。
また、今回も1期の智花関連の描写のようなシリーズ通しての伏線や、今回のみさと先輩への言及のように1期とつながる部分もあるそうなので、1期・2期通しての作中時系列順視聴も面白そうだ。
次の第2話は6日後のお楽しみ…ではなく、実は今、連休を利用して関西の実家に帰省中なので、さっそくもうすぐ第2話が観られる。CBCより5日も早いので、ものすごくお得な気分だ。
昨年も同じ頃に「コードギアス」STAGE24&25スペシャルを最速で観るために帰省したが、今回は特にこれと言った用事はない。強いて言えば、前回の帰省時にも言及した、物置に放置していたアニメ誌バックナンバーの整理が目的だろうか。いくつか、個人的に興味深い記事が発見できたので、サイトやブログでネタにしたい。
しかし、「ひだまり」2話はいいとして、「鬼太郎」がリアルタイムで観られないのはちょっと痛い。とりあえず、明日はさら小僧さんの活躍をもう一度観ておくか。