雨の流山巡り

 前回の更新から、ずいぶんと間が開いてしまった。
 特に、理由があるわけではなく、別にネタ切れというわけでもないのだが、なんとなく更新をサボってしまった。長い人生、こういうこともある。


 さて、今回のネタは、先月24日に行ってきた関東方面の旅行だ。
 久しぶりの上京だが、アニメ『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』のイベント「ロコドルフェスタ」が千葉県市川市の市川市文化会館で開催されたので、それに参加してきたのだ。

 「ロコドルフェスタ」は、18時の開演だったので、ご一緒にこのイベントに参加したケデラッタ(TOJHO)さんのご提案で、せっかくだから昼の間に、作品の舞台「流川市」のモデルとなった都市・流山市の作品ゆかりの地を回ろうと言うことになったのだ。
 以前から、この作品の舞台は訪ねてみたかったのだが、個人的に昨年から今年にかけては2度の入院などもあり、なかなか機会に恵まれなかった。そこへ来ての今回の「ロコドルフェスタ」である。こんなにいい機会はない。

 と、言うわけで、ここからは実際にこの日に回った作品ゆかりの地を、写真とともにご紹介する。


 まずは、OVAなどに登場した「流山おおたかの森」なのだが、ここに関しては、あまりに普通のショッピングセンターだったせいで、写真を撮り忘れてしまった。まあ、あのまんまです。

 続いて、初石のケーキ屋「エーデル」さんへ。ここは、「たぬケーキ」の店と言えば、わかりやすいか。
 そのまんまの、たぬきケーキを売っており、店内で食べることもできるので、一ついただいた。





 なお、店内には『ろこどる』ファンのための記帳ノートも置かれており、原作者・小杉光太郎先生のメッセージも読むことができる。舞台巡りには欠かせない場所の一つと言っていいだろう。

 ケーキを食べて一息ついて、「エーデル」を後にして、向かったのは「運河」。鉄道の駅の名前が、そのまんまの「運河」駅なのだ。当然、駅のそばを運河が流れている。そう、アニメのオープニングで毎回おなじみだった、あの「利根運河」だ。
 運河と言えば、そのそばにまつられているビリ犬…おっと、ビリケン様も見逃せない。もちろん、現実世界にもちゃんとありました。





 ちなみに、運河のあたりの地名は「西深井」だそうで、こんなところにも作品とのリンクが見て取れますな。

 その後は、鉄道を乗り継いで、流鉄流山線で流山駅へ。目的地は、流山市役所。これも、アニメのオープニングで毎回登場していましたね。流山駅からきわめて近い場所にあるのだ。





 これが、流山市役所。ほぼ、アニメの流川市役所そのまんまだが、残念ながら「ふるさと振興課」は、ないらしい。

 さらに、流山市役所から足を伸ばして、和菓子屋の「清水屋」さんへ。ここも、劇中でなにゃこたちが訪れたおなじみの場所。「エーデル」さんのケーキに続いて、ここでは最中をいただいた。





 この写真は、「清水屋」さんの店内。「エーデル」さんと同様に、こちらにもファンのための記帳ノートなどがあった。

 最後に、流山駅の写真もご紹介。
 作中の流川駅と言えば、イベントがあったほか、名古屋のロコドルフェスタに出かけるときなどにも登場しました。





 と、いったところで、流山巡りを終えて、現実のロコドルフェスタの会場である市川市へと向かった。

 あいにくの雨ではあったが、作中でおなじみだったたくさんの場所を巡ることができて、流山巡りは非常に楽しかった。
 最後ではありますが、この流山巡りを企画してくださったケデラッタさん、そして一緒に回ってくださった銀河満月さんに、御礼申し上げます。特に、ケデラッタさんがいなくては、効率よく各地を回ることはできなかったでしょう。

 いや、本当に充実した一日だった。
 なお、肝心の「ロコドルフェスタ」については、各所に感想などが上がっているので、ここでは省略する。一つだけ感想を書いておくと、AWA2 GiRLSのライブがすばらしかった。今回の一回限りで終わりにしてしまうのは、もったいない。
 とりあえず、BD-BOXの映像特典にちゃんと収録されることを期待したい。


 と、言ったところで9月24日はおしまい。
 次回の更新では、翌日のことを書きます。
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2013年夏の東京旅行(2)

前回からの続き)

 東京タワーをあとにして、東京ビッグサイトに向かった。私にとって、2年ぶりの夏コミ参戦だ。
 とりあえず暑さ対策としてはドリンク1L(500mLペットボトル×2本)とタオルは用意したものの、それだけでは大した効果はなかった。1Lの水などすぐに飲んでしまったし、タオルだけではカバーしきれない汗がだらだら出て、夏コミのハードさをあらためて思い知った。建物の外を歩いている時は直射日光が激しくて、いったい何の修行かと思ってしまった。それでも、今日は目的物が少なかったのでほぼ並ぶことなく済んだ。企業ブースへ行くときに、各ブースに並んでいる人がまとめられているスペースがあったが、横から見ていて本当に悟りが開けそうだなと思ってしまった。

 一通り目的物をゲットした後は、コミケ会場を後にして…の前に、ビッグサイトから国際展示場駅への間に出現していたかき氷屋でかき氷をいただいた。私の記憶に間違いがなければ、同じグループが2年前にも店を出していたはずだ。シロップかけ放題が豪華に感じたのを、よく覚えている。あまりに熱かったので、今回は二杯も食べてしまった。この暑さなら商売繁盛だっただろうけど、こういう店をやっている人たちが、普段はどうしているのか実に不思議だ。毎日、どこかのイベント客狙いで色々なところへ行っているのだろうか。


 夜は、藤子ファンが集まってのオフ会。私自身も、いったん今回のコミケ参加が絶望的になる前に、オフ会をやろうと目論んでいたのだが、仕事のスケジュールが変わった時点でオフ会の開催自体を諦めていた。
 したがって、今回のオフ会開催に際して、私自身はなにもやっていない。今回のオフ会が開催できたのは、お二人の方のご尽力があってのことだ。つまり、お二人で知り合いに呼びかけて参加者を集めて、店のあたりをつけて実質の幹事をやってくださったわけだ。さらに言えば、参加してくださった方がいらしゃったからこそ開催できた会であるのは言うまでもない。みなさま、ありがとうございました。
 ちなみに、参加者は私を含めて6人。じっくり全員で語り合うには、このくらいがちょうどいいのかもしれない。もちろん、人数の多い会はそれはそれでにぎやかで、また違った雰囲気でいいものだが。ともかく、色々な話が出来て実に楽しかった。時の経つのがあっと言うまで、いつの間にか22時を回っていた。そのままでは分かれがたく、時間もないのに皆カラオケに行きたがる始末。結局、1時間だけカラオケをして解散したのだった。ちなみに、私が歌ったのは「風のマジカル」と「ゲゲゲの鬼太郎」(吉幾三版)の2曲。我ながら、よく分からない選曲だ。「風のマジカル」は、さすがにキーが高くて厳しかった。
 オフ会に関しては、詳しく書こうと思えばまだまだ書けるのだが、あえてここまでにしておく。こういう集まりは、あくまでその日その時に集まった人のものであって、あまりホイホイと内容を盛らすようなものではないと思うからだ。最近は、一部でオフ会レポートを詳細に漫画に描くのが流行っているが、あれも参加者全員が承知しているなら、それはそれでいいと思う。逆に言えば、一人でもいやがる人がいるなら、公開すべきではないと思う。



 と、言ったところで8月10日はおしまい。明日の事を頭に思い描きながら、寝床に着くのだった。



★8月11日

 朝10時、起床。完全に寝過ごした。予定では、遅くとも8時には起きて、準備しつつプリキュアを観て朝食を取り、9時までには宿を出るはずだったのだが。昨日一日、色々と歩き回って、よっぽど疲れていたのだろう。
 5分で着替えと支度を済ませて、電車に飛び乗った。寝過ごしたことは仕方がないのだから、焦ってもどうしようもない。結局、11時過ぎにはビッグサイトに到着した。私にとっては昨日より今日がコミケの本番なので、気合いが入っていたはずなのだが、睡魔と疲れには勝てなかったと言うことか。

 今回の目的のサークルは東に偏っていたので、東→企業→西の順に回った。
 出遅れたにしては、欲しい本はほぼ手に入れたので首尾は上々…だったのだが、帰宅して本を確かめてから大変なことに気が付いた。汗で手提げカバンが蒸れて、入れておいた本の一部が水分を吸ってしまったのだ。夏コミは何度も参加しているが、このような状態になったのは初めてなので、かなりショックだ。今年の夏を甘く見てしまったと言うことだろうか。来年からは、水気対策も完璧にしなければ。いい勉強になった。


 さて、目的の本+αは、ほぼ買えたのだが、買った本の絶対量が少ないのがちょっと不満だった。と、言うわけで、ビッグサイトを後にして神保町に向かった。目的は、SF・ミステリに強い某古書店だ。いつも、なにがしか買える物があるので、東京に来たときは大抵寄っている店なのだが、今回も2冊ほど欲しい本があった(正確に言うと「予算の範囲で」が頭に付く。予算が関係なければ、欲しい本だらけの店だ)ので、購入。
 これで、ちょっとは欲求不満が解消されたが、まだ足りない。次に中野へ向かい、さらには秋葉原へも行って、本を購入して、やっとすっきりした。ようやく、新幹線に乗って帰途につくことが出来た。翌日が休みだったから問題ないとは言え、我ながらアホだと思う。これ以上疲れてどうするというのだ。

 結局、自宅へ付いたのが22時45分。新幹線は速いが、それでもやっぱり東京は遠いなあ。帰り際に色々と回ったりするからこうなるわけだが。
 ともかく、内容の濃い二日間だった。東京でお会いした皆さま、ありがとうございました。次にこういう旅行をするのは、年末だろうな。まずは、白黒『パーマン』DVD化がポシャらないことを祈って、この記事を終わる。
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2013年夏の東京旅行(1)

 8月10日・11日と、コミケなどに合わせて東京へ行って来た。

 昨年は諸事情により断念したので2年ぶりの夏の東京だったが、今回は「行ってから」だけではなく「行くまで」にも色々とドラマがあった。それをここで書くとグダグダとした仕事のグチになってしまうので簡単に言うと、一週間ほどの間に「予定に振り回された」のだった。
 夏にこれだけのことがあるのかと言うような大型案件が一度は入りそうになったのだが、結局はなくなってカレンダー通りに10日・11日は休めるようになったのだが、それが確定したのが前日の9日なのが困ってしまうところだ。そのため、一時はやる気をなくしていたコミケカタログのチェックやその他の準備を無理矢理一晩で済ませての、あわただしい東京行きとなった。

 と、結局割とグダグダと書いてしまった。とにかく、今回はここ何年かの中でも印象に残る東京行きとなったので、久しぶりにブログに旅行記を書いておくことにする。では、まずは10日から。



★8月10日

 気が付いたら朝だった。時計を見ると6時半。昨日、旅行の準備をしているうちに寝落ちしてしまったらしい。携帯のバッテリーが25%になっていたのであわてて充電。その他色々やっているうちに、7時半になった。東京タワーに10時に着くための、予定通りの時刻に出発できた。

 新幹線に乗り、品川に到着。地下鉄を乗り換えて到着した今回の最初の目的地は、ここ。







 東京タワー。私にとっては、人生初だ。「修学旅行は?」と思う方もおられるかもしれない。事実、中学校では一つ上も一つ下も修学旅行は東京だった。しかし、なぜか私達の学年だけ、東京ではなく静岡県の韮山町だったのだ。当時は教師達の嫌がらせとしか思えなかったし、実際に今になって修学旅行について思い出せるのは「韮山だった」と言うことのみ。教師達はオリジナリティを発揮したかったのかもしれないが、はっきり言って旅行中も皆しらけきっており、実にばかばかしい修学旅行だった。
 話がかなり横にそれてしまったが、何はともあれ人生で初めて、東京タワーにやってきた。もちろん、目的はここで開催されている「生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展」の観覧だ。入り口から、早くもドラえもん2体がお出迎えしてくれている。







 この後、様々な場所にドラえもんが登場して、全部で80体になると言うので、最初は全部撮影してやるぞと意気込んだのだが、入場してすぐの所にある「55/80ひろば」(どうでもいいが、「5/8チップス」を思い出す)に、ズラッと55体並んでるのを見て、やる気がなくなってしまった。すでにかなり暑くなっており、子供がたくさん群がっている中で、一体一体撮影する気力はなかった。
 と、言うわけで、広場ではざっと全体を見た写真を撮ったのみ。もれているドラがかなりいると思う。







 さて、肝心の原画展示だが、率直に感想を言うと目新しさはなかった。藤子・F・不二雄ミュージアムの第二展示室に1月まで展示されていた「連載第1回」の特集が、原画のチョイスもほとんど同じで展示されており、それにいくらかの原画を追加したと言う感じだ。
 もちろん、藤本先生の原画は素晴らしいので、「同じもの」と言うことに目をつぶれば、見応えはあるのではないかと思う。と言うか、そもそもこの展覧会は、ミュージアムにまでは行ったことはないが、藤子・F・不二雄に興味はあるというライトな層に向けた展示なのではないだろうか。そう言う人には、ぜひじっくりと観ていただきたい。

 そんな中で、ライト層にもマニア層にも見応えがあると思われるのが、順路の最後に展示されている漫画家や声優などのサイン色紙だ。漫画家は、主に小学館・集英社系の人が描いているが、ちゃんと藤子不二雄A先生の色紙もあるところは素晴らしい。各人趣向を凝らして面白い色紙を描かれているが、特に印象に残ったものを挙げるとすると、やなせたかし先生になる。非常に独創的なドラえもんが描かれており、他の追随を許さないユニークさだ。
 また、間違いなくマニア向けだと言えるのが、肉筆回覧同人誌『少太陽』の展示だ。何といっても、全ページが読める状態で展示されていると言うのが素晴らしい。ただし、全ページを読もうと思うとかなり首が疲れることは請け合いだが。これに関しては、実物を見て判断してください。私は、途中で読むのは諦めました。

 そして、全展示を観終わってから、グッズ売り場へと入った。さすがにここはグッズを売っているだけだろうなと油断していたら、この日一番のサプライズがあった。白黒版アニメ『パーマン』の1話分を315円でスマホにダウンロードして観られるというサービスがあったのだが、その横にさりげなく「白黒版『パーマン』2014年に全話DVD化決定!」(記憶のママ。実物はちょっと言い回しが違うかも)と書かれていたのだ。
 この報に驚いたのもさることながら、不思議さもあった。私がこのF展に行った日は初日でも何でもなく、これまで藤子ファン・マニアが何人も訪れているはずなのに、少なくともネット上にこの情報はなかった。みんな、見逃したのかもしれないし、8月9日以前は告知自体がまだ無かったのかもしれない。ともかく、これが多分ネットでの第一報です。
 まあ、あんなにさりげなく書かれていたら、見逃す人が続出しても仕方がない気はする。しかし、これは大ニュースだ。漫画の単行本ではセリフの修正でごまかせる「あの設定」を、はたしてそのまま出せるのか。セリフ消去などなしできちんと全話入るのなら、多少高くてもこれは買うぞ。金額的な比較の対象にすべきは白黒版『怪物くん』かな。あのくらいの値段ならいいのだが。



 そんなこんなで最後に大きな驚きが待っていたF展を観終えて、東京タワーの大展望台へ。なにしろ、人生初の東京タワーだから、展望台へ登るのも初めてだ。予算の都合で今回は大展望台(地上150m)だけにしたが、登った感想は「こんなもんかな」と、言うところ。まあ、めちゃくちゃ高いとは感じなかった。スカイツリーにでも登れば、もうちょっと違うのかな。
 ちなみに、この大展望台にも80体のドラのうち2体がいるので、コンプリートを目指す人は登らなくてはならない。ここに写真を載せてもいいが、シークレットと言うことにしておきましょう。

 と言ったところで、一日目(前半)は終わり。最初は一日一エントリにしようと思っていたのだが、東京タワーで思ったよりも長くなってしまったので、ここで分けることにする。
 次回は、10日(後編)~コミケ・オフ会~を、お送りする予定です。
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2010年末東京旅行:久々に楽しい年末

 昨日から今日にかけて、久しぶりに東京に行って来た。

 まず、一年半ぶりにコミケに参戦した。諸般の事情で、どうしても昨年冬と今年の夏は行けなかったのだ。今回、私の目当ては一日目と三日目に集まっているので、できれば明日まで二泊三日と行きたかったところだが、久々のコミケでいきなり三日目まで参戦するのはハードすぎると思い、今回はリハビリの意味も含めて一日目のみの参加にした。
 会場に着いたのは12時頃で、中に入った頃にちょうど入場規制が解除された。聞いたところによると10時前からそれほど混んでいなかったらしく、とりあえず一日目に来て正解だったようだ。
 会場内に入ってからは西→東の順で廻ったが、思い切って企業ブースはパスしておいた。一日目といえど、あそこが人まみれになっているのは目に見えているし、特に目当てのものもなかった(と言うか、何が出るかあまり調べていなかった)からだ。
 そんなわけで、今回は目当てのものだけをピンポイントで確保するようにしたが、事前にチェックしていた分はすべて確保することが出来たので、久々のコミケにしては成果はまずまずだ。と言っても、今回は事前の準備にかけられる期間が短かったので、それほど多くのお目当てがあったわけではないのだが。そもそも、今回の上京自体、12月中旬までどうするか迷ったあげくに決めたのだ。

 夕方からは「ドラちゃんのおへや」年末ミニオフ会を開催した。自分が主催者になってのオフ会は約2年ぶりだし、参加者募集期間が直前の一週間のみと短かく、また年末の忙しい時期でもあるので、どれだけの人が来るか正直なところ不安だったのだが、最終的には7名もの方が参加してくださり、賑やかな会となった。
 飲み屋→カラオケと、オフ会は「いつものコース」で進み、カラオケの選曲もいつもどおりにカオス状態。それでも、今回は最初の曲に「ジャングル黒べえの歌」、最後の曲に「ドラミちゃんのえかきうた」(短いので選ばれた曲)と、藤子アニメの曲を入れただけ、まだマシだったか。でも、一番盛り上がっていたのは「侵略ノススメ☆」だった。みんなすっかり脳内が侵略されているなあ。この曲は、きちんとOPアニメ+本編再編集の映像が用意されていたのもよかった。また、個人的には『チャージマン研!』の主題歌をようやくカラオケで歌うことが出来たので満足だった。この曲をカラオケで歌うのが、ワシの長年の夢だった…。攻撃目標はヨーロッパだ!。
 こんな感じで、カラオケは2時間+延長1時間で3時間歌ってお開き。先ほども書いたが、短期間の募集にもかかわらず賑やかな会となったのは嬉しかったし、皆さんに楽しんで頂けて、オフ会を開いた甲斐があった。次は、もっと落ち着いて計画を立てて開催したい。ともかく、皆様ありがとうございました。


 と言うわけで、東京で一泊した後、今日は主だった古書店を廻って、19時前に自宅に帰ってきた。コミケやオフ会は楽しかったが、昨日の出来事だったというのがウソのように思えてしまう。ある意味、昨日は異次元のような怪しげな空間にいたようだ。その「怪しさ」が楽しかったわけだが。
 そして、明日は大晦日。今年一年、本当に色々なことがあった。明日は『ドラえもん』も無いことだし、この一年をゆっくり振り返るとするか。
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2009年夏の東京旅行

 昨日も書いたが、15・16日の一泊二日で上京してきた。目的は、いつもの通りに藤子ファンのオフ会とコミケ。
 今年は夏休みを例年より一日多く取った(=有休を使って一日延ばした)のだが、増やした分は主に日頃の疲労回復のために家でゴロゴロしていたので、上京は一泊のみ。それでも、なかなか密度の濃い二日間だった。



★8月15日(土曜日)

 今回は、個人的な都合で直前まで上京できるかどうかがはっきりしなかったため、オフ会の幹事をケデラッタ(TOJHO)さんにやっていただいた。私は行けなかった可能性も大だったのだが、なんとか無事に参加する事が出来た。
 オフ会の参加者は、私を含めて7人。このくらいの人数だと、参加された全ての方とお話しする事が出来て、ちょうどいいのかもしれない。もちろん、もっと人数が増えて賑やかな会も、それはそれで楽しいのだが。

 さて、この時期に藤子ファンが集まるとなると、話題は当然「藤子・F・不二雄大全集」の事になる。全集については、ブログには書けないような「ここだけの話」も飛び出してm盛り上がった。
 既に私もこのブログで書いたが、全集の置き場所に苦労しているのは誰でも同じと言う事も、あらためて確認できた。全種の刊行自体は大変に喜ばしいが、毎月どんどん本棚が埋まっていくのは悩ましい問題だ。皆さん、収納場所に苦労されているようで、「自分だけではないんだ」と、ちょっと安心した。
 また、思ったよりも全集未購入の方が多かったのは意外だった。私を含めて4人は買っていたので、なんとか50%を超えた状態か。話を聞くと「買う気がない」わけではなく、それぞれに事情をお持ちのようだった。

 ともあれ、ファン活動としての最優先事項は「全集を買う事」ではなく「作品を楽しむ事」だと思う。
 F先生のファンの一人としては、出来るだけ多くの人に全集を読んで、F作品の世界を共有したい。そんなわけなので、無理強いはしませんが、皆さんぜひ「藤子・F・不二雄大全集」を買いましょう…ではなくて「読みましょう」。

 オフ会では、他にも藤子と関係ないマニアックな話題も続出したが、誰かがネタを振ったら必ず誰か一人は反応する人がいるので、会話が途切れる事はなく、楽しい時間を過ごす事が出来た。2次会のカラオケも同様で、皆が新旧アニメ・特撮の曲を思い思いに入れていたが、必ず一人は反応してくれるので歌っていて楽しい。これは、参加者の趣味が藤子以外でも色々なところで重なっているからこそだろう。
 それにしても、いきなり2曲目に酒井法子の「夢冒険」(『アニメ三銃士』OP)が流れた時には、不覚にも吹いてしまった。


 23時頃、2次会のカラオケも終了。3時間歌いまくって、あっという間だった。
 今回は、一参加者として楽しませていただいた。幹事のケデラッタさん、そして参加された皆さん、ありがとうございました。



★8月16日(日曜日)

 この日は、コミケに出陣した。
 前日の2日目が入場からかなり厳しかったと聞いていたので、3日目はもっと悲惨なのだろうと覚悟していたが、拍子抜けするほど楽だった。10時過ぎに会場について、11時前には入場できてしまった。待機列で文字通り「待機」していたのは10分弱で、あとは列がスムースに流れてあっという間だった。

 今回はちょっと疲れ気味だったので、長時間の行列は避けようと思っていたが、予想より早く入場できたのでウメスのapricot+に並んでしまった。待ったのは、1時間弱と言ったところか。「神」ことウメスのお姿を拝めたのは一度きりだったが、ちょうど『ひだまりスケッチ×365』特別編のテレビ放映とDVD発売情報が出てテンションが上がっていた時なので、1時間の列はあまり苦はならなかった。それに、もしかしたらウメス(神)のお姿は次の土曜日に拝めるかもしれない。
 apricot+の後は、東4~6→東1~3→西の順で、目当てのサークルを一巡した。2,3売り切れてしまったところもあったが、概ねは目あての本を手に入れる事が出来たし、思わぬ掘り出し物も何冊かあったので、行ってよかった。
 それにしても、今回は西から企業ブースへの移動距離が長くて、閉口した。apricot+の行列待ちより、こちらの方がよほど疲れた。昔ならエスカレーターでスイスイだったが、例の事故以来、面倒くさくなったものだ。
 また、今回は過去2年間で最も携帯が「使えない」状況だった。特に、メールは「送信できません」を連発して、ほとんど使い物にならなかった。これまでのコミケでも携帯が使いづらい事はあったが、今回はひどすぎた。インフラに何か決定的な問題があったのだろうか。

 そんなこんなで、15時半過ぎにコミケ会場から撤退した。
 財布をチェックしてみると、思ったよりも金を使っておらず、体力も残っていたので秋葉原に寄ったら思わぬ掘り出し物が…という件については、昨日書いたとおり。



 秋葉原で結構時間を食ったので、自宅に着いたのは21時頃だった。新幹線の混雑を危惧していたが、こちらは自由席・指定席共に余裕がある状況で、問題なく座る事が出来た。
 今回は、半ば無理を押しての一泊二日だったが、精神的にも物質的にも多くのものを得た、充実した二日間だった。さて、次の上京は…日付が変わったから三日後か。22日のTBSアニメフェスタに行く予定だ。このチケットが定価で入手できたのは運がよかった。はたして「放課後ティータイム」の演奏はあるのか。そして、「ひだまり特別編」の上映は?
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2008年末・東京の思い出

 28日から30日までは、冬コミ&オフ会で東京へ行って来た。
 今回も、いつも通りに日記というか覚え書きのようなものを書いておく。



★12月28日

 8時頃に自宅を出発したが、家を出てからSuicaを忘れた事に気が付いた。
 取りに帰る時間が勿体なかったのでそのまま電車に乗ったが、Suicaが無いと特に国際展示場での混雑が大変なので、やはり必要だ。そのため今回は東京で一枚、必要額ギリギリだけチャージして、三日間で使い切った。
 残金0円の時は払い戻しで預かり金500円が丸々戻ってくるが、チャージした金が残っていると、そこから手数料を引かれてしまうのだ。どうも、理不尽なシステムだ。



 それはともかく、この日最初の目的はコミケC75の一日目だった。
 この日は、並ばないと買えないようなサークルの本は、目当ての中にほぼなかったので、余裕を持って回る事が出来た。夏コミで買い漏らしていた本をいくつか補完する事も出来た。
 ヲタエリこと喜多村英梨の本は予想通り会場到着前に売り切れてしまったのは残念だが、まあこれは予想の範囲内だった。私がブースに行った頃には完全に撤収後だったので、その残骸を眺めた後に隣のナベシン監督(この二人が隣同士というのもすごい並びだ)の本を購入…している途中にHさんと遭遇。会場内でお会いするだろうとは思っていたが、それがまさかこの場所とは。

 偶然とは言え、Hさんに連絡する手間が省けたのは助かった。
 その後、15時30分頃に二人で会場を出て「ドラちゃんのおへや」ミニオフ会のために都内某所へと向かった。夏の時は、飲み屋もカラオケも当日に店を探したのでドタバタしたが、その反省から今回は両方とも事前に予約をしておいたので、落ち着いて動く事が出来た。16時半頃には目的地に着いたので、その後30分以上喫茶店で休めるほど余裕があった。



 そして、17時半からミニオフ会参加者の方々が集まり、18時から会を開始した。
 今回は、年末の慌ただしい時期だったので、せいぜい5,6人くらい集まればいい方かと思っていたのだが、嬉しい方に予想が外れて、8人もの方に参加していただけた。


 飲み屋では『ドラえもん』を初めとして色々な藤子の話題で盛り上がったが、個人的に今回は「旧ドラ」こと日本テレビ版のアニメ『ドラえもん』(最近は、こう書かないと旧ドラ=大山ドラと思う人がいるので困る)の話が出来たのが嬉しかった。
 何と言っても、本放送をご覧になっていた方が二人いたのが大きかったし、そのお二人の旧ドラに対する評価が「面白かった」「いまいち」と正反対で、そのために旧ドラの作品内容に踏み込んだ方向で話が出来たのはよかった。
 私自身は、ネオ・ユートピアと真佐美ジュン氏の上映会で流れた分の話数しか観ていないので、ちゃんと作品全体を知っているわけではないが、それだけに実際観ていた方の感想は貴重だと、あらためて思った。

 また、今回は電車の遅れのため、集合時間に間に合わなかった方がお一人いらっしゃったが、1時間遅れで合流できたので、一安心した。
 こちらから連絡が出来ず、どうなる事かと思っていただけに、無事に飲み屋に来られたときは本当にホッとした。これは、私がいざと言うときの連絡手段について確認不足だった為の手落ちであり、ちゃんと準備したつもりでも見落としはあるのだと思い知らされた。


 夏と同様に、飲み屋の次はカラオケに向かった。
 当初は2時間で予約していたが、聞いてみると3時間でもOKと言う事なので、勢いで1時間追加してしまった。それにも関わらず、その3時間はあっという間で、いつの間にか過ぎてしまっていた。
 今回も、例によって全員が思い思いの歌を入れていたので、かなりのカオス状態だった。特に『ケメコデラックス!』のED「プリップリン体操」は、集団で半ば発狂しかけながら歌っていたが、よりによってそんな時に店員がドリンクを持ってきて、さすがにちょっと恥ずかしかった。

 ちなみに、自分で入れた歌は「宇宙魔神ダイケンゴーの歌」「いくぜ!イッキマン」「怪盗きらめきマンの歌」「ミッドナイト・サブマリン」「男・天平の歌」など。
 そう言えば、自分では藤子ソングは入れなかったな。『笑ゥせぇるすまん』ED「ココロの唄」や『ドラえもん』(旧ドラ)の「あいしゅうのドラえもん」などを入れたかったが、残念ながらこれらは配信されていない。
 藤子ソングではないが、「チャージマン研!」が入っていないのも残念なところだ。ナック作品では、CD化すらされていない「ザ・チャンバラ」(『まんが水戸黄門』OP)すら入っているのに、オムニバスとは言えちゃんとCDが出ている「チャージマン研!」が無いのは納得行かない。リクエストしまくったら何とかなるものだろうか。


 それはともかく、3時間はあっと言う間に過ぎ、オフ会は無事に終了した。
 前回の夏のミニオフ会では、色々な意味で主催者として反省すべき点があったので、今回は自分で納得が行き、かつ参加者の方々に楽しんでいただける会にしたいと努力したつもりだ。少なくとも自分の感触としては、上手くいったのではないかと思っている。

 もちろん、このような会は主催者一人でどうこうできるものではない。参加してくださった一人一人が常識を持って交流して下さったからこそ、楽しく盛り上がる事が出来たのだ。
 あらためて、今回参加してくださった方々には御礼を申し上げます。本当に、ありがとうございました。



★12月29日

 この日は、コミケには行かず秋葉原→神田→渋谷→中野と、主に古書店などを回った。
 いくつか収穫があったが、その中で特に嬉しかったのは、秋からずっと探していたこれ(↓)だ。







 そう、『パンダラブー』であります。
 この本、今でもその気になればAmazon等で新品を購入する事は出来るが、どうもそれだと何かに負けるような気がして、中古で定価より安く手に入れたかった。名古屋ではいくら探しても見つからなかった(新刊で一件だけ置いてある書店があったが、上記の理由で購入は見送り)が、東京なら見つかるだろうと今回期待していたのだ。

 とは言え、いくら東京でもそう簡単に見つかるものではないようで、一日中探したあげく、最後に訪れたまんだらけ中野店でようやく発見する事が出来た。
 価格は税込み525円也。これなら即決で購入だ。ちなみに、新品定価は税込みで1,470円。



 また、秋葉原では『江戸っ子ボーイ がってん太助』DVD-BOX(全22話収録)が、中古で2,680円とあまりにも安かったので買ってしまった。







 この作品を知っている人は、果たしてどれくらいいるのだろう。
 あの『不思議の海のナディア』の真裏、テレビ東京系で金曜19時30分から放映していたアニメなのだ。原作は「コロコロコミック」連載作品だったので、テレ朝の『ドラえもん』から続けて観て欲しいと考えてこの時間帯に編成したのだろう。
 メインの視聴者は小学生以下だろうから、『ナディア』の影響はあまり無かった可能性もあるが、いずれにせよ視聴率が取れなかったのか、2クールで終了してしまった。2回放映された1時間スペシャルの時は19時からの放映となり、『ドラえもん』とモロ被りしてしまうのも、まずかったのかもしれない。

 私は、たまたまこのアニメが始まった頃に、初めて自分の部屋にテレビが入ったので、途中からの視聴になる『ナディア』ではなくこちらを観ていた。
 頭カラッポにして観るとテンポとノリがよくて楽しい作品だっただけに、短期間で終わったのは残念だった。声優も今となっては豪華なメンバーだが、特に怪盗ラットマンを初めとして色々な役で出演していた千葉繁の怪演が印象的だ。
 また、ED主題歌「太陽の唄」は、聴いていてしみじみと切なくなり、それでいて元気が出てくる隠れた名曲。夕陽のイメージが強いEDアニメーションも印象深い。この作品、東海地区ではなぜか系列のテレビ愛知ではなく名古屋テレビで再放送されたが、その時はEDがカットされていた(次回予告はあり)ので、本放送以来久々にEDを観る事が出来て嬉しい。

 それにしても、中古とは言えCDアルバム1枚より安いとは、恐るべき価格だ。
 まあ、BOXの作りはチープだし、片面一層に5話詰め込んでいるから画質もイマイチで、要するに需要がないからこれだけ安くなったのだろうけど、私にとっては観られるだけで十分にありがたい。



★12月30日

 東京での最終日、この日はコミケの三日目に参戦した。
 夏の時は寝坊して会場到着が11時になってしまったが、今回は予定通りの時間に起き、9時30分頃会場に到着して、10時30分頃には入場できた。思ったよりも列の動きが早くて助かった。


 夏に続いて、まずはウメスこと蒼樹うめ先生の「apricot+」に向かったが、『ひだまりスケッチ×365』+コミケカタログ表紙の効果か、夏以上に行列が大変な事になっていて、一直線の列で最後尾が東1の端まできていた。おかげで、最後尾にたどり着くだけで疲れてしまった。
 今回のウメスは普段の列整理ではなく売り子担当だったが、残念ながら私は並ぶ列が違っていたので、直接ウメスから本を買う事は出来なかった。横から一言声でもかけたかったが、そんな余裕もなさそうだった。私が本を買ったのは11時半頃だったが、12時頃には売り切れてしまったようだ。明らかに前回よりペースが速くなっており、今回は寝坊しなくてよかった。

 その後も、目当てのサークルを順番に回ったが、どうも今回は普段より列が長くなっているサークルが多く、おかげで予定よりかなり時間がかかってしまった。
 それでも、欲しかった本はほぼ確保できたので、まだよかった方だろう。


 その後は会場を後にして、16時10分発ののぞみ(自由席)で帰宅…するはずだったのだが、小田原で人身事故が発生して、東京駅で1時間半も待たされてしまった。
 私は、運よく座席を確保できていたので、その間寝ていればよかったが、デッキにあふれていた人達は大変だっただろう。最初は、一つ前の16時00分発に乗るつもりだったが、ざっと見て席が無さそうだったので急いで16時10分発の様子を見たら、こちらは少し余裕があって席が取れたのだ。
 最後の最後でこんなアクシデントに遭うとは思わなかったが、これを除けば東京での三日間は無事に過ごす事が出来た。




 と、東京での年末はこんな感じだった。ダラダラと書いたら、少し長くなってしまった。
 「ドラちゃんのおへや」ミニオフ会は無事に開催できたし、年が変わる前に『パンダラブー』も入手できた。一年の終わりに、充実した三日間が過ごせたと思う。

 ミニオフ会の時にちょっと話が出たが、来年は久しぶりにもっと本格的なオフ会も開きたい。
 春はプライベートと仕事で忙しいだろうから、開くとしたら夏くらいか。これについては、また今後計画を練るとしよう。
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ハットリくんのふるさと・伊賀探訪

 昨日、日帰りで三重県伊賀市に行ってきた。
 せっかくの三連休だから出かけてきたのだが、なぜ上野市だったかと言うと、先月のような遠出は疲れるので日帰りで行ける場所で、しかも普通の観光にプラスして自分の趣味的に興味が持てる土地がないかと考えて、「忍者ハットリくん」の主人公・ハットリカンゾウの生まれ故郷・伊賀市(旧・上野市ほか)に決めたというわけだ。

 伊賀には以前、「藤子不二雄ファンはここにいる」のkoikesanさんも行かれていたので、今回の日帰り旅行計画を立てるにあたっては、該当エントリを参考にさせていただいた。


 私は今回、鉄道を利用したのだが、名古屋から伊賀市への行くにはJR関西本線で伊賀上野駅まで行き、さらに伊賀鉄道に乗り換えて「上野市」駅で降りると、観光スポットの集まる上野公園がすぐ近くだ。
 スムースに行けば名古屋から約2時間で伊賀上野駅に着くのだが、私はミスをして約1時間をムダにしてしまった。ダイヤの都合で最初からJRではなく、まず名古屋から近鉄に乗って、近鉄富田駅で降りてJR富田駅に乗り換える経路にしたのだが、近鉄とJRの両富田駅が地図で予想していたよりも離れており、紙一重の差で乗り換えに間に合わなかったのだ。
 それでも、今回は近場への旅行だったので、乗り換えミスをしても気楽でいられた。これが、遠出した先で最終電車を逃したなんて場合だったら、洒落にならなかっただろう。いずれにせよ、旅のアクシデントは後から振り返ると、かえって思い出深いものだ。

 そんな訳で、予定より約1時間遅れて、伊賀上野駅に到着した。
 前日に、koikesanさんの真似をして「忍者ハットリくん」原作&映画の「ニンニンふるさと大作戦」を久しぶりに観ておいたのだが、伊賀上野駅はほぼ映画に出てきたものと同じで、「あの作品の舞台に来たんだなあ」と嬉しくなった。現実と映画で異なる部分が、あえて映画で変えたものなのか、それとも映画製作から25年以上の時を経て変わってしまったのかは、わからない。




映画と現実の伊賀上野駅前



 伊賀上野駅から後のルートは原作と映画で異なり、原作では近鉄伊賀線(現・伊賀鉄道)で上野市駅まで行き、上野城や忍者屋敷に立ち寄った後にハットリくんの故郷・伊賀にんぽう谷を訪れているが、映画では伊賀上野駅前から「伊賀山里」行きバスに乗っている。
 今回は伊賀鉄道に乗ったので、原作ルートを取った事になる。もっとも、「伊賀山里」行きのバスに乗りたくても、現実には存在しないのだが。
 伊賀鉄道では、噂に聞いていた松本零士デザインの電車に遭遇。前面と側面の両方に松本顔の美女(?)忍者が描かれているのだが、特に前面から見ると目が強調されていて、いきなり視界に入ったらかなり怖そうだ。




恐怖の(?)松本零士デザイン電車




 上野市駅に着いたあとは、松尾芭蕉生家・上野城・伊賀流忍者博物館などを回った。自分にとっては珍しいくらいに、まともな観光ルートだ。これらの観光スポットに限らず、駅前の通りのいくつかは昔からの佇まいを残しており、歩いていて落ち着いた心地よい気分になった。

 これらの訪れた場所の中でも、藤子ファン的に特筆しておくべきなのは、やはり伊賀流忍者博物館だろう。
 忍者に関するさまざまな展示があるのはもちろんだが、他にも、くの一装束のお姉さんによる忍者屋敷の解説や忍者実演ショー(今回は時間の都合でパス)などがあり、盛りだくさんの内容だった。
 忍者の歴史についての解説もあり、中でも伊賀と甲賀の関係について書かれた部分が興味深かった。「忍者ハットリくん」を読んで、伊賀と甲賀はライバル同士で仲が悪いと昔から信じていたが、実際には元々同一の起源を持ち、交流もあって仲が悪いわけではなかったとの事。恥ずかしながら、これまで知らなかった。「ハットリくん」の影響、恐るべし。
 言われてみれば「ハットリくん」の原作でも、「伊賀・甲賀・呪い賀忍法大作戦!」ではケムマキの祖父がハットリくんを「孫の友人」として扱っていて、別に伊賀者=敵とは見ていなかった。あれは、別にA先生の気まぐれでライバル関係の設定が変わったわけではなく、単にハットリくんとケムマキの二人がライバル同士だと思い込んでいただけだったのか。

 また、koikesanさんのブログでも触れられていたが、忍者博物館内の「SHINOBI学問所」コーナーでは忍者関係の書物がたくさん集められていた。しかし、昨日はタイミング悪く「整理中」でコーナー自体が休止になっていた。
 そのため、本は読めず書棚を眺めるしかできなかったのだが、まともな忍者の本に混じって、と学会の日本トンデモ本大賞に選ばれた「忍者のラビリンス」まで置いてあったのには笑ってしまった。


 それにしても、伊賀は地理的にも面白い土地だ。
 三重県に属してはいるが、京都府・滋賀県・奈良県と接しており、距離的にも交通アクセスの便からも名古屋より大阪が近く、実際に大阪方面に通勤している人も多い。東海三県に含まれているが、かなり関西寄りなのだ。実際、言葉はほぼ完全に関西弁だ。一口に関西弁と言っても地域によってかなり異なるが、ここでは関西人以外の人がイメージしがちな、いわゆる「典型的な関西弁」の事だとお考えいただきたい。
 それに、コンビニや書店を見るとテレビ雑誌は東海版より関西版の方が多いし、アンテナも生駒山向けに立てている家が多かった。伊勢湾に面した四日市や津などと比べると、とても同じ県とは思えない。思わず、実際の距離よりも遠くに来たような気になって、その点ではお得(?)な日帰りだった。
 往路の時間ロスもあってちょっと帰りが慌ただしくなったが、楽しい一日だった。



 あと、映画の「ニンニンふるさと大作戦」を観ようしてあらためて気が付いたのだが、この作品がDVD化されていないのは実に不思議だ。これだけではなく「怪物くん」も「プロゴルファー猿」も同様で、A先生原作のシンエイ藤子アニメ劇場版は全くDVD化されていない。テレビシリーズはともかく映画は結構マイナーな作品までDVDになっているF先生原作作品とは対照的だ。
 私は、以前にテレ朝チャンネルで放映された時に録画していたのでそれを観たが、現状では「ハットリくん」の映画を観るには、CS放送で捕獲するか、またはVHSビデオを置いているレンタル店を探すしかない。後者は、今後どんどん難しくなっていくだろう。
 テレビシリーズを含めても、A作品のアニメは中途半端な収録内容の「忍者ハットリくん」DVD-BOXくらいしか出ておらず、DVD時代以降のソフト化が非常にお寒い状況だ。はっきり言って「ニンニンふるさと大作戦」は原作より映画の方がはるかに完成度が高くて面白い作品なので、現状で気軽に観られなくなっているのは実にもったいない。

 気軽な日帰り旅行の事を書いていたはずなのに、最後にこういう方面に話が行ってしまうのは、我ながらちょっとどうかと思う。もっと、自重しよう。
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2008年夏のオフ会とコミケ

 8月15日から17日まで、東京に行って来た。
 目的は例年のごとくコミケ・オフ会等々。日曜日の夜には帰宅していたが、疲れて翌日まで家でダラダラしていたので、ブログの更新が遅れてしまった。今回も、一日ごとに自分の行動や思い出を書いておく。



★8月15日(金曜日)

 コミケ一日目…だが、今年はパス。
 最近ちょっと疲れ気味だったし、二泊三日の長丁場となるので、一日目は夕方からのミニオフ会でたっぷり楽しむ事にして、コミケ会場には行かなかった。


 今回、オフ会に来て下さった方は、私を入れて7人。中には、わざわざ関西からこの会のために上京された方もいて非常にありがたかったのだが、前日夜ギリギリまで細かい予定が立てられず、また当日に集合場所を変更するなど、参加者の方々にはご迷惑をかけてしまった。
 東京でのオフ会は何度も行っているが、未だに「この目的ならこの場所の方がいい」と言う、当然把握しておくべき事柄に疎くて、今回は計画に手間取ってしまったせいもあって、お二人の方にカラオケの予約と飲み屋探しでお手をわずらわせてしまった。自分で呼びかけておいて店も決められないのだから情けない。

 ともあれ、飲み屋(2時間)→カラオケ(3時間)と続いたオフ会は盛り上がって、楽しい時間になった。
 これは、私一人では決して出来なかった事だ。前述のお二人を含めて、参加して下さった方々のご協力合って成り立った会だった。皆さん、ありがとうございました。次の機会がありましたら、もっときちんと計画を立てますので、よろしくお願いします。

 なお、カラオケでは趣味に走って藤子アニメ以外の古い曲も歌ってみたが、今や「ガッタイガーの歌」(「超スーパーカー ガッタイガー」OP)のようなマイナー曲まで配信されているのだから驚く。また、なぜかCD発売前の「STRIKE WITCHES ~わたしにできること~」も既に入っていたので試しに歌ってみたが、やはり聴いた事のない2番以降はキツい。


 また、自分でも意外だったのだが、今回はオフ会が終わって日付が変わる頃になっても体力が残っていた。普段なら疲れきっていてもおかしくない頃であり、コミケに行く事でどれだけ体力を削られていたかを実感する事が出来た。
 次のコミケは12月28~30日。さて、今度はどうしよう。さすがに、今から年末の計画を立てる気にはならないが。



★8月16日(土曜日)

 この日は、TBSアニメフェスタの一日目に行ってきた。これに関しては、別エントリをご覧下さい。



★8月17日(日曜日)

 三日目、いよいよコミケ出陣。
 8時には起床しようと思っていたのだが、不覚にも思いっきり寝過ごしてしまい、起きたら9時45分だった。どうせ寝過ごすくらいなら9時に起きて「ゲゲゲの鬼太郎」を観ておけばよかったなと余計な事を考えつつ、宿を出て会場へと急いだ。


 会場について待機列最後尾に付いたのが10時45分で、11時頃には会場内に入った。
 昨年の冬コミと同じく、まずは蒼樹うめ先生の「apricot+」へ。非常に長い列が出来ており、どこへ並んだものかと迷ってしまったが、うめ先生自身で列の整理をする事はうめ先生のブログで知っていたので、うめ先生を探してやっと最後尾を見つける事が出来た。
 明らかに昨年の冬コミよりも更に長い列が出来て、どんどん人が増えていく中で必死に列の整理をするうめ先生の姿を見ていると、非常に和んでしまった。うめ先生目当てで並んだ人も結構いたような気がする。私も半分くらいはそんな感じだったし。毎週聴いている「あの声」で「「apricot+」最後尾はこちらです」「お一人様一部限定でお願いします」などと聞こえてくるのだから、たまらない。ご本人は必死で真剣なのだから、そう言う風に見るのは申し訳ないのだが。

 無事にうめ先生の新刊を入手した後は、東館で目当てのサークルを巡回→西館→企業ブースの順に廻って、気が付いたら15時になっていた。さすがにかなり疲れてしまったので、16時の終了を待たずに会場より撤退して、帰途についた。
 東京駅には16時半過ぎに着き、運良く16時50分発のぞみ自由席で座席を確保した。昨年夏・冬とかなり混んでいたので今回もデッキを覚悟していたのだが、少なくとも東京駅ではちらほらと空席があって、疲れている身には非常に助かったが、さすがに新横浜になると満席でデッキにも人が多くなっていた。


 今回、コミケは3日目のみの参加だったが、一日のみにして正解だった。もし調子に乗って1日目にもコミケに行っていたら、疲れて16日はアニメフェスタどころではなかったと思う。下手をすると、当日のオフ会にも影響があったかも知れない。
 しかし、一日目の時点ではまだ余力があると思っていたが、三日目に名古屋に帰ってみるとしっかり疲れており、最初の方にも書いたように翌日まで疲れが取れず、家でダラダラしていた。あらかじめ、月曜日は休みを取っておいて正解だった。あまり自分で言いたくない事だが、やはりもう年なのだろう。
 そう言えば、直前の告知で物議を醸した手荷物検査を受ける事はなかった。一応、告知の看板はあって、チェック係らしき人もいたのだが。はたして、検査を受けた人は全体の何割くらいいるのだろう。

 来週は関西、再来週は再び関東方面と8月末まで週末遠征が続くので、まだまだ体調はしっかり整えておかなければ。
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2007年末上京記録

 元々、今年は年末に上京する予定はなかった。仕事の都合上、どうしても30日までは身動きできない事がほぼ決まっていたからだ。
 だからこそ、「超ひだまつり」の時は「今年最後の東京行き」と思って一泊したわけで、もし年末にも上京出来るとわかっていたら、多分こちらは日帰りで済ませたと思う。

 そんな状況だったので、今回はすっかり諦めていたのだが、ギリギリになって29日以降休めるようになったので、急いで状況を決めて、準備をした。
 年末スケジュールが確定したのが12月27日、本当にギリギリとしか言いようのない時期で、宿の予約やコミケカタログチェックなどの準備を済ませ、さらにはすっかり忘れていた年賀状も27・28日の二日間で急いで作った。
 28日までは仕事でかなり疲れていたので、できれば間に一日家で休みを取りたかったところだが、コミケの目当てが1・3日目なので仕方がない。そんなわけで、29日から31日まで東京に出かけてきた。



★12月29日

 8時頃に起きて11時前に家を出発し、14時頃にビッグサイトに到着。
 前日までの疲れが溜まっており、早く行ってまで確保したい物もほとんど無かったので、朝はのんびりと余裕を持って出かけるようにした。無理しては31日まで体力が持たなくなってしまう。
 もっとも、後から、「えまめの素」CDを小暮英麻・小島めぐみ本人が売っていたと聞いて、「もっと早く行けばよかった」と思ってしまったのだが。
 コミケは2時間で目当てのところはほぼ回る事が出来た。一日目だからまだ会場の人混みもおとなしいものだ。「えまめの素」のブースも行ってみたが、CDはまだ残っていたものの、英麻様&こじまめの姿は既に無かった。

 その後は、年末オフ会(=4時間カラオケ)に参加。前述のように、ギリギリまで上京する予定はなかったので、私は飛び入りに近い状態だった。来られた方々は、ドラえもん・藤子不二雄関連で知り合ったのだが、今回藤子関連ソングは誰も一曲も歌わないと言う意外な事態になった。自分自身について言えば、その場で歌いたい曲優先で入れていたら、結果的に藤子ソングの優先順位が低くなってしまった感じだ。今思えば、せっかくDVDが出たのだから「お願い・チンプイ」くらいは歌っておけば良かった。
 ちなみに、私が入れた曲は「ビデオ戦士レザリオン」「光速電神アルベガス」「ゴワッパー5の歌」「スケッチスイッチ」「STAR RISE」「さすらいの星ジミーオリオン」「妖怪横丁ゲゲゲ節」「カランコロンのうた(加藤みどりVer.)」と言ったところ。他の皆さんにも言えるが、古い曲から今年の最新曲まで幅広い年代からの選曲となった。曲のジャンルは非常に偏っているが。どの曲も大抵誰かが反応してくれるので、歌っていて楽しかった。
 22時過ぎに解散。皆さん、ありがとうございました。



★12月30日

 この日はコミケはパスして、秋葉原&古書店巡回にあてた。
 時間配分を考えずに15時過ぎまで秋葉原でダラダラしていたので、その後の行動がやや駆け足になってしまった。それなりに収穫あり。さすがにあまり余計な荷物を増やすわけには行かないので、なるべく「これを逃したらなかなか入手出来なさそうな本」に絞って購入した。
 なお、ぴっかぴかコミックス「バケルくん」5巻も秋葉原で購入。新刊だから名古屋に帰ってから買ってもいいのだが、最近のぴかコミは新刊であっても「なかなか入手出来なさそう」になってしまっているので、つい買ってしまった。

 夜は、「みなみけ」最終話を観てから寝たので、遅くなってしまった。
 「みなみけ」は、普段はテレビ愛知も一日遅れの放映だが、さすがに大晦日深夜は年越し番組で埋まっており最終話のみ1月4日になるので、それまで待つのなら先に東京で観てしまえと思った次第。最終話は大晦日の話だったから、年内に観ておいて良かった。
 そう言えば、8日遅れの「しゅごキャラ!」も、テレビ愛知は年明けにクリスマスの話をやる予定だ。枠の空いていた30日に休んで8日遅れを維持する理由があるのだろうか。



★12月31日

 昨日寝るのが遅かったが、何とかきちんと起きて10時30分頃に国際展示場駅到着。入場待機は20分ほどで済み、11時前には会場に入る事が出来た。

 とりあえず、今回一番の目当てだった蒼樹うめ先生の本を確保。「ひだまりスケッチ」アニメ化の影響か、かなりの列が出来ていた。まあ、私自身も「ひだまり」アニメから入ったクチなのだが。
 列の最後尾に並んだら、うめ先生ご本人が列の整理をしていて驚いた。「お一人三部まででお願いします」と申し訳なさそうに呼びかけている姿が印象的だった。

 その後は、東を一通り回って目当ての本を確保、昼食を取った後に西に移動した。
 企業ブースではアクアプラスブースで小山剛志トークショーがあるので見物にいったが、昨年の小暮英麻&小野涼子トーク&サイン会とは違って、脇からの立ち見が出来ないようになっていた。まあ、一応生で黒小山を見る事が出来たし、「ひげ独身のテーマ」も聴く事が出来たのでよしとしよう。

 14時30分頃に会場を後にして、帰宅した。
 帰りの新幹線は1本目をパスして次の便にしたものの、自由席はやはり満席。さらに次となるとかなり遅くなってしまうので、我慢してその便に乗った。やはり、大晦日だけの事はあって、混み具合はひどい。
 結局、18時30分頃に家に到着した。大晦日のドラえもんスペシャルはもう始まっていたが、追っかけ再生した上で再放送の「天井うらの宇宙戦争」を飛ばしたら、ちょうど番組終了で追いついた。



 今回、急に決めた上京だったのでゴタゴタしてしまったが、無事に三日間を過ごす事が出来てよかった。
 できれば、来年はもっと余裕を持って遊びの計画を立てたいものだ。
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秋葉原と椎名町

 11月18日に「超ひだまつり」に行った事は既に書いたが、今回は日帰りではなく前日から東京入りして、二日間を東京・横浜で過ごした。
 少し遅くなったが、「超ひだまつり」以外についても書いておく。


 まず、17日は新幹線で11時頃に東京入りして、そのまま秋葉原に行って12時に銀河満月さんと駅前で待ち合わせ。
 今回は、17日については事前にほとんど予定を立てておらず、せいぜい中野ブロードウェイくらいは寄っておこうと考えていた程度だった。そこで、せっかく東京に行くのだからと銀河満月さんに声をおかけして、この日にお会いする事になったのだった。

 すでに、銀河満月さんもブログに書かれているが、今回も色々と話をして日が暮れたのだが、主に「ゲゲゲの鬼太郎」の話題が中心だった。元々、お互い藤子ファンとしての縁で知り合ったのだが、最近は「ドラえもん」をはじめとして藤子関連で明るい話をしにくい状況で、大部分が鬼太郎の話になってしまった。
 何しろ、「鬼太郎」は現在アニメ第5作が放映中だし、二人とも予約した第4作のDVD-BOX発売も直前にせまり、来年は元祖・鬼太郎と言うべき「墓場鬼太郎」の放映も控え、さらにアニメ効果で原作単行本も色々出るなど話題には事欠かないし、何より明るい話題が多いので、話していて楽しい。
 結局、最初に入った喫茶店で3時間近く話し込んでしまった。

 その後は、二人で秋葉原の店を色々と回っているうちに、日が暮れてしまった。
 結局、銀河満月さんには18時近くまで付き合っていただいた。普段は藤子話以上にする機会のない鬼太郎話をたくさん出来て、非常に楽しい一日だった。本当に、ありがとうございました。



 翌日・18日は午前中の時間が空いていたので、今までずっと「いつかは行ってみたい」と思っていたものの、なかなか機会の無かったトキワ荘跡地に赴いた。
 今は既に、その場所にトキワ荘はなく、またこの日何かイベントが行われているわけでもない。にもかかわらず、トキワ荘跡地に近づくに連れて、どんどんと胸が高鳴っていくのを感じてしまった。自分にとっては「まんが道」を通してしか知らない土地だが、何十回と「まんが道」を読んで、すっかりお馴染みになった場所であり、不思議と懐かしさを覚えていたような気がする。

 地下鉄の落合南長崎駅を出て、東へと少し歩きいて、「その場所」へと到着した。
 所番地は控えていたものの、はたして場所が特定できるだろうかと心配していたのだが、何の事はない、しっかりと「トキワ荘跡地」を紹介する看板が立っていた。







 読みにくくて申し訳ないが、下の方には「昔、トキワ荘はこの路地の奥にありました」と、書いてある。その「路地」が、下の写真だ。この奥の右側に、かつてトキワ荘があったのだ。








 当然、この奥に入っていって、そのものズバリ跡地の場所も写真に撮ったが、今回はあえて載せない。
 既にトキワ荘はなく別の建物が建っているので、現在の関係者に迷惑をかける恐れもあるし、なにより、トキワ荘やそこで育った漫画家のファンには、ぜひご自分の足を運んで、その目でご覧頂きたいと思うからだ。

 なお、跡地を案内する看板の向かい側には、やはり「まんが道」でお馴染みのラーメン屋「松葉」が今でも健在。昭和30年代からずっと営業を続けているのだからすごい。残念ながら、準備中の時間だったため、今回は「ンマーイ!」ラーメンを食べる事は出来なかった。







 今回は時間が限られていたため、トキワ荘周辺を一回りするに留めたが、それだけでも非常に胸躍る体験だった。正直言って「跡地」で、ここまで感激できるとは思っていなかった。あらためて、自分が藤子ファンである事を、再認識させられた体験だった。
 いずれ、丸一日しっかりと時間を作って、東京都内の藤子関連スポットを回ってみたい。とりあえず、「まんが道」に登場する場所は一通り押さえておきたいところだ。何しろ、今回はトキワ荘から近い哲学堂公園にすら行っていない。


 そして、15時過ぎに東京を後にして、横浜へと向かった。その後の事は、こちらに書いたとおり。
 17日・18日を通して、非常に楽しい二日間だった。今年は、仕事の都合で年末のコミケ上京は絶望的なのだが、その代わりに、年の終わり近くにいい思い出を作る事が出来た。

 今回、おつき合いいただいた方々には、あらためて御礼申し上げます。
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