「愛・地球博記念公園」に行ってみた

 「愛・地球博」が終了してから1年半が経った。
 メインとなった長久手会場は、元々「愛知青少年公園」だった場所であり、万博終了後は「愛・地球博記念公園」として、再び広域公園に戻される事が決まっていた。
 そして、昨年7月に第1期オープンとして一部の施設が利用できるようになり、つい先日、3月25日には第2期オープンを迎えた。

 私は、終了間際に万博に行ったっきり、あの会場近辺を訪れていなかったので、第2期オープンはちょうどいい機会だと思い、万博会場からどう変わったかを見てやろうと、今日行ってみたのだった。


 会場へのアクセス手段として一番楽なのはリニモだが、あえて万博の時と同じく自転車で行って来た。
 残念ながら今日の空は曇っていて、サイクリング日和とは行かなかったが、県道名古屋長久手線の沿線は万博の時から更に様変わりしており、景色を見ているだけで面白かった。
 景色を大きく変えた要因は、もちろんリニモと名古屋瀬戸道路なのだが、これら以外でも市街地の拡大に伴って、沿線が昔より賑やかになっている。また、万博会場の周辺は、万博開催中の各種施設が無くなり、かなりすっきりした感じだ。閉鎖されていた公園前までの歩道も通れるようになった。
 公園直前の交差点以降はずっと上り坂が続いて、自転車で行くとかなり疲れる点も、昔と同じだ。久しぶりにあの坂を上って、懐かしい気持ちになってしまった。

 疲れきった後に、「愛・地球博記念公園」前に到着した。
 正面入り口の場所は「愛知青少年公園」時代と変わらないが、入り口を入ってすぐに大きな違和感を覚えた。昔の青少年公園では、正面玄関に堂々と建っていた「中央管理棟」が、影も形もなくなっていたからだ。眼前には広い空間が広がっていた。万博開催中には気が付かなかったが、万博会場としても正面入り口の場所だったのだから、取り壊すしかなかったのだろう。
 基本的に高低差の激しい土地で、視界を遮る建物も無くなったため、敷地内に入って少し進むと、ほぼ公園内全体を見渡す事が出来る。土を盛ったまま放置されていたり、工事を進めている最中の箇所も多く、案内図を見ると、第2期オープンでようやく全体の半分ほどが利用可能になったようだ。特に、正面入口から入って左手側(公園東部)は、ほとんど何もない状態で、「祭の後」とはこんな物かと、あらためて思わされた。

 その後は、自転車を駐輪場に止めて、ざっと公園内を一回りした。「サツキとメイの家」は、万博が終わっても予約制入場が続いているが、わざわざ予約してまで入る気はないので、今回はパス。
 東部エリアがほとんど工事中であるのに対して、西部は万博にも流用された施設が多かったせいか、今でも昔の面影がある程度残っている。しかし、子供時代に親しんだ「ベビーゴルフ場」や「ゴーカート」が完全に無くなってしまった事は、非常に寂しい。こぢんまりとしたささやかな施設だったが、小学生の頃は、来る度に遊んだものだ。私に限らず、名古屋で育った人は、一度くらいは遊んだ経験があるのではないだろうか。
 なお、サイクリングコースは、現在再び建設中との看板が出ていた。以前とは異なるコースになるのだろうが、無くならなかった事は喜ばしい。

 一通り回って、万博を経て、良くも悪くもあか抜けてしまったと感じた。以前の古くささは、ほぼ払拭されてしまったようで、結構寂しい。
 もっとも、昔の青少年公園を懐かしむのは、あくまで個人的な思い出があるからで、今の子供にとっては新しくて綺麗な施設の方がいいだろう。私が小学生だった1980年代に、既に青少年公園は出来てから10年以上経っており、それなりに古くなっていたのだ。21世紀まで30年以上も保っただけで上出来と言える。

 なお、公園内「愛知国際児童年記念館」の図書コーナーでは、一部でトラウマSFとして有名な「合成怪物」(合成脳のはんらん)も置いてある。今日これを見つけて、思わず読みふけってしまった。文体は子供向けに平易に書かれているが、中身はかなりキツい内容で、今でも読み応えがある。小学生の時に学校の図書室で読んで以来で、大変懐かしかった。興味のある方には、この公園でご一読をお勧めしたい。


 それにしても、このような内容だと、やはり写真を何枚か貼りたくなってしまう。百聞は一見に如かずで、風景は写真を見せた方が手っ取り早い。これまでは、その手段がなかったので諦めざるを得なかったのだが、今後は写真も使えるようにしようと検討中なので、ご期待下さい。



(関連リンク)

愛知青少年公園にでかけよう・公園私設ガイド
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2007年4月アニメ新番組チェック

 まもなく4月なので、いつものようにアニメ新番組を確認していたが、さすがに4月は本数が多い。1日から7日までの一週間にチェックする予定の番組だけで、20本もある。
 いちいち1本ずつ見ていくときりがないので、個人的に注目している作品を挙げておく。



・「ゲゲゲの鬼太郎」4/1(日)開始(東海テレビ、9:00~)

 このブログでは何度も取り上げているので、いまさら説明不要だろう。前作と違って同時ネットなので、2日後には観る事が出来る。第1話サブタイトルは「妖怪の棲む街」で、ゲスト妖怪は水虎。本日「デジモンセイバーズ」最終回で新番組予告を観たが、映画の宣伝が後半に入ったので、15秒しかなかった。公式サイトでは30秒の番宣も観られるが、こちらでも声が聞けるのは鬼太郎と目玉親父だけ。早く、ねずみ男やねこ娘の声を聞きたいものだ。



・「ロミオ×ジュリエット」4/4(水)開始(CBC、24:45~)

 「カレイドスター」スタッフによる新作。空中浮遊都市が舞台だったり、ジュリエットが男装の麗人だったりと、名作を大胆にアレンジした「厳窟王」路線であり、筋だけなら誰でも知っている作品をどのように観せてくれるか、楽しみだ。
 ちなみに、新番組予告を目当てに「銀河鉄道物語 ~永遠への分岐点~」の最終話を録画しようとしたのだが、放映時間変更で前半しか録れていなかった。予告が流れたかどうか、流れたのならどんな予告だったかが気になる。



・「地球へ…」4/7(土)開始(CBC、18:00~)

 原作を読んだのは、何年前だっただろうか。母の本だったので、今は実家にあるはずだが。
 ともかく、原作は好きな作品だし、スタッフ・キャストは実力のある人が揃っているので楽しみだ。ただ、原作の長さを考えると、かなりアレンジやオリジナルが入りそうだ。また、原作自体が古い作品なので、どこまで2007年の新作としてアレンジされるかも注目している。



・「キスダム」4/10(火)開始(テレビ愛知、25:28~)

 放映を一ヶ月後に控えた段階で、スタッフが「監督(兼・原作者)が逃げた」と暴露。後に「ジョークまじり」だったとフォローしたが、元の発言自体は否定しておらず、原作者表記が「サテライト・ワールドビジネスエンタープライズ」に変わり、監督も総監督・監督・副監督の3人体制になるなど、何やらゴタゴタはあったらしい。
 こんな話を聞いてしまうと、真面目に作品を作っている大部分のスタッフには悪いが、昨年の「GUN道 MUSASHI」のように、「笑うしかない」ような出来の作品が観られるのではないかと期待してしまう。



・「らき☆すた」4/11(水)開始(テレビ愛知、26:28~)

 京アニの新作で、監督は「涼宮ハルヒの憂鬱」でシリーズ演出を務めた山本寛なので、いい意味で視聴者の意表を突くような作品を期待している。はたして「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」を越える作品が観られるのだろうか。原作が四コマ漫画なので、色々な切り口がありそうだ。
 それにしても、本作はU局アニメにしては放映局が多い。「ハルヒ」のヒットで、角川が気をよくしたのだろうか。岩手めんこいテレビや瀬戸内海放送などは、U局アニメ放映実績がこれまでないせいか、名前が並んでいると妙に違和感がある。



・「アイドルマスター XENOGLOSSIA」5/17(木)開始(東海テレビ、27:27~)

 設定の変更と声優の総入れ替えのため、原作ゲームファンからは既に不評を買っているようだが、私はゲーム未プレイなので、「舞-HiME」「舞-乙HiME」に続くシリーズ第3弾として、結構楽しみにしている。
 ただ、他の地域に比べて1ヶ月半遅れは、さすがにひどい。東海テレビのこの枠も「プレイボール」「ラムネ」の頃は2~3週遅れだったのに、いつの間にここまで遅れてしまったのか。とりあえず、niftyの無料配信を観て、面白ければ後追いで地上波の放送を録画する事になりそうだ。



 以上、とりあえず注目作品を挙げてみたが、これら以外にも「ちょっと気になる」「観てみたい」タイトルは沢山あるので、今から時間のやりくりをどうするかに悩んでしまう。

 4月からの東海地方のアニメ放映状況に目を向けると、テレビ愛知の深夜枠が更に増加して、現在の週16本から週18本となり、平日深夜はほぼ「アニメばっかりやっている」状態になる。この調子では、そのうち20本を越えても不思議はない。
 特に、水曜深夜は25時28分開始の「ながされて藍蘭島」から、27時58分終了の「この青空に約束を- ~ようこそつぐみ寮へ~」まで、2時間半・5作品ぶっ通しで放映される。それに加えて、裏のCBCでは25時45分開始の「ロミオ×ジュリエット」から27時15分終了の「怪物王女」まで1時間半・3本立て。ここまで丸々被っていると、何かの嫌がらせのような気までする。

 考えてみると、テレビ愛知が深夜アニメの本数を増やしていても、他の局で減っているわけではない。名古屋テレビなどはテレ朝の深夜アニメがなくなっても枠は無くさず、新番組にU局アニメを入れている。CBCは、今期はU局アニメはないが、その代わりTBS・MBS制作のアニメは全て放映する。
 その一方で、独立U局の三重テレビでは、深夜の新番組は「魔法少女リリカルなのはStrikerS」のみ、岐阜放送は半年遅れの「ときめきメモリアル Only Love」しか無いというお寒い状況だ。我が家で観られない岐阜放送はともかくとして、三重テレビには、新作・再放送を問わず、もうちょっとアニメ放映には力を入れて欲しい。金曜夕方のサンライズ再放送枠は、もう復活しないのだろうか。
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「おねがいマイメロディ」2年間を振り返る

 2005年4月から放映が始まった「おねがいマイメロディ」。サンリオのキャラクター「マイメロディ」を主人公としたこの作品は、色々な方面から人気を獲得して、昨年4月には「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル!」として放映2年目に入ったが、去る3月25日に「くるくるシャッフル!」が最終回を迎えた。

 これで、「マイメロ」シリーズが終わりとなったわけではなく、来週からは第3シリーズ「おねがいマイメロディ すっきり!」が始まるが、これは「アニメロビー」枠で2本放映されるアニメの1本であり、独立した30分番組としては「くるくるシャッフル!」までの2年間で、区切りがつけられた形だ。
 「マイメロ」は、この2年間大変楽しませてもらった作品であり、以前からじっくり語ってみたいと思っていた。いい機会なので、ここで「マイメロ」の2年間を振り返ってみたい。

 なお、便宜上、放映一年目を「第1シリーズ」、二年目の「くるくるシャッフル!」を「第2シリーズ」と表記させていただく。


 まず、思い出は2年前の第1シリーズ開始時に遡る。
 放映開始前は、この作品には、ほとんど期待はしていなかった。キャラクター物にありがちな、ほのぼのしたヌルい話なのだろうと勝手に想像していたのだ。それでも、人間キャラも登場する事を知って、どんな内容なのか少しは気になったので、一応第1話から録画しておいた。

 しかし、最初の期待値が低く、また他にも大量の新番組があったため、とりあえず録画したままで第2話が放送されるまで放置していた。ようやく観てみる気になったのは、2話の放送後にネットで「「マイメロ」が凄いらしい」と噂を聞いたからだった。
 まず、第1話を観てみた。初見の感想はこちらで少し書いているが、第1話だけでは、さほどのインパクトは受けなかった。「つまらなくはない」程度の印象だったと思う。そのせいか、すぐには第2話を観なかった。

 本作にはまってしまったのは、第2話「勉強ができたらイイナ!」を観てからだった。
 クロミの悪夢魔法でPCになった男の子が教室で大暴れ、しかしそれに対するマイメロはあくまでマイペース。マイメロが一見可愛いのんびりキャラであるだけに、混沌とした作品世界とのズレが、今までのドタバタギャグアニメとは一味違う、独特のテンポを生み出していた。
 さらに、「マイメロディ、通称マイメロ」「美少女ウサギ戦士」「タイガース日本一は?→無理」「王様は最近、人間世界のテレビに毒されておいででした」など、強烈なネタやセリフが続出しており、どうやらマイメロだけでなくマリーランドの住民全てを、単なるファンシーキャラで売るつもりは無いようだとスタッフの意志が伝わってきた回だった。
 この第2話で、何が起こるか予想不可能な油断の出来ない作品らしいと感じて、次は何をやらかすかが毎週日曜日の楽しみになってしまい、気が付いたらすっかり作品世界に引き込まれていた。

 その後も、マイメロは風呂場でタオル替わりにされたり、洗濯機に放り込まれたり、川に投げ捨てられたりと、とても主人公とは思えないような仕打ちを受け続けて、すっかりいじられキャラとして定着した。
 また、マイメロのみならず人間キャラも、裸バイオリンの柊恵一、ポエム女の美紀、可愛い物嫌い(=マイメロが苦手)の真菜などが、徐々にその個性をはっきして、作品の暴走に拍車をかけていった。こうやって登場人物を挙げていくと、メインの夢野三姉妹は一番まともだ。

 キャラクターだけでは無く、話の展開も強烈で、男子チアガールサッカーや柊バク大増殖、肉体交換、マイメロ逮捕など「思いついても普通はやらない」ようなネタのオンパレード。第1シリーズの中盤からは、完全に「何でもあり」の状態だった。
 しかし、ただ単に無茶苦茶な暴走を描くだけではなく、一話一話の中ではきっちり話はまとまっていて、視聴後に後味が悪いような気分にはならない。また、ドタバタ暴走話だけではなく、第23話「カレと踊れたらイイナ!」のような、ライバルキャラを掘り下げたエピソードが挟まったり、珍しくマイメロとクロミが協力する感動編「お母さんに会えたらイイナ!」をクリスマスに合わせて放送したりと、シリーズ構成上のエピソードの配置も巧みだった。
 しかも、「お母さんに会えたらイイナ!」のような、素直に感動できる話でさえ、「いつもの柊先輩に代わって裸でバイオリンを弾くサンタ」と言う大変強烈なネタを仕込むあたりは、さすがとしか言いようがない。

 2年間通して楽しめた作品だったが、第1シリーズは特に外れが少ないと思う。
 特に印象に残ったエピソードを挙げると、前述の第2話・第23話・第39話以外では、第18話「時間がいっぱいあったらイイナ!」(SF味が強い異色編)、第36話「地球が救えたらイイナ!」(予告から凄まじかった)、第37話「ジャングルで会えたらイイナ!」(真菜唯一の恋愛話?)、第51話「タクトがふれたらイイナ!」(主人公特訓の間に世界が滅亡)と言ったところになる。
 まあ、これはあくまで「強いてあげれば」の事で、第1シリーズ全52話のほとんどには、多いに楽しませてもらった。


 そして、昨年4月より第2シリーズ「くるくるシャッフル!」が、スタート。
 第1シリーズを1年間観てきて、本当にやりたい放題だとしか思えなかったので、さらに一年をどう引っ張っていくのかと少々心配していたのだが、第2話のウサミミ仮面登場で、ほとんど吹き飛んでしまった。柊先輩がヒーローとして登場する事自体は、事前に知っていたのだが、ここまで強烈なキャラになるとは予想できなかった。「本人には全くやる気はない、無敵のお助けキャラ」と言う設定が、素晴らしい。また、「やる気のなさ」描写の積み重ねが、最後の最後で本当にやる気を出した時に、非常に効果を上げていた。これは、1年かけて放映した作品ならではの仕掛けだった。

 ただ、第2シリーズ全体の印象としては、第1シリーズと比べると若干パワー不足の感は否めなかった。スタッフのテンション維持も大変だっただろうし、視聴者側も、ある程度の暴走には慣れてしまったのだろう。
 しかし、新キャラクター・柊潤を登場させる事で、兄・恵一との確執や、小暮との友情&恋愛面のライバル関係を描き、それによって第1シリーズでは掘り下げきれなかった感のある、柊恵一の「夢」探しや、歌・恵一・小暮の関係に、最終的にきれいに決着を付けているあたり、キャラの使い方は上手い。潤自身も、1年間で愛すべき存在として成長していった。

 また、1年目と似たテーマの話があっても、単にネタを使い回すのではなく、ひねりを加えて新たなエピソードを生み出していた。特に、年末の裸サンタ再登場時には「どうせまた裸だろう」との予想を逆手にとって、裸にした上で三段腹をリアルに描き込み、1年目とは違う方向性でインパクトを与えたのは、見事だった。
 同様に、再登場するキャラクターも、安易に「ただ出しただけ」という扱いにはせず、「ここでこのキャラを出すのか」と思うような意表を突いた登場の仕方や、1年目で築いた人間関係をさらに掘り下げたエピソードが用意されていた。個人的には、「牡蠣くん」が、妙においしいポジションにいた事が、印象的だ。他にも、バクファミリーやナスビの神様なども味わい深い存在だった。
 悪役キャラは、第1シリーズと同じく「ダークパワーの精」(ダー)だったが、第2シリーズでは、このダーについても掘り下げられており、ダー側からマリーランドへの復讐を描いたエピソードまであったくらいだ。

 以上のように、第2シリーズは、第1シリーズの1年間で築き上げた作品世界を大切にして、さらに深く掘り下げた印象が強い。そのため、第1シリーズと比べると新鮮さには欠けたが、安定した面白さがあった。


 そして、その第2シリーズも、3月25日放映分の第52話「夢がかなったらイイナ!」で、完結した。
 前述のように、歌と小暮の関係、柊先輩の夢探しなど、第1シリーズから続いていた問題が決着して、また意外にもバクに食べられる事で、ダーもとどめをさされた。それに、マイメロとクロミの友情についても、最重要アイテム(?)のクロミノートを介する事でしっかり描かれていた。きれいに完結したと言っていいだろう。「2年間、観てきてよかった」と思える作品だった。
 スタッフの皆さん、2年間ありがとうございました…と言いたくなるが、最初に書いたように「マイメロ」は、これで終わったわけではない。「アニメロビー」枠の1コーナーとして、第3シリーズが4月1日からスタートする。この番組はアニメ2本に加えて実写コーナーも入るので、本編はせいぜい8~9分くらいだろうか。これまでと比べると物足りなくなりそうだが、それを逆手に取った見せ方による面白さを期待したい。スタッフの皆さん、「おねがいマイメロディ すっきり!」も、期待しております。



 と、ここで文を締める事も出来るが、2年も続いたシリーズなので、どうしても気になる部分、残念な部分もあった。それを無視して終わってしまっては気持ちが悪いので、触れておきたい。
 何と言っても、第1シリーズで「ヒーローになれたらイイナ!」シリーズを3回もやったにもかかわらず、奏と菊池の関係が第2シリーズでは完全に放置されたままになってしまったのは、残念だった。脇キャラまでしっかりフォローする本作らしからぬ、ぞんざいな扱いだ。
 また、柊兄弟の母についても、これまで作中で描かれた限りでは兄びいきの親バカにしか見えず、結局登場しなかった父親共々、もう少ししっかり描いて欲しかったところだ。
 以上、全体的に細かいところまで目の行き届いた作品だからこそ、気になる部分だった。



 更に付け加えるなら、本作品はDVDが4話収録で税込み2,940円と、大変お求めやすい値段だった事も、嬉しかった。
 この値段のおかげで気軽にDVDを買い続ける事が出来たし、安い割にはどの巻にも何らかの映像特典が入っていて、さらにお買い得感があった。
 ただ、最近リリースされた第1シリーズのDVD-BOXが税込み42,000円で、単品で全巻揃える場合(38,220円)よりも高いのは不思議だ。収録内容を調べた限りでは、特典を含めて単巻売りと内容に違いはないので、価格差は付属のフィギュア代としか思えない。いずれにしてもアニメDVDとしては安いのだが、わざわざフィギュア目当てで買い直す人も多くはないだろう。こればかりは、疑問に思わざるを得ない。
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やっと一息

 最近、色々な意味で忙しかったのだが、ようやく先週末で一区切りが着いた。
 このブログでは、自分自身のプライベートな話は、なるべく避けるようにしているのだが、今回ばかりは、あまりにしんどかったので、あえて書いておく。特に、ここ二週間ほどは休日出勤に加えて「涼宮ハルヒの激奏」にも出かけたので体を休める日がなく、本当に疲れた。まあ、仕事はともかくとして「激奏」は自分が行きたかったのだから、仕方がないのだが。


 そんな訳で、アニメの録画が相当に溜まってしまい、昨日・今日と視聴に時間を費やした。あと一週間で4月になって新番組が始まるので、これ以上置いておく訳にはいかない。
 3月いっぱいで終わる作品は、時期的にクライマックスの展開に入っているので、観始めると続きが気になり、いくつかは最新話まで一気に観てしまった。しかし、最終回は今週放送なので、結末だけお預けを食ってしまったような気分だ。普通に週一回観ていれば、こんな事はなかっただろう。

 逆に、4月以降も続き、しかも改編期に休止がある作品は、これから週一回観ていけば追いつくので、助かる。例えば、現時点で「ドラえもん」が2回分未見だが、次回の放送は4月20日なので、それまでには観る事が出来るだろう。「ドラえもん」と言えば、えなりかずきがのび太役を務める「疑問・難問・ドラえもん!」は、名古屋テレビでは27日の10時52分より55分の短縮版で放送予定。一応録画はしておくが、正直言ってまともに観る気にはならない。ネタ番組として、そこそこは楽しめればいいのだが。


 また、このブログで取り上げる予定でネタをいくつか用意してあったが、こちらも書いている暇が無く、「1月アニメ新番組の初見感想」は、完全に時期を逃してしまった。「テレビアニメの主題歌について思うところ」は、書き出すと際限なくなってしまいそうなので、どのように話を進めるか、ずっと考えている。すぐに書くのは無理としても、いずれ取り上げたいテーマだ。
 そして、映画「ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」は、観てから2週間が経ってしまったが、未だに感想を書いていない。こちらについては、できれば今月中にはこのブログに載せたい。多分、昨年の「のび太の恐竜2006」感想ほどには、長くならないだろう。


 以上、やり残しのネタは3月で決着を付けて、4月からはブログもサイトも更新のペースを上げる予定。
 サイトの方は、「ドラちゃんのおへや」ではなく「はなバルーン倶楽部」で、いくつかネタを用意しているので、当面はそちらに時間を割く事になりそうだ。「ドラちゃんのおへや」は、とりあえず更新はアニメの放映リスト程度になるだろう。
 ともかく、今後とも、当ブログおよびサイトをよろしくお願いします。
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「涼宮ハルヒの激奏」の一日

 ほぼ丸一日かけて、チケットを入手してから約2ヶ月。3月18日、大宮ソニックシティで行われた「涼宮ハルヒの激奏」に行ってきた。
 私にとって、自発的にチケットを入手した、初めてのアニメイベントだ。休憩を含めて、のべ4時間にも渡る長丁場であり、どのように感想を書こうかと少々迷ったが、開き直って思うままに書いてみた。さらに、このような大がかりなイベントの感想を書くのは初めてなので、まとまりに欠ける文章になってしまったが、ご容赦下さい。



 10時30分頃に新幹線で東京入りして、途中に秋葉原に寄り道しつつ、昼過ぎに大宮に到着した。
 13時30分に大宮駅でケデラッタ(TOJHO)さんと合流して、まずは会場前まで行ってみた。物販は、外からでもかなりの人数が入っていると一目でわかる状態。無理して買わなくても後日売り出される物ばかりなので、スルー決定。その後は、周囲をぶらぶらと一回りした。1月20日のアニメイトでのチケット先行販売時に列が出来ていたと言う場所にも、通りがかった。

 その後は喫茶店に入って休み、15時45分くらいに会場入りした。
 この時点で、場内は人であふれて非常に混沌とした状態で、あと15分で開演とは思えない雰囲気だった。ロビーでは物販の他、出演者の寄せ書きやお祝いの花輪などがあり、それらを見ているだけで、あっと言う間に時間が経った。
 寄せ書きは、キャラの名前で署名されているのに内容は「中の人」モードで、そのギャップが面白かった。また、怪しげなガンダムやコロ助など、アニメキャラの落書きが多く描かれており、個人的には「キン肉マン」の超人が多かった事が印象に残っている。ウォーズマン、バッファローマン、それにステカセキングまでいたが、誰が描いたのだろう。そういえば、後藤邑子が以前にブログで「II世」アニメの事を書いていたが


 開演の16時が迫ってきたので、自分の座席に座ったが、16時を過ぎてもなかなか始まらない。
 どうしたのかと思い始めた頃、鶴屋さんの声で案内が流れて、場内が盛り上がる。さらに、みくるなのか中の人なのかよく判らない後藤邑子の着席案内、とどめに杉田智和によるクワトロ・バジーナと若本規夫の物マネが続き、既に何のイベントなのかよくわからない状態だった。

 そして、司会役の白石稔(谷口役)が、持ち歌(?)の「WAWAWA忘れ物~」を披露しつつ登場して、いよいよ「涼宮ハルヒの激奏」が始まった。アシスタントは松元恵(国木田役)。この二人が出演すると聞いて、一体何をやるのかと不思議に思っていたが、納得のポジションだ。
 司会の二人によって名前がコールされて、出演者が続々と登場した。多くの人は普通の服装だが、なぜか杉田智和はクワトロのコスプレ(金髪カツラにサングラスも装備)、小野大輔はカクリコンのコスプレで登場。さらに、白石稔はアムロのコスプレで司会をしており、男性陣は「ガンダム」ネタで揃えた格好となった。なぜ「ハルヒ」のイベントで「ガンダム」なのかと、最初から妙な感じのスタートだった。


 まず、前半はイベントパート。
 最初は、キャラクターごとの名場面集を観ながら、作品を振り返るトークコーナー。
 ここで、石原立也監督とキャラクターデザインの池田晶子がゲストとして登場。池田さんの登場時に「しょこたーん!」と呼ばれていたのが、妙に可笑しかった。

 名場面集のトークは、正直ちょっとグダグダな感じを受けた。
 キャラクターごとの名場面集なので、しゃべるのは、そのキャラの声優と監督に、ほぼ固定されてしまい、話にあまり広がりがなかった。特に、杉田智和は微動だにしないような状態で、サングラスでわからないのをいい事に眠っているのではないかと、何度も突っ込まれていた。
 また、名場面は監督が選んだらしいが、キャラによってはかなり短かったり(特にキョン)、「何故ここを?」と思うような場面もあり、声優陣も当惑していた感じが見受けられた。また、ミクルビーム発射直前や、キョンの「ポニーテール萌えなんだ」発言までで映像が終わるなど、寸止めされている感じもあった。

 それでも、メインキャラはともかくとして、鶴屋さんやキョンの妹、朝倉涼子や谷口・国木田など、これまであまり触れられてこなかったキャラについても、監督や声優のこだわりや、演技の思い出を聴く事が出来て、興味深かった。
 せっかくなので、名場面で登場した場面を、記憶にある範囲でコメントと共に紹介しておく。


・キョン:「涼宮ハルヒの憂鬱 VI」のクライマックス「ポニーテール萌えなんだ」と、「ライブアライブ」の文化祭後日、校庭でハルヒと話す場面

・ハルヒ:「涼宮ハルヒの憂鬱 I」より、自己紹介の場面。ここで「ただの人間に興味はありません。宇宙人、未来人…」とセリフが流れた時、会場から「俺、ニート!」と合いの手が入り、絶妙のタイミングに場内爆笑。

・みくる:「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」より、ミクルビーム発射寸前までと、「涼宮ハルヒの退屈」より、負傷退場の場面。

・長門:「涼宮ハルヒの憂鬱 IV」より、朝倉涼子との対決と、「射手座の日」の徐々にすごくなっていくPCさばき。

・鶴屋さん:「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」より、演技中に笑い出す場面と、「ライブアライブ」より、客引きの場面。松岡由貴によると、これだけ長く笑いの演技をしたのは初めてで、笑い方も少しずつ変化を付けて工夫したとの事。

・朝倉涼子:「涼宮ハルヒの憂鬱 I」より、体育でブルマー姿の場面と、「涼宮ハルヒの憂鬱 IV」より、キョンを殺そうとする場面。桑谷夏子は、朝倉の正体を知ってから演技を変えた方がいいですかと申し出たが、「そのままで」と言われたとの事。

・キョンの妹:「孤島症候群(前編)」より、キョンのカバンの中に入っている場面と、トランプの場面。あおきさやかによると、毎回アドリブにこだわったとの事。杉田智和は、はさみを借りる場面が入っていない事を残念がっていた。

・喜緑江美里:「ミステリックサイン」で、SOS団に捜査を依頼に来る場面。ほぼ出番の全てであり、監督曰く「ここしか選びようがなかった」。白鳥由里も、コメントに困っていた模様。

・古泉:「ミステリックサイン」のカマドウマに向けての「ふもっふ!」と、「涼宮ハルヒの憂鬱 V」の閉鎖空間での戦闘シーン。小野大輔曰く、発音としては「ふんもっふ!」が正しく、「ふもっふ!」へのリスペクト・オマージュだとの事。

・谷口:「涼宮ハルヒの憂鬱 IV」より、「WAWAWA忘れ物~」の場面。白石稔によると、この歌は完全にアドリブで歌ったとの事。この場面への場内の反応は、かなり激しかった。

・国木田:「涼宮ハルヒの憂鬱 I」より、キョン・谷口と弁当を食べる場面と、「ライブアライブ」でナンパの誘いを断る場面。監督によると、弁当の食べ方は、原作を踏まえた上でこだわった部分との事。


 以上、多分抜けている部分もあるだろうが、出来る限り記憶から拾ってみた。
 今回、「ハルヒ」声優陣のトークを、はじめて生で聴いたが、地声とキャラの声が全然違う人もいれば、ほぼ変わらない人もいて、これまで「ドラえもんオールナイト」くらいしか声優の話を生で聴く機会がなかったので、非常に興味深かった。「ほぼ変わらない」人としては、てっきり作った声だと思っていたキョンの妹が、あおきさやかの地声と、ほとんど変わらなかったのには驚いた。逆に、後藤邑子の地声を聴くと、みくる声は作って出しているのだと、あらためてよくわかる。
 また、声優陣が具体的に話数を挙げて思い出を話す時、わざわざ「放送では第2話」などと、断りを入れていたのが妙に可笑しかった。放映順とDVD収録順(時系列順)が異なるこの作品ならではの事だろう。本作に関しては、話数ではなくサブタイトルをはっきり言わないと、「ライブアライブ」以外は紛らわしくなってしまう。



 続いては、「涼宮ハルヒの寸劇」。
 「涼宮ハルヒの憂鬱」本編は、ほぼ常にキョンのモノローグによって話が進むが、今回は特別に国木田(と言うよりは、松元恵)がナレーションを担当していた。
 一応、全員台本を手にして劇を進めていたが、ほぼ全員が、持ち役に中の人が混ざったようなキャラで演技をしており、みくる役を演じているはずの後藤邑子が「ふぉおおおおお」と唸ったり、杉田智和と小野大輔が「顔近すぎ」の怪しい雰囲気になったり(この二人の関係は、イベント最後まで妙に強調されていた)と、一種異様な感じだった。ここで、ストーリーも紹介しておこうと思ったのだが、思い返すと小ネタの連続と言った感じで、明確なストーリーは説明しにくい。
 最後は、あまりはっきりしたオチもなく、唐突に終了。どこまでが台本通りで、どこからがアドリブだったのか、見当が付かない。


 ここまでで、前半のイベントパートは終わり。全体的に女性陣は少々おとなしく、杉田・小野・白石の男性陣三名の悪ノリが目立った。三人とも、弾けすぎだ。
 また、「ハルヒ」とは関係ないアニメやゲームのネタが多数散りばめられており、それらの元ネタを知らなければ楽しみにくいのではないかと、少し心配してしまった。もっとも、私がほぼ理解できるくらいだから、おそらく会場内の大半の人にはわかるネタだったろう。実際、普通に笑い声が上がっていた。主催者・出演者も「ハルヒ」のファンはそういう人達だと想定して、ネタを仕込んでいたと思われる。そうでなければ、主演声優がクワトロのコスプレで出てくるなんて、無茶もいいところだ。
 ネタと言えば、イベントパートの最後に白石稔が「にょろ~ん、スモークチーズ」と言ったのには驚いた。まさか、同人ネタを公式のイベントで仕込んでくるとは。もし、松岡由貴が「キョンくん、キョンくん、スモークチーズはあるかい?」と言っていたら更に凄かっただろうが、残念ながらそれはなかった。
 ちなみに、この後の休憩時間にパンフレットを買ったら、鶴屋さんの紹介文で「スモークチーズの匂いが…」と書いてあり、重ねてびっくり。本気でちゅるやさんを公式に取り込むつもりなのだろうか。

 以上のように、「ハルヒ」とは直接関係のないネタも多く、また白石稔の股間が危ない状態になっているなど映像的にも問題がありそう(?)なので、後日発売予定のDVDでは、イベントパートは収録されないのではないだろうか。まあ、盛り上がったのは「場」の雰囲気も影響しているだろうから、仮にイベントパートが収録されても、後日観たら寒く感じてしまうかも知れないが。



 前半が終わって、30分の休憩。最初は、ちょっと休憩が長すぎるのではと思ったが、会場にはトイレが少なく、長蛇の列となっていたので、むしろ助かった。
 物販も、ようやく空いてきて、前述のようにパンフレットを購入した。品書きを見ると、売り切れた物も結構あったようだ。



 18時15分より、ライブパート開始。
 初っ端からメイド服で後藤邑子が登場。「私がこの格好で出てきたって事は、何を歌うかはおわかりですね」と、「恋のミクル伝説」を披露。もちろん、ちゃんと「外して」歌っている。CDで聴くのとはまた違った外し方を聴いていると、これは生歌なのだと実感が沸いてきた。生「ミクル伝説」を聴く事は、今回の目的の一つであり、いきなりテンションが上がってしまった。

 続いて、平野綾が登場して、OPテーマの「冒険でしょでしょ?」と「風読みリボン」の2曲。
 さらに、茅原実里「雪、無音、窓辺にて。」「SELECT?」、後藤邑子「見つけてHappy Life」、松岡由貴「青春いいじゃないかっ」、桑谷夏子「COOL EDITION」と、キャラクターシングルの曲が続いた。
 曲の後にはトークもあり、和服姿の松岡由貴は観客からの「回ってー」の声に応えて、くるりと一回転を披露。
桑谷夏子は、2曲の持ち歌のうちどちらを歌えばいいのかと聞いたところ、「盛り上がる方の曲を歌ってもらいます」と言われて、「小指でぎゅっ」を練習していたが、無駄になった事を残念がっていた。

 一息ついてから、再び平野綾が登場。後ろにはバンド「ENOZ」が控えており、ここで生演奏による「God knows... 」「Lost my music」の2曲が歌われた。平野綾の喋りもアニメ本編をなぞったもので、まさにリアル「ライブアライブ」。特に、「Lost my music」の後半部分はバンドの演奏が激しくて、生演奏の醍醐味が味わえた。
 ただ、平野綾がバニー姿でなく、リアル「ENOZ」が男ばっかりだった事だけは、ちょっと残念。「Lost my music」あたりで、あまりの曲の激しさに、耳が少し鳴るようになってきた。

 続いては、小野大輔「まっがーれ↓スペクタクル」、杉田智和「倦怠ライフ・リターンズ!」と、ようやく男性陣が登場。
 「まっがーれ↓スペクタクル」は、小野大輔が女性ダンサー二人を従えてノリノリで、スプーン曲げも披露。また、トークでは「これからは、古泉の事は「キモかっこいい」と言って欲しい」と要望して、早くも会場からは「キモかっこいい」コールが起こっていた。
 「倦怠ライフ・リターンズ!」では平野綾も登場して、CDと同様に合いの手を入れていた。杉田智和は、ここでようやく北高の制服を着て、キョンの格好になっていた。歌い出しは、ちょっとタイミングが遅れていたようだ。また、「キテレツなんかいらない」のところで、コロ助っぽく「いらないナリ!」と言ってみたりと、かなりアドリブが入っていた。このあたりも、ライブならではか。


 この後は、歌は小休止となり、杉田智和・小野大輔と、ハルヒのコスプレをした白石稔の三人によるトークが、しばらく続いた。次へのつなぎだったのだろうが、白石の格好は股間もっこりのアムロコスともども、精神衛生上あまりよろしくない。おそらく、これもDVDではカットされる事だろう。と言うか、こればかりはカットして欲しい。
 最後に、杉田智和が「次の曲は、「ハッピー…」」と言いだして、止められる一幕もあった。やはり、2週間前に横浜でイベントのあった、あのアニメの曲の事か。


 男三人が退場して、平野綾・茅原実里・後藤邑子の三人が登場。「最強パレパレード」「うぇるかむUNKNOWN」「ハレ晴レユカイ」を3曲続けて披露した。3曲とも激しいダンスが印象的で、特に「ハレ晴レユカイ」は、コンテが公開されていたフルバージョンのダンスをを、ほぼ完璧に踊っていて、感動した。
 この3曲は口パクだったようだが、演奏中はダンスに夢中になっていたので、その点は全く気にならなかった。ダンスだけで十分満足できたし、下手に歌って、歌も踊りも中途半端になってたら、かえって盛り下がっただろうから、ここはダンスに集中して正解だったと思う。

 「ハレ晴レユカイ」で一端幕となったが、もちろんアンコールに応えて再登場。三人に加えて杉田智和・小野大輔も加わり、今度は「ハレ晴レユカイ」テレビサイズを披露。当然、DVD第7巻に収録された「スペシャルエンディング」のダンスを、5人で踊った。
 こちらも、踊りはほぼ完璧で。会場上部のスクリーンで流れたアニメ版映像と見事にシンクロしていた。杉田智和が、EDアニメのキョンと同様にやる気の無さそうな顔で踊ってたのは可笑しかった。歌の終わった後、男二人が熱い抱擁をしていたのも印象的だった。


 ライブパート終了後、再び出演者全員が登場して挨拶。途中から、感極まって泣き出してしまった平野綾が特に印象的だった。他には、松岡由貴の「あたしも「ハレ晴レ」歌いたーい!」→会場、盛り上がる→「でも、あの踊りは無理!」の流れが面白かった。
 最後に、出演者全員がサインボールを客席に投げた。一個、間近まで飛んできたボールがあったが、結局取れなくて残念だった。しかし、飛距離を考えると2階席は最初から捕る事はほぼ不可能であり、ちょっと不公平で気の毒に思ってしまった。それを考えるとチャンスがあっただけまだよかった。
 出演者が退場して幕も降り、祭りは終わった。荷物をまとめて、会場を出る支度をしていたら、ハルヒの声で「来てくれて、本当にありがとう」と、終了アナウンスが流れた。幕が下りて、しばらくしてからだったので、すぐに会場を出てしまい、聞き逃した人もいたのではないだろうか。この、思わぬおまけは嬉しかった。



 全体としては、トークのグダグダ感を考慮に入れても、十分に楽しめた。
 今回は、幸運にもかなり前の方の、しかも中央寄りの席を取れたので、ステージ上部のスクリーンを見る必要がほとんど無く、直接に舞台上の出演者をじっくりと見る事が出来た。何度か、目が合ったのではないかと思ってしまったほど近い距離だった。
 前後の日は仕事が詰まっており、日帰りで時間的にも体力的にも厳しいスケジュールだったが、無理してでも来てよかった。もし、次の機会があれば、ぜひまた行きたい。その時には、会場はもっと広いところにして、チケットを入手しやすくして欲しい。今回のような苦労は、できればあまりしたくない。

 それにしても、あらためてここまでの文を読み返すと、イベントの楽しさを伝えられるようには書けておらず、我ながらもどかしい。もちろん、私の文章力の無さが一番の原因なのだが、やはりこう言ったイベントは、その場にいて実際に体験しないと、レポートや感想だけではわからない楽しさがあるものなのだと思う。



 そう言えば、アニメ第2シリーズの制作が発表されるのではと噂されていたが、監督がいたにも関わらず、新作については全く触れられなかった。京アニの当面の仕事は既に決まってしまっているから、第2シリーズがあるとしても来年だろうか。
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「鬼太郎」第5作、東海テレビも同時ネット

 タイトルの通り、4月から放映が始まる「ゲゲゲの鬼太郎」第5作は、東海地区の東海テレビでもキー局のフジテレビと同じく4月1日(日曜日)朝9時からの放映となる事が、本日発売の「TV Japan」によって判明した。
 個人的には、春のテレビ改編ではこれが一番のサプライズだ。


 東海テレビ日曜朝9時の時間帯は、昔からずっとローカル枠扱いで、私が記憶する限りでは少なくとも1980年代には既に自局制作のローカル番組や、アニメの再放送などを行っていた。さらに、9時台だけではなく10時台もローカル番組「てれび博物館」が放送されていたために「笑っていいとも!増刊号」が一週遅れで10時30分から放送されていた時期もあった(現在は同時ネットに移行)くらいだ。

 だから、「ゲゲゲの鬼太郎」第5作が日曜9時の枠に決まった時は、現在放映中の「デジモンセイバーズ」と同じく5日遅れで金曜16時になるとばかり思っていて、このブログでもその事は何度も書いた。
 フジテレビ日曜9時の枠は、1993年の「蒼き伝説シュート!」以降、東映アニメーション制作のアニメが続いているが、東海テレビでは、ほとんどの作品が金曜16時の放送だった。それどころか、アニメ枠以前の「東映不思議コメディーシリーズ」時代も、金曜16時もしくは金曜7時30分の再放送枠を行ったり来たりしていたのだ。「とりあえずスポンサーが付くから放送しておけ」と、空いている再放送枠に適当に入れたとしか思えない扱いだった。
 例外は「デジモンアドベンチャー02」で、日曜朝9時30分枠で一週遅れと言うフジテレビの編成に準じる形だった。この時は、この時間帯のローカルスポンサーだったアンディコのCMをOP開始前のスポット扱いで入れるなど、編成に苦心しつつもあえてこの枠に持ってきたらしい事が伺えた。
 これが続けば、この時間帯のアニメ事情も変わっていたのかもしれないが、前述の「笑っていいとも!増刊号」同時ネット化に伴い「てれび博物館」が9時30分枠に移動したため、アニメ枠は金曜16時に戻ってしまったのだ。結局、この時間帯はあくまでローカル番組重視だったようだ。


 このような長年にわたる経緯があったため、今回「ゲゲゲの鬼太郎」が同時ネットになると知って、喜ぶ以前に驚いている。
 しかも、現在放映している「さんまのまんま」を全く別の時間帯に移すのではなく、9時30分からのローカル番組「おでかけ!パレット」を3月いっぱいで終了させて「さんまのまんま」を30分スライドさせると言うのだから、更に驚きだ。まさか東海テレビが自局制作番組よりも「鬼太郎」を優先させるとは、全く予想できなかった。

 ともかく、1988年の第3作放映終了から19年ぶりにキー局と同時ネットで「鬼太郎」の新作が観られるわけだ。前回の第4作で放映枠と遅れに泣かされていただけに、非常に嬉しい。金曜16時とは違って、リアルタイムで観られる時間帯なのもいい。
 まあ、現状では日曜朝はなかなか起きる事が出来ず、「マイメロ」すら最近は毎回録画で観ているくらいなので、「鬼太郎」も毎回きちんと起きて観る自信はないが、放映第1回だけでも絶対にリアルタイムでで観たい。



(3/16追記)

 本日放送の「デジモンセイバーズ」で、「鬼太郎」の予告が流れた。
 BGMは、お馴染みのOPテーマ曲をアレンジした物で、一安心。やはり「鬼太郎」は、この曲でなくては。肝心の鬼太郎の声は、コナンにしか聞こえない。観ているうちに鬼太郎としてしっくりくるといいのだが。目玉親父の「行くぞ、鬼太郎!」は、ちょっと苦しそうに感じた。まあ、8秒しかない予告なので、もうちょっと長い映像を観ないと、何とも言えないか。
 そして、放映日時はしっかり「4月1日(日)あさ9時スタート!!」と出ていた。フジテレビ出しではなく、東海テレビが常用しているフォントによるテロップなので、同時ネットは完全に確定したと言える。4月1日が楽しみだ。

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映画「のび太の新魔界大冒険」の周辺

 映画「ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」を、公開翌日となる本日、観てきた。
 昨年の「のび太の恐竜2006」と同様に、東海地区在住の藤子ファンで一緒に観たのだが、昨年は私を含めて4名だったのに対して、今回は総勢十名となり、名古屋としてはかなり多くの藤子ファンが集まった。映画自体も含めて、久しぶりに藤子度の高い一日だった。


 映画の感想は後日じっくりと書くとして、今回は映画関連の出版物やテレビ特番等について触れておきたい。
 まずは関連出版物だが、今回購入したのは、


・映画ドラえ本 のび太の新魔界大冒険 公式ガイドブック
・大長編ドラえもん VOL.5 のび太の魔界大冒険 スペシャルパック


 この2冊くらいか。ドラ関連では、最近ぴかコミ版15巻も出たが、これは映画とは直接の関係はない。
 昨年は、小学館以外からも「Quick Japan」や「アニメーションRE」など映画を特集した雑誌があったが、それと比べると今回は少々寂しい。やはり、昨年は「2年ぶりのドラ新作映画」で、しかも「のび太の恐竜」リメイクだったからこそ、話題に取り上げられる機会が多かったのだろう。

 内容的には、「のび太の魔界大冒険 スペシャルパック」は、従来のてんコミにストラップのおまけを付けただけなので、特筆すべき部分はない。せいぜい、初版とのセリフの違いくらいか。
 「映画ドラえ本」は、「ドラえ本3」以来7年ぶりとなる久々の「ドラえ本」であり、グッズに関しては「新魔界」に特化した内容となっているが、スタッフ・キャストのインタビューを始め、映画のガイドとしてはなかなか読み応えがあった。
 ちなみに、この本は昨日買ったのだが、表紙に「映画完全ダイジェスト」と書かれていたため、ネタばらしが怖くて映画を観終えるまでは、ほとんど読めなかった。実際読んでみると、原作に無いアレンジ部分を含めて、結末までしっかり紹介されているので、映画未見の方は35ページまで封印しておいた方がいいだろう。

 他に、映画関連出版物としては、コロコロコミックで連載されたコミカライズ版漫画の単行本が出ているが、これは新品で買う気にはならない。


 次に、映画に絡んだテレビ番組について。
 テレビ版「ドラえもん」では、今月2日が1時間スペシャル、9日が前夜祭として30分枠の半分が映画情報に使われたが、「映画ドラえ本」よ同様に、事前にネタを知ってしまう危険を回避するため、両方ともまだ観ていない。しかし、昨日放送された映画「のび太の恐竜2006」テレビ放送の番組最後で、かなり長い予告編を観てしまったので、結局ある程度の予備知識が頭に入ってしまった。

 それにしても、この「のび太の恐竜2006」は、テレビでの扱いがあまりにも酷かった。
 OP・EDは丸々カットされてしまった上に、本編もかなり手が入っていて、劇場で印象的だった場面がいくつも消されている。
 そもそも、106分の映画を1時間54分枠でノーカット放映できるわけがないので、ある程度のカットは覚悟していたが、OP・EDが全く無いのはあんまりだ。これまでも、EDカットは同時上映の中・短編で、よくあったことだが、長編のドラ映画では初めてとなる。
 しかも、中・短編におけるEDカットと違ってスタッフロールの補完もなかったので、原作者や監督の名前すら放送では表示されていない。それに、EDには本編を補完するような仕掛けがあるので、これをカットしてしまったため、尻切れトンボに近い状態になっている。
 純粋に時間が足りないのであれば、まだ納得できるが、実際には「新魔界」の予告に4分以上使っており、これを1分程度にしておけば最低限EDは流せたはずだ。結局、今年の映画の宣伝のために昨年の映画を犠牲にしたとしか思えない。

 今回のテレビ放送で「のび太の恐竜2006」を初めてご覧になった方もおられるだろうが、どうかこのテレビ放映版が「のび太の恐竜2006」の全てだとは思わないでいただきたい。この映画を肯定するにせよ否定するにせよ、まずはDVDで全編をしっかりと観て欲しい。

 それにしても、106分の「のび太の恐竜2006」で、これだけ酷い状態なのだから、112分ある「新魔界大冒険」がどんな事になるか、考えただけで恐ろしい。2時間半の枠なら、ほぼノーカットでの放映が可能だろうが、今のテレビ朝日にそこまでのやる気はないだろう。
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「ネギま!? Princess Festival」感想

 先週の土曜日・3月3日は、パシフィコ横浜で開催された「ネギま!? Princess Festival」に行ってきた。
 当ブログで忙しいと書いた翌日に横浜まで出かけているわけで、お前は本当に忙しいのかと突っ込まれてしまいそうだが、逆に「横浜まで行ったりしているから、余計に忙しくなるのだ」と、お考えいただきたい。


 わざわざ名古屋から横浜まで出かけてしまったが、私はアニメ「ネギま!?」の熱心な視聴者ではない。アニメも含めた「魔法先生ネギま」と言う作品全体についても、せいぜい原作単行本を全部揃えて、アニメは1作目と現在放送中の「ネギま!?」を全話観ている程度だ。DVDは買っていないし、CDも主題歌くらいしか持っていない。一応追っている作品ではあるが、ファンとしてはかなり薄い方だろう。
 だから、これまでに開催されてきた「大麻帆良祭」などのイベントには、全く行ったことが無かった。今回も、自発的にチケットを買ったわけではなく、TOJHO(ケデラッタ)さんから、チケットが1枚あまっていると誘っていただいたのだ。
 アニメ「ネギま!?」も終盤にさしかかり、声優陣が一堂に会するイベントも、今後はなかなか無いだろうと考えて、せっかくの機会だから行ってみようと思った次第だ。


 私にとっては、観客が5,000人規模にもなる大がかりなアニメ・声優イベントは、「ネギま!?」に限らず、今回が初めての参加だった。
 事前に「大麻帆良祭」のDVDを観て、雰囲気を予習していたのだが、実際に「その場」で体験すると全然違う。開演直後は、周囲のあまりのテンションの高さに、圧倒されてしまった。とにかく、会場がこれまでに体験した事のない空気に包まれており、一週間経った今でも、何と形容していいものか悩んでしまう。
 しかし、一曲目が「ネギま!?」OP主題歌でお馴染みの「1000%SPARKING!」だったおかげで、結構早いうちに、場の空気に馴染む事が出来たと思う。気が付くと、周囲に合わせてサイリウムを振っていた。

 その後は、アニメ本編で流れていないために知らない曲も多かったのだが、歌っているのはアニメで耳に声の馴染んだ人たちだし、基本的にキャラクターソングなので、その場のノリになれてきたせいもあって、楽しんで聴く事が出来た。
 また、歌の合間に行われた寸劇では、アニメでお馴染みのネタがちりばめられていた。本編では滑っているように感じた「佐々木まき絵失格」ネタも、皆川純子と堀江由衣本人のやりとりを生で見ると、妙に笑えてしまう。これは、イベントの雰囲気があってこその事だろう。

 今回、もちろん堀江由衣や皆川純子だけでなく「ネギま!?」3-Aクラスメイトの大半は出演しており、生まれて初めて、いわゆる「人気声優」が勢揃いした光景を見た。前述の寸劇にも言えるのだが、「中の人」からアニメのキャラと同じ声が発せられるのを聴いているうちに、さらに気分が高揚してしまった。
 「ネギま!?」以外の作品で声を聞いている人も多く、小林ゆうが登場した時には「この人がニンジャ太郎か」と、ちょっと感動した。
 ただ、クラスメイト全員集合とはならなかった点は残念だ。特に、能登麻美子が出ていないため、のどかと夕映の掛け合いを聴く事は出来ず、そこはちょっと物足りなかった。
 とは言え、20人以上が一緒に歌った「1000%SPARKING!」「A-LY-YA!」「ハッピー☆マテリアル」は、迫力満点。この3曲を生で聴けただけでも、横浜まで行った価値は十分にあった。「A-LY-YA!」は、全員がステージに出揃うまで延々とイントロが続いて、随分と焦らされたが、これも今振り返るといい思い出だ。


 そんなこんなで、あっという間の3時間だった。終了後は、しばらく体が虚脱状態となって、耳鳴りが続いていた。自分の体力の無さを思い知らされた感じだ。オタクは部屋に閉じこもって不健康などと言う人がいるが、少なくともこのようなイベントに熱心に参加するような人は、十分にエネルギーがあると思う。
 ともかく、今回はいい体験をさせてもらった。

 ただ、知らない歌が多い状態で参加してしたのは、ちょっと勿体なかったかと思う。OP・EDテーマ以外の歌も知っている状態で臨んでいれば、さらに楽しめただろう。
 また、割と早くに会場の雰囲気に馴染んだつもりだったが、やはりイベント初参加のせいで「照れ」が残っており、声優に対してコールをするまでには至らなかった。あの場にいるのは皆「お仲間」なのだから、遠慮せずにもっと弾けていればよかったと思う。



 さて、次は正真正銘「初めて自主的にチケットを取った」、私にとって本命のイベントが控えている。
 こちらは、挿入歌やキャラソンCDも買って聴いており、ライブパートは今回以上にのめり込める事は間違いない。出演声優も一部を除いて今回とは異なるメンバーだから、生で観るのが楽しみだ。ただ、今度もまた体力を使い果たしてしまいそうで、ちょっと心配ではある。
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「ゲゲゲの鬼太郎」第5作メインキャスト発表

 「ゲゲゲの鬼太郎」新シリーズのメインキャストが、公式サイトで発表された。
 鬼太郎に高山みなみ、そして目玉親父は田の中勇が続投する事は既に明らかにされていたが、ようやく残りのレギュラー声優陣も出揃った。キャストは、以下の通り。


 ・鬼太郎:高山みなみ
 ・目玉おやじ:田の中勇
 ・ねこ娘:今野宏美
 ・ねずみ男:高木渉
 ・砂かけ婆:山本圭子
 ・子泣き爺/ぬりかべ:龍田直樹
 ・一反もめん:八奈見乗児


 鬼太郎・ねこ娘・ねずみ男は新たな声優が選ばれたが、目玉親父を含めた残りのレギュラー陣は、全員これまでのシリーズでレギュラー出演経験のある人が揃っており、意外性はないが、非常に安心できるメンバーだ。

 今回、田の中勇の目玉親父続投が話題となっているが、砂かけ婆役の山本圭子も、第1作では番組レギュラーで主に少年役(第1話「おばけナイター」から出演)を担当、続く第2作では砂かけ婆、第3作は後半でレギュラー入りしたシーサー、第4作では再び砂かけ婆と、全シリーズにレギュラー出演していて、間違いなく「鬼太郎」には欠かせない声優だ。
 また、一反木綿は第3作の八奈見乗児が再び担当する。一反木綿は、第2作ではまともなセリフがほとんど無く、第3作からよく喋るようになったので、私にとって一反木綿=八奈見乗児が刷り込まれており、それだけに今回の復帰は非常に嬉しい。ちなみに、八奈見氏は第4作では井戸仙人役などで何度か出演した。
 そして、前作でぬりかべと一反木綿の二役だった龍田直樹が、今回は引き続きぬりかべと、新たに子泣き爺役を演じる。スタッフは、どうしても龍田氏には二役をやらせたいのだろうか。龍田氏の老人役となると、最近では「キン肉マンII世」のミンチ役あたりが、子泣き爺に近そうな感じがする。悪くはないだろう。


 さて、新顔の三人にも触れておこう。
 まずは、4代目鬼太郎となる高山みなみ。この人の少年役となると、最近は「名探偵コナン」江戸川コナン役の印象が強いが、他にも「ミスター味っ子」の陽一役を初めとして、多くの少年キャラを演じている。これまでで一番明るい鬼太郎になりそうな感じもするが、鬼太郎の妖怪としての怖い部分を演じる実力は十分にあるだろうから、そちらにも期待している。
 次に、ねずみ男役の高木渉。第4作では第36話「仰天!おりたたみ入道」で、ねずみ男の弟に化けた「むじな」役でゲスト出演していた。今回は、本物のねずみ男を演じるのだから面白い。ビデオを引っ張り出して、むじなの声を聞き返してみたが、いかにもねずみ男っぽい調子のよさが出ている。もちろん、この話では、あくまで本性はむじななので、今回も同じ演技になるとは限らないが、なかなか面白いねずみ男が生まれそうだ。
 最後に、ねこ娘役の今野宏美だが、この人についてはこれまでに観たアニメであまり縁がなく、唯一全話観ていた「それいけ!ズッコケ三人組」の荒井陽子も声が記憶にないので、どんなねこ娘になるか想像できない。ねこ娘については、番組が始まってからのお楽しみとしておこう。

 最後に、目玉親父についても書いておかないわけには行かない。。
 年齢的に、今回は声優の交代も十分あり得ると思っていただけに、田の中勇の続投はちょっと驚いたが、やはり目玉親父は、できればいつの時代でもあの声でいてほしいので、素直に嬉しい。
 実際、仮に目玉親父が新たな声優に交代するとなれば、果たして誰ならしっくりくるのだろう。第2作の第4話「雨降り天狗」では大竹宏が代役だったが、かなり似せようとしているにもかかわらず、やはり違和感がある。一回限りの代役ですらこうなのだから、もし今後ずっと別の声に変わるとなると、どうなるのか想像が付かない。
 ともかく、第1作のリアルタイム世代から今の子供まで、全ての世代から田の中氏の声が目玉親父として認知されているのだから、驚異的な事だ。


 さて、ようやくメインスタッフ・キャストが一通り発表されて、あとは放映開始を待つばかり。
 今のところ、フジテレビ以外の放映局・放映時間は判明していないが、ほぼ間違いなく東海テレビは金曜16時になるだろう。わざわざ日曜9時に「さんまのまんま」を放送する意味もあまり無いだろうから、「鬼太郎」を同時ネットして欲しいのだが、東海テレビの日曜9時台はローカル編成に拘っているので、望みは薄いか。
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「奏光のストレイン」DVD1巻&サントラ購入

 いよいよ年度末。色々と区切りとなる時期なので、かなり忙しい。最近、ブログの更新が週末ばかりなのも、単純に平日は時間が取れないためだ。年が明けてから観るアニメの本数が減ったのに、録画はかえって溜まっている。今月いっぱいはこんな状態が続きそうだ。


 そんな訳で、取り上げるのが遅くなってしまったが、先週末に「奏光のストレイン」DVD第1巻を購入した。
 全巻収納BOXとドラマ&トークCD付きの限定版を買ったのだが、さすがに1話収録で定価6,090円(税込)は、ちょっと高いと思う。しかし、わざわざ通常版を買う気にもなれないし、見事にメーカーに踊らされてしまっている感じだ。
 まずは、CDを聴いてみた。ドラマはラルフ襲撃前の平和なグラベラでのセーラ達の学生生活を描いた内容で、話は面白かったのだが、セーラ達が第1話本編で悲惨な目に遭う事を知っているせいで、聴いていて何となく切なくなる。ドラマは2巻以降も、学園ネタが続く模様。いずれは、リベルタッドのサイドストーリーも聴いてみたい。
 川澄綾子と野中藍によるトークは、「この番組は」と言っており、実際にラジオ番組的な内容。第1巻だからなのか、ちょっとノリが悪い感じがした。

 続いて、第1話本編をオーディオコメンタリー付きで鑑賞。オーディオコメンタリーも限定版のみの収録となる。今回、初めてコメンタリー付きのアニメDVDを観たのだが、監督や脚本家などのスタッフではなく声優のみの参加だからか、作品に対しての深い考察などは無く、その点は少々物足りなかったが、「死のダンスだ」などのコメントには笑ってしまった。友達と喋りながら一緒にアニメを観るような感覚で聴くべきだろうか。
 そう言えば、今回は本編での出番に比例して野中藍の発言が少なかった。逆に、大活躍する回には期待したい。第7話が楽しみだ。コメンタリーのメンバーは固定では無いようなので、第7話にはぜひ松来未祐にも参加してもらい、ラヴィニアとジェッシィの関係についてコメントして欲しい。

 それにしても、あらためて第1話を観ると、往年の世界名作劇場のような雰囲気すら漂うAパートと、ラルフの容赦ない攻撃が強烈なBパートのギャップが凄い。DVDでも本放送と同様にOPが付いていない。つまり、本放送時も単なる尺の都合ではなく、OPアニメによるネタバレ回避の意図があったのだろう。
 ともかく、今観返しても第1話は衝撃的だ。


 DVDだけではなくて、サントラCDもようやく買った。アレンジを変えて何度も流れる「Waltz for Strain」が、特に味わい深い。思い出のオルゴールの曲であり、次回予告の曲でもあり、さらには最終話戦闘シーンでの使用も印象深い曲。OP・ED主題歌と並んで、まさに本作のメインテーマ曲と言えるだろう。
 音楽については、ライナーに掲載されたプロデューサー・月野正志氏のコメントが印象的なので、ここで一部引用してみる。

 (前略)
主題歌や音楽などは何度打ち合わせをしてもメインスタッフ内でのイメージの統一に時間がかかりました。
絵の方は現物を観ながらの話なので楽なのですが、音楽はそうもいきません。
何度も打ち合わせをして、サンプルを聴いて要望をだして修正されたものを聴いて…の繰り返しでした。
(後略)

 ちょっと前に、テレビアニメにおけるタイアップ曲について、当ブログで取り上げた。
 アニメも商売である以上、ある程度のタイアップはやむを得ないと理解は出来るが、音楽や主題歌も立派な作品の一部なのだから、とことんまでこだわるのが理想だろう。その点で、本作は成功していたと思う。最終話のラストシーンで、「一人じゃない」と、セーラのセリフとEDテーマの歌詞がかぶる部分は、観ていてゾクっとしたくらいだ。
 本作の場合は、アニメ製作からDVDや主題歌・サントラCDの発売まで、全てハピネットが掌握していたからこそ、可能だったのかも知れないが、いずれにせよ細部にもこだわりが見受けられる作品は、観ていて気持ちがいい。


 さて、次回のDVD第2巻は、第2話・第3話が収録される。
 正直言って、観ていて一番つらかった部分だが、この序盤の展開があるからこそ、セーラのリーズナーとしての復活が、より鮮烈に印象づけられるのは間違いない。DVDで、しっかり観返すとしよう。
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