「ひだまりスケッチ×365」CBCで放映決定

 本日発売された「ひだまりスケッチ」単行本第3巻帯に、アニメ第2期「ひだまりスケッチ×365」がMBS・CBCでも放映されると記載されているのを確認した。
 この情報自体は3日ほど前からとらのあなのサイトに出ていたが、ようやく公式出版物で発表されてホッとしたというのが正直なところだ。






 昨年の「超ひだまつり」で2期製作が発表されてから、もう3ヶ月以上が経った。
 発表当初こそ素直に興奮して喜んでいたのだが、しばらくすると「果たして、2期も1期にCBCで放映されるのだろうか」と、心配になってきていた。

 テレビ東京の深夜アニメの場合、1期をやった作品はほぼ間違いなく2期も引き続きテレビ愛知で放映されているし、フジの「ノイタミナ」のように枠自体が引き続いて放映されている場合も特に心配はいらない。
 しかし、近年のTBS深夜アニメで1期・2期と引き続いてCBCで放映した実例がないだけに、本作がどうなるかは読めなかった。例えば、「逮捕しちゃうぞ」のテレビシリーズ1期・2期はそこそこ多くの局で放映されたが、現在放映中の「逮捕しちゃうぞ フルスロットル」は地上波TBSのみ&BS-iでの放映だし、4月開始予定の「xxxHOLiC◆継」も今のところ地上波はTBSしか発表されていない(第1期は地上波5局で放映)。
 このような状況なので、「ひだまり」に関しても期待半分・不安半分でCBCでの放映決定を待っていたのだ。この気分は、最初から間違いなく観られるTBS視聴圏内の人にはわからないだろう。


 現在、TBS系列の深夜アニメをTBS・MBS・CBCの各局が製作しているが、放映状況は


・TBS製作
 「CLANNAD」:TBS・MBS・CBC/BS-i
 「逮捕しちゃうぞ フルスロットル」:TBS/BS-i

・MBS製作
 「灼眼のシャナII」:MBS・CBC・TBS/ANIMAX

・CBC製作
 「のらみみ」:CBC・TBS/キッズステーション


 このように、どの作品も放映局が少ない。CBCの「のらみみ」は「ウィッチブレイド」以来久々に関西で放映がないし、「灼眼のシャナII」は前番組の「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」の10局から一気に3局まで減ってしまった。ただ、どの作品もBSかCSで一応全国をカバーしている点は救いだろう。
 MBSの「灼眼のシャナII」枠は、後番組の「マクロス FRONTIER」で10局放映復活が決まっているのでまだいいが、他はどうなる事やら。特に、CBCの「イタズラなKiss」は関西でも放映されるのだろうか。どうも最近のMBSはCBCアニメに冷たい気がする。
 CBCは比較的多くの作品を放映しているとは言え、こんな状況なのでTBSで新番組が決まったからと言って、どうも単純には喜べない。放送開始を本気で楽しみにし始めるのは、いつもCBCでの放映が決まった後だ。


 話が脇にそれてしまったが、7月の「ひだまりスケッチ×365」放映開始が俄然楽しみになった。仮に地元での放映がなく、それでも観たいとなればBS-iという手段があるが、おそらく今回も提供バックにゲスト絵が来るであろう事を考えると、提供の付く地上波版を押さえておきたい。だからこそ、CBCでの放映が決まったのは嬉しい。
 第1期はTBSから8日遅れだったが、今回は出来れば一週間以内の遅れにしてもらえるとありがたい。「灼眼のシャナII」枠のように最速から1時間遅れ程度なら素晴らしいのだが、TBS製作作品にそれは期待できないだろう。
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ビデオ戦士レザリオン #29「幻惑のツイン兄弟」感想

・ビデオ戦士レザリオン 第29話「幻惑のツイン兄弟」
(脚本/山崎晴哉、絵コンテ/西沢信孝、演出/並里啓次、作画監督/菊池城二)


 路線変更以来、久々に「レザリオン」らしさが戻ってきたように感じたエピソードだった。敬の学園生活が描かれていたせいもあってか、かなり前半っぽい雰囲気があった。
 これは、第23話以来続いていた上原正三脚本による路線変更が一段落して、前半にも参加していた山崎晴哉が脚本を手がけていたためだろうか。敬の試験勉強のための徹夜、そして律儀に試験が終わるまで待っている防衛軍の面々の描写などは、いかにも本作らしい部分だ。

 今回の敵・ツイン兄弟はレザリオンに対して「レザリオンとはこんなものか」などと大口を叩いていたが、二人がかりで偉そうな事を言うなと思わず突っ込みたくなってしまった。G1・G2との戦いは、2対2だからよかったのだが。戦闘シーンの描写は前半と比べてかなり工夫を凝らしたものになっており、テコ入れの効果はあったようだ。
 ツイン兄弟を初めとして、前話でジャーク帝国の戦士達は一通り紹介されているから、今後も次々と敵が挑んでくる展開となるのだろう。今回程度に本作独特のユルさがきちんと描かれているといいのだが。


 ところで、本話では冒頭で父の日の話題が出たので、久々に敬の父が登場するのかと思ったのだが、結局出番はなくて残念だ。ゴッドハイドと二役で蟹江栄司氏が声を担当していたから、登場させにくくなったのだろうか。第17話「消えた敬の謎」では息子を心配するあまり偽装誘拐を企てるなど、小心者に見えて大胆なところもある面白いキャラクターなので、このまま出番がないのはもったいない。
 声優の兼ね役と言えば、インスパイヤ大佐役の森功至氏は第25話以降ギャリオ・ナレーターを加えた三役をこなしている。インスパイヤは出番が減るかと思いきや毎回醜態を晒しているし、ギャリオ初登場時はインスパイヤとギャリオがかなり長い会話をしており、観ていて声優の仕事も大変だなと思ってしまった。しかし、この二人の会話は完璧に演じ分けられていて、さすがはプロの仕事だ。

 なお、OPアニメは第28話から後期版に変更となった。
 ゴッドハイドの振り向く場面がギャリオサバンに、そして敬の操縦場面がレーザーバトルギア装着に差しかえられている。後半のブラックベアとの戦闘も変えられたと思っていたが、ここはそのままで、私の記憶違いだったようだ。


 さらに話は変わるが、最近のエピソードではBGMに「光速電神アルベガス」の曲が多いのが気になってしまう。
 両作品とも渡辺宙明が音楽を担当しているので「アルベガス」の曲が混じっても作品の雰囲気が壊れる事はないが、さすがにOP・ED主題歌のアレンジBGMまでが頻繁に流れると「今、何を観ているんだ?」と混乱してしまう。これについては、もう少し考えるべきだったのではないか。
 とは言え、同じ作曲家の担当した作品であれば、BGM流用は珍しくない。「レザリオン」以外の東映本社ロボットアニメで例を挙げると、「未来ロボ ダルタニアス」で「超電磁ロボ コン・バトラーV」のBGMが使われた回があったし、この2作だけでなく「超電磁マシーン ボルテスV」も筒井広志の音楽だから、いかにも流用がありそうだ。
 ちなみに、「アルベガス」「レザリオン」ともにコロムビアのANIMEX1200シリーズで音楽集が発売されている。解説がないに等しいのは物足りないが、この企画がなければサントラのCD化もなかっただろうから、ありがたい存在だ。「アルベガス」本編を観ていない私が「アルベガス」のBGMを聴き分けられるのも、このCDを聴いていたからに他ならない。


 色々と書いているうちに、第29話の感想よりもそれ以外の部分の方が長くなってしまった。
 東映チャンネルでは既に第30話まで放映され、いよいよ残りは3分の1。終盤の怒濤の展開は見応えがあったように記憶しているので、今後の展開も楽しみだ。
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第9回NU上映会感想

 17日の日曜日に、東京で行われた「ネオ・ユートピア」藤子アニメ上映会に行ってきた。
 今回は、上映された作品のうち、アニメ限定で感想を書いておく。



・新オバケのQ太郎 第40話Aパート「ブルトラマンよたのんだぞの巻」
(脚本/松本力、コンテ/小華和ためお)

 原作でも好きな話の一つなので、今回アニメ版が観られて嬉しかった。シンエイ版でこの話がアニメ化されていないのは、ブルトラマンとカメ仮面が版権問題で使いづらくなったからだろうか。
 今回、特にブルトラマンとカメ仮面を誰が演じているのか注目していたのだが、ブルトラマン役は立壁和也(漢字表記時代)氏、カメ仮面は山田康雄氏が担当していた。二人とも、かっこいい(?)ヒーロー役は珍しいのではないだろうか。
 なお、「ブルトラマン」の監督役は肝付兼太氏(ゴジラと二役)。シンエイ版ドラえもん以前の藤子アニメで、この二人の掛け合いが登場するとは意表を突かれた。
 アニメ本編は、オチが原作と違ってU子さんに追いかけられるQ太郎で終わっていたのがちょっと物足りなかったが、全体的にテンションが高くてほぼ全編素直に楽しめた。特に、ブルトラマンの声をあてるQ太郎がノリノリで面白かった。そう言えば、原作にあった「テレビの視聴率はこっちの方が高いぞ」というセリフはなかったが、本当にテレビに流すと生々しすぎるからだろうか。



・新オバケのQ太郎 第40話Bパート「オバQ騎士道の巻」
(脚本/山崎晴哉、コンテ/棚橋一徳)

 Aパートに引き続いてU子さん登場。原作に馴染んでいると、どうしてもドロンパもどきの顔には違和感がある。作画の手間を省くためだったらしいが、これはアニメ「新オバQ」で唯一不満な点だ。
 こちらは、前話とは対照的にオチは原作通り。ただ、皮肉にも原作通りにしたせいで、ややインパクトが弱い結末に感じてしまった。「はたきをかける」に、何かもう一捻りしたらもっと面白くなったのではないだろうか。
 とは言え、騎士としてがんばろうとするQ太郎の姿は見ていて面白く、原作の面白さは十分に引き出せていたと思う。こうやって「新オバQ」を観る機会があると、あらためて原作もアニメも容易には観られない状態なのがもったいないと感じる。「新オバQ」は、シンエイ版「ドラえもん」と同時期に、生まれて初めて接したテレビアニメなので、ぜひいつか容易に観られるようになって欲しい。
 なお、各話スタッフでは脚本とコンテしか記載していないが、全話共通で演出(実質的には監督)は長浜忠夫、作画監督は椛島義夫が担当した。



・怪物くん[第1作] 第27話Aパート「島怪物の巻」
(脚本/吉田秀子)

 白黒版「怪物くん」は東京ムービーとスタジオ・ゼロが交互に制作していたが、今回上映されたのはスタジオ・ゼロ担当回だった。
 Aパートは、「太平洋上の一匹モンスター」の初のアニメ化。以前に当ブログで取り上げたシンエイ動画版では30分1話構成だったが、今回はAパートのみだったため、シンエイ版アニメだけでなく原作と比べても、ややこぢんまりとまとめた印象を受けた。
 オチは、前半でも触れられた「波島青年の遭難は怪物のせいか否か」の問題を取り上げていたが、これは口げんかをさせる事で怪物くんとヒロシの仲のよさがかえって描写されており、いいアレンジだった。
 ちなみに、半魚人の声は永井一郎氏、シーラカンス大統領は野本礼三氏(シンエイ版のドクター・ノオ)だった。



・怪物くん[第1作] 第27話Bパート「怪物学校の巻」
(脚本/藤原真純)

 夜中のエピソードなので、白黒でムードが良く出ている作品だった。
 この話で一番笑ったのは、怪物くんが生徒の怪物の出席をとっている場面での、「淀川くん!」→解説の淀川長治が登場して返事、の流れだった。当時としては、アニメ本編に実写の解説者、しかも淀川氏が登場するのは画期的だったのだろう。今観ても十分面白い。
 この話の後にED(歌はOPと同じ)も流れたが、「東京ムービー主題歌大全集」に収録されていない映像だったのが気になるところ。権利がスタジオ・ゼロ側にあるのだろうか。



・ドラえもん [第2作] 第100話「オールマイティーパス」
(脚本/なし、コンテ/野田作樹、演出/西牧秀夫、作画監督/椛島義夫)

 小原さんが喉を痛めて、丸山裕子さんが代役を務めた期間のエピソード。「代役のび太」の話は全編ソフト化されておらず、私も日曜版で観たっきりだったので、29年ぶりに観た事になる。
 丸山さんののび太は、どうしても「おじゃまんが山田くん」の山田みのるにしか聞こえない。声だけ聴いたら、「何で「ドラえもん」にみのるが?」と思ってしまいそうだ。情けない少年キャラという点では共通しているが、声質の点で無理があったと思う。これでは、ビデオやDVDに収録されないのも仕方がないか。
 そう言えば、スネ夫が代役の話もソフト化されていない。こちらは近年まで何度か再放送されたので、まだ観た人は多そうだが。



・ドラえもん [第1作] 第10話Bパート「ねがい星ながれ星の巻」
(脚本/鈴木良武、コンテ/生頼昭憲)

 前回の上映会に続き、日本テレビ版「ドラえもん」が登場。やはり、真佐美ジュン氏のご提供による映像だ。
 このエピソードは富田耕生氏がドラえもんを演じた時期のもので、やはり何度聴いてもおっさん臭い印象を受けてしまう。
 サブタイトル通り、原作の「ねがい星」をアニメ化しているが、後半はアニメオリジナルの展開となっており、静香が「弟が欲しい」と願った結果、ねがい星が捨て子を源家に連れてきてしまう。静香の母はシンエイ版と似た顔だが、父は原作と比べても別人、さらに「ぼた子」(声・野沢雅子)がお手伝いとして源家に住み込んでいる様子が観られる貴重なエピソードだ。
 オチで、静香が無邪気に両親に向かって「本当の弟を作って」と頼む場面は、原作「人間製造機」の「いっしょに作らない、赤ちゃん!」の反応とはまるで別人のようだ。いずれにしろ、子作りの意味を知らないと理解できない大人向けなオチになっている点が面白い。



・ドラえもん [第1作] 第21話Bパート「お天気ボックスの巻」
(脚本/鈴木良武、コンテ/矢沢則夫)

 2クール目・野沢雅子主演版のうちの1本。この話でもぼた子に少しだけ出番があるが、声は別人(誰だか判別できず)に変わっていた。さすがに、主役との掛け持ちは無理があったのか。
 サブタイトルは「お天気ボックス」だが、内容はほぼオリジナル。「虹を持ってきてくれたら何でも言う事を聴いてあげる」という静香の言葉を聞いて、のび太が虹を手に入れようとする話だが、ドラえもんまで一緒に空を飛んで虹のところまで行こうとするあたり、原作の「おいかけテレビ」で電気屋に行って「これだけたくさんあるんだから、のび太をテレビに出しなさい」と言っている時のような、いかにも原作初期っぽい感じだ。空を飛ぶ時に「ヘリトンボ」を使っているのもポイント。
 結局、お天気ボックスを使って複数の天気の組み合わせで虹を出すのだが、その後の展開が凄まじかった。何しろ、最後は頭をぶつけたドラえもんが虹の幻覚を見て「虹が出た。のび太にも見せてあげたい」で終わってしまう。後期のドタバタ路線を象徴するオチだろう。あまりに唐突に終わってしまうので、前半の相撲大会で尺を使いすぎて、時間が足りなくなったのかと勘ぐりたくなる。



 以上、感想終わり。ここで取り上げた以外にも、普段はなかなか観られない貴重な映像が上映されて、非常に楽しい時間だった。白黒藤子アニメを観る機会が少ないのは言うまでもないが、帯番組時代の大山ドラも現在はCSですら再放送はされていないので、今回のように未ソフト化作品が観られるのは有り難い。
 その後は、2次会で参加者の方々と歓談した。久しぶりにお会いした方もいて、こちらも非常に楽しい時間だった。ただ、逆に今回は来られなかった方もいたのは少し残念だったが。

 今回、ギリギリまで参加できるか微妙なところで、スケジュールの調整に手間取ったが、無理して参加しただけの甲斐はあった。それにしても、参加者が限定されているとは言え、少し前まで完全に幻の作品だった旧ドラ=日本テレビ版「ドラえもん」をみんなで一緒に観て楽しむ事が出来るようになったのは、非常に感慨深い事だ。
 旧ドラに限らず、昭和40年代の藤子アニメはなかなか観る機会がないが、今後よい方向に動く事を期待したい。ともかく、NUスタッフの皆さん、それに参加された方々にはお疲れさまでした、ありがとうございましたと申し上げたい。
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「みなみけ おかわり」に耐えきれなくて

 昨年10月から全13話が放映された「みなみけ」に引き続いて、年明けから放映が始まった第2期「みなみけ おかわり」が、色々な点で酷い。
 嫌な方向に性格が変えられてしまった登場人物、原作の世界観に合わないオリジナルキャラ投入、全体的に暗い画面とストーリー、不安を誘われる黒塗りのモブキャラなど、挙げていったらきりがない。一体、なぜこんな事になってしまったのだろう。


 1クールずつ別の制作会社が競作すると言う事は初めからわかっていたが、会社やスタッフによって作風に違いはあっても、土台として「原作」が存在するのだから、方向性は違えど2シリーズとも原作の味を活かしてアニメ化するのだろうと考えていた。
 実際、第1期の童夢版は原作の面白さを上手くアニメ化していると感じたし、「おかわり」も大筋が原作通りの第1話を観た時点では「雰囲気は変わったけど、これはこれでいけるかも」と思ったものだった。

 しかし、第2話以降の「おかわり」は、前述したように「酷い」と思わざるを得ない要素がどんどん増えていき、毎回「次はどんな酷い内容になるのだろうか」とハラハラしながら観るようになってしまった。「過度な期待」どころか、まったく作品に期待が出来ない状況だ。
 「おかわり」だけを観てそのままでいると気分が暗くなってしまうので、最近は第1期の録画をたびたび観返すようになった。放映中はそれほど特にハマッた作品と思っていなかったが、知らず知らずのうちに第1期の作風がくせになっていたようだ。

 それで、気が付いたらこんなもの(↓)がAmazonから届いていた。








「みなみけ」DVD第1巻(期間限定版)




 と言う訳で、第1期のDVD第1巻を買ってしまった。
 まさか、「2期が酷いから」などという後ろ向きな動機でDVDを買う事になるとは、全く思ってもいなかった。ある意味、「おかわり」につられてDVDを買ったようなものだ。作品の出来はともかくとして販促にはなったと言う事か。とりあえず特典CDを聴いたが、春香バージョンの「経験値上昇中☆」「カラフルDAYS」は、優しい感じの歌声がなかなかいい。「おかわり」で怒りっぽくなった春香を観た後だけに、余計に癒される。
 CDは作品BGMとミニドラマも収録されているが、ドラマはともかくBGMは単品CDの方が有り難い。DVDの各巻にCDを付ける方式では、曲がバラバラに収録されてしまうので厄介だ。「チンプイ」DVD-BOXのように1枚丸々サントラになっているならいいのだが。


 さて、半ば勢いでDVD第1巻を買ったが、2巻以降はどうしよう。もう2巻は出ているしなあ。このまま後追いで毎月1巻ずつ買っていく事にするか。
 もちろん、言うまでもないが「おかわり」のDVDを買うつもりはこれっぽっちも無いので、念のため。

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今さら「コードギアス」DVD第9巻を観た

 今日は夕方まで家でゴロゴロしていたが、思い立って近所のビデオレンタル店に行ってきた。
 どうでもいいが、昔ながらの呼び方で「ビデオレンタル店」と書いてはみたが、もうビデオテープはほぼ絶滅に近い。今や「DVDレンタル店」の方が正しいだろう。まあ、CD時代になっても「レコード屋」という呼び名は残っているから、同じような物か。


 さて、店に行ってみると、旧作レンタル1本70円のセール中だった。
 3連休がセール期間だったようで、最終日となる今日はかなり借りられてしまった後だったが、まだ色々と残っていたので、「かみちゅ!」のテレビ未放映話収録巻3本(最終巻のみレンタルで視聴済)と、収録形態が気になっていた「コードギアス 反逆のルルーシュ」第9巻(最終巻)を借りてきた。

 「コードギアス」は地上波やANIMAXの30分版では流れなかったStage24の予告の有無と、Stage25のED・エピローグの扱いが気になっていたのだが、Stage24の予告は通常通りのフォーマットで収録されており、Stage25のEDはANIMAX30分版と同じ「モザイクカケラ」で、その後にはC.C.のナレーションによるエピローグも付いていた。
 個人的には、Stage25のEDは1時間スペシャル版の「COLORS」の方が、いかにも第一期の終わりらしくてしっくりくるのだが、DVDに「モザイクカケラ」で収録された以上、これが決定版なのだろう。と、なると現在後追いで1期の本放送を行っている局では、Stage23以降はどのバージョンで放映されるのかが気になる。
 Stage25はエピローグの無いANIMAX30分版が通常通りの尺であり、エピローグを流すと2分以上長くなってしまうので、地上波の後追い放送でもカットされる可能性が高そうだ。1時間スペシャルは、1話分のOP・ED・予告を流す必要がなかったから、Stage23までのあらすじとエピローグの時間を確保できたのだろう。

 「コードギアス」は、そもそも本放送で全話放映しきれずに最終2話分が別枠になってしまったため、こんなややこしい事になってしまった訳で、本放送マニアとしては非常に興味深い作品だ。名古屋でもキー局の毎日放送と同日放映だったので、現在後追い放送している局のような本編映像修正や総集編のカットなどもなく、正真正銘の本放送を観られたのは有り難かった。まあ、第2話のブルーバック提供などCBC独自の変更点もあったが。


 第2期「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」は、4月より日曜17時の枠で全国ネット放映予定。
 夕方枠に移る事で表現規制の強化が気になるところだが、それはともかく深夜10局→夕方全国28局ネットは大出世だと思う。「土6」から事実上の枠左遷だと言われてはいるが、「土6」だろうと「日5」だろうと全国同時に観られるのはいい事だ。
 そう言えば、TBSがこの枠でアニメを放映するのは「ビデオ戦士レザリオン」以来なので、約23年ぶりか。しかも、今回は「レザリオン」と違ってMBS製作で全国ネット。テレビアニメとしては珍しい枠だが、4月から楽しみだ。
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ゲゲゲの鬼太郎[第5作] #42-44 感想

 「墓場鬼太郎」第4話の感想を書くつもりだったのだが、前回に続いて構成がかなり原作と違っており、さらに1話完結でないため第4話単体では評価しづらい。
 そこで、今週の「墓場」感想はお休みにして、代わりと言っては何だが久しぶりに「ゲゲゲ」最近3話分の感想を書くことにした。最近の「ゲゲゲ」は、個人的にツボにはまったエピソードが多いのだ。



・ゲゲゲの鬼太郎[第5作] 第42話「オベベ沼の妖怪 かわうそ!」
(脚本/三条 陸、演出/土田 豊、作画監督/浅沼昭弘)

 「おべべ沼の妖怪」も、これで4度目のアニメ化。本シリーズでは、かわうそが妖怪横丁の住人としてレギュラー出演しているので、この話の登場は意外だった。もしやるとしたら、しばらくかわうそを登場させず、更にかわうそがグレる伏線を張っておくぐらいの事はしないと説得力はないだろうし。
 それだけに、原作版の「おべべ沼の妖怪」にあたるエピソードを過去の話にして、かわうそが鬼太郎達の仲間となった思い出を描いた本話の展開には「こんな切り口もあったのか」と、いい意味で意表をつかれた。鬼太郎が昔から存在して妖怪達と戦っていた設定の本シリーズならではのアレンジだ。
 昔のかわうそのいたずら者ぶりもしっかり描かれていたし、そのいたずらによる悪評が他の妖怪にも迷惑を及ぼして現在の新たな事件を引き起こす原因となったという展開も上手い。鬼太郎・ねずみ男の名コンビぶりもしっかり描かれており、つい最近まで第1作を観ていた身としては、「鬼太郎」の原点に返ったような作りが特に嬉しい一編だし、オベベ沼と村が昔も今も変わらぬ佇まいを保っているのも好印象だった。

 それにしても、「鬼太郎」の第3作以降はサブタイトルが原作と違う物になる事が多いが、「おべべ沼の妖怪」に関しては、第3作「オベベ沼の妖怪」、第4作「オベベ沼の妖怪!」、そして今回が「オベベ沼の妖怪 かわうそ!」と比較的原作に沿ったサブタイトルが続いており、興味深い。



・ゲゲゲの鬼太郎[第5作] 第43話「妖怪ミステリー列車!」
(脚本/吉村元希、演出/角銅博之、作画監督/藪本陽輔)

 とりあえず、ピーの弱さには笑ってしまった。もしチャンチャンコを手に入れられなかったら、どうするつもりだったのだろう。モンローの方がまだ強そうな気がする。
 今回、ピーが吸血鬼として登場したものの、吸血描写は全くなし。原作「まぼろしの汽車」では吸血鬼化した鬼太郎や人間が襲ってきたが、それが「ぬいぐるみ化」に変えられており、ちょっとヌルい印象は否めなかった。ただ、「目が死んでいる」感じの無表情なぬいぐるみ化には、吸血鬼化とは別の方向性での不気味さはあったと思う。かわうそのぬいぐるみなどは、素直に可愛いと言える感じだが。

 本話でのモンローは川浪葉子が演じていたが、そもそもこのキャラの元ネタはマリリン・モンローであり、そのため第3作ではマリリン・モンロー声優の向井真理子が担当していた。それを今回は川浪さんが引き継いだわけだが、「ドラゴンボール」シリーズでもブルマの母役は向井さんから川浪さんに交代しており、面白い縁だ。
 茶風林演じるピーも、胡散臭さがよく出ていてはまり役だった。ピー役も鈴木泰明、大竹宏、屋良有作と個性のあるベテランが演じてきており、どのシリーズでも味のある敵だった。



・ゲゲゲの鬼太郎[第5作] 第44話「チョイ悪! 目玉おやじ」
(脚本/吉田玲子、演出/勝間田具治、作画監督/八島善孝)

 サブタイトルに「目玉おやじ」と付いているものの、目玉親父本人ではなく毛目玉の一人舞台という感じ。声を担当した田中田の中真弓も楽しんで演じているのが伝わってくるノリのよさだった。冒頭のぼやきは「おそ松くん」のチビ太だろうか。
 髪さまとの戦いはオマケ扱いになっていたが、今回は毛目玉の「チョイ悪」ぶりの描写が十分に面白かったので、戦闘はあの程度の尺にしておいてよかったのではないだろうか。戦闘と言えば「やりにくい」と言いつつ思いっきり本気で毛目玉に攻撃する場面が面白かった。

 本シリーズでの「目玉おやじ」シリーズは「働く!目玉おやじ」「レスキュー目玉おやじ」に続いて3回目だが、どんどんテンションが高くなっている。田の中さんも「墓場鬼太郎」の方のインタビューで「結構大変なんですよ、この歳では」とコメントしているが、無理もないだろう。視聴者側としては、目玉親父のはっちゃけぶりが楽しいので、どんどんやって欲しいのだが。
 目玉おやじシリーズに限らず、吉田玲子脚本回は「妖怪コマ回し勝負!」など、バカ話やぶっとんだ話が面白いので、今後も楽しみだ。
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東映chで「闘将!!拉麺男」放映決定

 3月より東映チャンネルで「闘将!!拉麺男」の放映が決まった
 4月に「ビデオ戦士レザリオン」が終了したら東映チャンネルは解約するつもりだったのだが、「拉麺男」をやるとあっては、そうも行かなくなった。ゆでたまご作品のファンとしてはこの機会を逃す手はない。


 「闘将!!拉麺男」は、1990年代まで地上波ではそこそこ再放送されていた作品だが、CSではANIMAXの夏の特番で1話分が放映されたのみ。私の知る限りでは今世紀に入ってから全話が放映された事はない。
 本作の元となった「キン肉マン」のアニメ版はCSでもファミリー劇場、ANIMAX、フジテレビ739と局を変えて何度も再放送されており、単品で全話DVD化された上に今年12月にはDVD-BOXの発売も予定されていると言うのに、「拉麺男」アニメ版はあまりにも不遇だった。

 そもそも、原作漫画は「キン肉マン」以上に死人の蘇りや無茶苦茶な技などの突っ込みどころが多い、非常にゆでたまごらしい作品なのだが、アニメ版は原作の味を残しつつ、突っ込みどころを無くそうとスタッフが苦心しているのが伺えて、原作と比べながら観ると特に面白い。
 また、アニメ版はラーメンマンと妹・拉娘の関係を話の軸としており、そのせいか蛾蛇虫や蛮暴狼までアニメオリジナル設定で妹がいることにされており、そのために命を救われるオチになっていた。アニメでは蛾蛇虫だけでなく蛮暴狼も後に味方として登場していたので、原作のようにラーメンマンに殺させる訳には行かず、妹設定を作ったのだろうが、妹率の高さには観ていて苦笑したものだ。
 ちなみに、アニメ版ではラーメンマンと拉娘は完全に実の兄妹として描かれているので、クローン拳士の話で登場した「ラーメンマンの載っていない家系図」は、月餅じいさんのでっち上げと言う事になっている。
 なお、「蛾蛇虫が「凄まじい念力」で切断されたはずの腕を元通りにした」など、辻褄を合わせようとしたために原作以上に無理のある設定も生まれており、これも見どころと言えよう。

 スタッフ・声優について見ると、本作は「キン肉マン」と「キン肉マン 王位争奪編」の中間時期に放映されたので、「キン肉マン」2シリーズに参加した人が多い。脚本の山崎晴哉は「キン肉マン」でもメインの脚本家だったし、演出家にも見覚えのある名前が並んでいる。
 声優では、流星拳砲岩役で登場した銀河万丈は初代「キン肉マン」で2代目ラーメンマン役を務めていた。銀河版ラーメンマンは「地獄の極悪超人編」のみの出演だったので話数は少ないが、それでも新旧ラーメンマンのそろい踏みだ。加えて、暗器五点星の一人・強力掌金剛を演じたのは「王位争奪編」でラーメンマン役だった幹本雄之。新旧どころか三代のラーメンマン役が一つの番組に出演していたのだ。
 そう言えば、「ビデオ戦士レザリオン」のゴッドハイド博士(声・蟹江栄司)とインスパイヤ大佐(声・森功至)の二人も、「キン肉マン」「闘将!!拉麺男」のラーメンマンコンビだ。今の今まで、気が付かなかった。
 それはともかく、声優の中ではナレーターと陳老師を担当した永井一郎の名演が一番印象的だ。特に次回予告ナレーションは名調子で聞き入ってしまう。最後の締め「修業はつらいぞ、ラーメンマン!」がまた聴けると思うと楽しみだ。


 今、手元に録画はANIMAXで放映された一本分しかないのだが、記憶だけで結構書けてしまった。我ながら、よく覚えていると感心してしまう。続ければいくらでも書けるが、ここまでにしておこう。まあ、「キン肉マン」より視聴回数は少ないとは言え、再放送を3回も観ているのだから、ある程度は記憶に残っていて当然か。
 とにかく、3月の放映開始が待ち遠しい。
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墓場鬼太郎 #03「吸血木」感想

・墓場鬼太郎 第3話「吸血木」
(脚本/長谷川圭一、演出/うえだひでひと、作画監督/岡 辰也)


 先週の予告の時点で「物の怪」が登場しており、いったいどこまで駆け足になるのか気がかりだったが、今回は原作通りの時系列ではなく、吸血木関連のエピソードだけを抜き出して再構成されていた。

 原作は「幽霊一家」から「顔の中の敵」までが一つの話として、吸血木や寝子、ニセ鬼太郎などのエピソードが絡み合って進んでいく。だから長編として読み応えがあるのだが、吸血木に関しては再登場がかなり遅いので、原作そのままではわかりにくいとの判断でこのような構成になったのではないだろうか。結果として、長編物語としての醍醐味は薄れてしまったが、今回は話がまとまっていたと思う。
 いずれにせよ、「物の怪」を既に出してしまっているので、「水神様が町へやって来た」もかなりのアレンジがありそうだ。「物の怪」本人の借金エピソードはカットされるのではないだろうか。このあたりは、どうまとめるかお手並み拝見と行こう。


 さて、本編の描写では、今回は鬼太郎の鼻息の荒さが特に印象的だった。後半はちょっとくどくなった感もあるが、鼻息は水木作品ではお馴染みの表現だし、「墓場」の鬼太郎の性格付けとしては面白かった。また、ねずみ男の「汚さ」の描写もなかなか念が入っていた。さすがにこれは、日曜朝9時には放送できないだろう。
 そして、その「汚さ」は、完全に吸血木へと変わりつつあるトランプ氏が「なぜ自分を選んだのか」と問いかける場面でのねずみ男の返答につながっている。この会話はねずみ男なりのプライドが見受けられる興味深い場面だった。
 鬼太郎の描写に話を戻すと、原作では二、三行の説明で片付けられていた寝子との出逢い→学校へ行くまでの展開が描かれていたのがよかった。「僕、猛烈にまた勉学がしたくなりました」はいい味を出している。

 また、今回はピエール瀧と中川翔子が声優として初登場した。
 この二人は不安だったのだが、ピエール瀧は冒頭のモノローグはちょっと気になったものの全体としてはよかった。中川翔子の寝子は無難に演じていた感じで、特に可もなく不可もない。次回以降にあるはずの猫化する回で、本領が問われる事になるだろう。
 さらに、今回は「ゲゲゲ」第3作で油すまし、第4作で子泣き爺を担当した塩屋浩三氏が「物の怪」役で登場。「ゲゲゲ」声優の出演も、毎回のお馴染みになった感じだ。


 次回以降のサブタイトルは「寝子」「ニセ鬼太郎」と続くので、各キャラクターに焦点を当てる形で原作を再構成するのだろう。やはり、猫化は次回で観られるのだろうか。
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