11年くらい前に買った美品のiPod 30GBを、容量不足を理由に分解したのが3年前になります。
その時、microSD 128GBを内部に搭載したのですがサードパーティ製のバッテリーも入手していたのでバッテリー交換も済ませました。
しかし、交換後のバッテリーが純正品より長持ちしなかったので元々付いていた純正に戻す作業中にサードパーティ製バッテリー裏の両面テープがかなり強力でロックボタンへ向かうフラットケーブル自体にくっ付き、剥がした際に断線させてしまいました。
なのでそれから3年間ほどロック機能を使えない状態で使用していました。
とても気に入っていて今でも毎日のように使っているので、いつかは、元通りに直したいというのがずっと頭の隅にありました。
最近、思い通りに行かない事が多く、全く好転せず逆に悪化する状況に対し、そのうち耐えられなくなると本気で悩む日も増えてきたので違う事をすれば気分転換にもなるかもしれないと思い、イヤホンジャックとロックボタンとそれを繋ぐフラットケーブルを安価で入手してみました。
何度も分解していますがイヤホンジャックやロックボタンを背面パネルから外すのは、初めてでした。
その作業自体で気にしないといけないのは、とても小さなネジを見失わない事と、足りない部分を破損してしまっているパーツから拝借する事くらいでしょうか。
ネジを外したり、締めたりするのは、拡大鏡などがあるとだいぶ楽になると思います。
2度、ネジを落下させてしまい、探すのに時間がかかりましたが無事に発見出来て一安心です。
フラットケーブルの裏表捻じれてしまった癖を綺麗に戻してから慎重に取り付け、その上からバッテリーを貼り、元通りに配線し、蓋を戻して終了です。
以前分解した時に背面パネルから出ている爪を受けるためにある前面パネル側の受けを破損させてしまっているのでしばらく使っていると1mmくらいの隙間が発生してしまいます。
チャンスがあれば前面のプラスティックパーツも交換してパチンと上手く閉じれるようにしたいです。
とりあえず、今回の作業でロックが可能になりました。
そして、何故かバッテリーもほんの少し長持ちするようになりました。
以前は、断線した箇所をそのまま放置して背面パネルにケーブルの先端が触れた状態だったので何らかのバッテリー消費が発生していたのかもしれません。
老眼には、厳しい作業になりましたが大満足な結果になりました。
これでポケットの中に入れて使っても急に爆音になったり、曲の位置を勝手にサーチしたりなどの誤作動を起こす事も無くなり、本来の使い方が出来るようになったという感じです。
バッテリーもまだまだ大丈夫そうなので大事にしつつ、末永く使い続けたいです。