さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

ウメ

2024-03-12 13:44:01 | ダイアリー


昨日は友人2人と久しぶりに雑談しました。
案の定
会話の半分以上は病気と病院話で、
三人とも年相応の健康状態だということに落ち着きました。

でもよく考えてみれば「相応」とは便利な言葉です。
聞き流す、言い流すのチャットの結びのようことばです。
「程」「程々」「そこそこ」「適当に」も同じような意味合いがあります。

日本では
組織の上の方からはよく「程々や適当に」「相応に」の指示が出ます。
ただ結果が出ると
上司は「程々や適当に」「相応に」の意味を取り違えたと、
指示の曖昧さを棚に上げて、批判サイドにまわります。

責任逃れですか。
組織内の円滑なコミュニケーション・上下関係を忖度して、
具体的な指示を問い詰めなかった下々のミスですか。
両方でしょう。

故安倍氏の派閥内の現金によるキックバック取りやめ指示にも
「程々や適当に」的な表現があったのでしょう(そうでなければ派閥内の安倍氏の力からしてキックバック現金は“即取りやめ”になったはず)。

中国全人代で24年の経済成長目標を5%「前後」にしたことも
「程々に」に近い表現でしょう。 習近平氏に忖度しすぎた目標設定では?

トランプ氏がハンガリー首相に、自分が大統領になったら
「ウクライナに一銭も払わない」と言ったのは具体的ではっきりした意見表明です。
曖昧さの無い分かりやすい意見表明が、トランプ人気の所以かも知れません。

井戸端会議的なときの曖昧なくくりと業務上の曖昧な表現はちがいます。

気を付けましょう。特にトップダウンの時は・・・

因みにSDG’sとは定義色々ですが、具体的な数値目標を出すことでは?

今日のニュースは、
経済的に断トツの米国の実態が記されたブルームバーグの記事です。
米社会の裏面は、我々も同じようであり、参考になります。

記事を転記します
QTE:
「米国人の経済的な不安、ここ10年で最も高い水準に-生活費高騰が響く」
Suzanne Woolley
米国人の経済的な不安が少なくともここ10年で最も高い水準に達していることが、最新の調査で分かった。
  ノースウェスタン・ミューチュアルの年次調査によると、成人の3分の1が「経済的に安心できない」と回答した。この割合は2023年の27%から上昇し、12年以来の高水準となった。
  ノースウェスタンのリスチャン・ミッチェル最高顧客責任者(CCO)は発表文で「経済が成長しているにもかかわらず、米国民はここ数年、相次ぐ経済的混乱に耐えなければならなかった。また先の見えない状況で前向きになるのは難しい」と述べた。
  経済的な不安をあおっている主要因の1つが生活費の高騰だ。回答者の半数以上(54%)が、物価上昇圧力が今年高まると予想。世帯収入の伸びがインフレ率を上回っていると答えたのは9%にとどまった。約3分の1はインフレ率が現行水準にとどまると考えており、今年インフレ率が低下すると予想する人は2割に満たなかった。
  今回の調査でも、経済全般に対する見方はかなり厳しく、半数以上(54%)は経済が今年、リセッション(景気後退)入りすると予測した。ただ、その割合は全体の3分の2に達していた23年からは低下した。
  家計に最も影響を与えると思うものを挙げてもらったところ、インフレに次いで、3分の1強が政府の機能不全、3分の1が大統領選挙と答えた。景気後退リスクは24%、市場の変動は15%、地政学的対立は14%だった。
      また物価の高止まりを背景に、自身を「規律あるファイナンシャルプランナー」と考える人の割合は45%と、20年の65%から大きく低下した。
  調査はハリス・ポールが1月3日-17日にかけて、米国の成人4588人を対象にオンラインで実施した。
UNQTE:

では
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