さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

カンナⅠ

2005-09-30 07:05:13 | 花一匁
あでやかに微笑む たわめる花弁
色のあざやかさ しなやかさ

カウンターのママは京都の出
いつも寂しい畳の店に どうして和装が続けられる
竜馬も ころした 一言は「きものが好き」で あろう..
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英国製

2005-09-29 15:57:32 | Weblog
 秋めいて毛布を掛け始めた。寝巻きもTシャツからパジャマにした。パジャマは10年ほど前に買った、ボンソワール・オブ・ロンドンという英国製のものだ。臙脂と濃紺の配色に魅せられて、二着で「100ポンドか」と通貨単位に錯覚し、買ってしまった。後で円換算し「しまった」と思ったが、まだ、木綿も仕立てもしっかりとしていて、また、肌にやさしい。特に英国製ブランドのレインコート、スーツ、ジャケット、ネクタイにジャンパーなどは、良心的な材質と飽きのこないデザインで、少し高いが、長持ちすると世界に知れたお買い得品だ。因みに、靴や鞄は、デザインの無骨な米国製のほうが長持ちする。体型が昔に戻り、私も25年前に買ったレインコートを「また着てみよう」と箪笥の奥から取り出した。
 英国は、大陸近く位置する島国、一極集中型首都、米政府のパートナーと日本と外面似ているが、その実、かなり違う。先ず、英国人は比較的新しい。先住民のケルト人に、2000年前、ローマ人が、1500年前にドイツ系のアングル人やサクソン人が、北方からデーン人がやって来て、1000年前に、北方系のノルマン人が渡ってきた。1000年間に六つの人種がブリテン島で交流した。金と力の新興支配階級は権威付けに家系、伝統、歴史を重んじる。弥生人の渡来以降、他人種と大きな交流のなかった日本とは大分違う。為政者の引継ぎが効をなし、英国は未だに階級社会にある。「王室、貴族、代々続く大地主・大資本家が上流。大企業経営者、高級官僚、一流の医者・弁護士・作家・芸術家が中の上。高学歴サラリーマン、大学教授・研究者、中堅以上の自営業が中流。サラリーマン、公務員、自営業、農民は中の下クラス。下層階級は労働者。この下に移民・難民がある。労働者階級出身の首相は、一代貴族にはなれるが、元労働者階級はついてまわり、上流階級になれない。階級一つ上るのに三世代かかる」と書物にある。確かに、会社の事務職と現業職・運転手との会話は日本の同社同志のものとは異なる命令調だ。労働者の上昇意欲を削ぐ階級制度は英国製造現場、組み立てライン等での低品質で有名だが、個人間の伝承がベースの所謂、職人世界では、技能・知識が受け継がれ、質のよい物がつくられ続けている。歴史と、税制などの仕組みで支えられる階級制度により、概して、アンティーク物・年長、持ちの良いもの・価値観が尊ばれている。パジャマが伝統の職人によって作られているとは思わないが、職人の目がきく範囲で縫製されているのは確かだろう。
 大概はビスケットとスコーンしか買わないが、百貨店の主催する英国フェアーにはよく出かける。女房は、スコーンよりスーパーの蒸しパンの方がいいと言うが、私は紅茶にあうパサパサ感のスコーンが好きだ。もしかして、このパサパサ感は日本への輸送中によるものだろうか?
 今、日本はブランドブーム。英国製品の体験から、ブランド=高品質=長持ち=一生もの=お買い得のフォーミュラで売れていると思っていたが、どうも、ブランド=高額=余裕=お金持ち=成功者=幸せ、でブランド品が売れているようだ。お金持ちに見られたいと思うのは、戦後の物質文明によるところ大ですが、私も英国製レインコートを着てジェントルマン気取りを楽しんだ口。ブランド品=幸せ感、は分かりますが、購入価格でブランド間に格差が出来き、持っているブランドで、外見で、幸不幸の尺度は少し行きすぎだ。高価なブランド品への買い増し、買い漁りが進むと物もお金も死んでしまい、もったいない。ブランド品を買い増す余力を、紅茶、スコーン・ビスケット、演劇・ミュージカルにガーデニングなど等にまわし、英国流儀の生活を試してみては?ここ、階級社会のない日本にて...

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紫の君

2005-09-28 06:31:46 | 花一匁
公園のベンチを照らす 君は だれ? 
「明日も来るよ」と ささやきかける

乙仲の 書類作りに 明日はない
家路を急ぐ タイピスト 
手に顔に カーボン紙の色が飛び
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NHK

2005-09-27 15:08:06 | 会社
 受信料の不払い者を裁判所に訴える、来年4月まで500億円の経費削減をする、自然減と採用の抑制で3年間に1200人の職員減となる、とNHKは発表した。民間なら、入金督促はルーティーンであり、収入が減れば経費を削減する、常時、採用の抑制を考えるから、今までNHKはやるべきことをしていなかった、という記事だ。NHKの事業経営の‘荒っぽさ’も行間に滲み出る。間接的な表現で、一連の不祥事による不払い者以外に、常態で、不払いが1200万件あること、半年で500億円の経費削減が可能な予算は本当に国会の承認済み?一番大きい人件費に手をつけなくていいの?大甘ですね、と書いている。NHKは本当に生まれ変わる気があるのだろうか?
 これから通信衛星と放送衛星はデジタル受像で一本化され、チャンネルとチャンネルを束ねるプラットフォームは夫々に、激しい顧客争奪戦を繰り広げることになる。ハードでは、特定のチャンネルを限定受像出来る、言い換えれば、特定チャンネルを受像しない受像機が普及する。はや、視聴者のチャンネル選択は受像機の購入段階に始まる。NHKをシステム・ブロックしている視聴者からNHKは受信料を取れるか否かが裁判で争われ、そうこうしているうちに放送法は改定され、見ないものに受信料は課せられないようになる。これからは、戦前のような国粋放送局にでもならない限り、今のままでは、NHKの生き残りは難しい。
 欧米と比較すると、ロシアを含む極東の電波の多くは自国益放送で、世界に発信する地域報道とはなり難い。アジアの地域情報は、不偏不党のNHKしか出来ないだろう。NHKも、情報の中立性・信憑性は地域の安定と平和に欠かせないものだという意味で、平和を望む国民のお金を生かすことが出来る。教育番組の視聴者は向学心に燃えているのに、特にTV番組の多くは、受け手のレベルを低くみすぎている。ゆとり教育の失敗例TV版でしょう。MCや講師の暗記力テストのようなセリフ画面が続くと、勉強そっちのけで、出演者が無事にセリフを終えられるかどうかに気をとられる。誰のための放送か?教科書、書物にない映像にCGなどでTVならではの、質重視の、番組を作って欲しい。美術、園芸、健康、家事等生活情報の番組ではゲスト・司会者・アナウンサーの受け答えの妙より、内容を手短に、濃く、番組目的に沿うものにして欲しい。
 NHKは公共放送局として、主に報道、教育番組で知と和の日本を、アジアを先導し、また、行政府のみならず司法や議会の補完的監視機能役を果たして欲しい。娯楽、スポーツ番組は選択的有料放送で、大衆に慮らない質の高いものを提供してほしい。アンケートを生かしたが為どれほど番組をつまらなくしたか、人の意見を聞けば聞くほど無味乾燥なモノになる、してしまう経験は、皆、色々に持っている。80年の放送ノウハウと優れた人材を生かして、将来を見越した、発展可能な放送局に生まれ変わって欲しいものだ。有料の新NHKスポーツチャンネルで、新プロ野球を是非見たいと思ってる
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百日紅Ⅰ

2005-09-26 06:13:06 | 花一匁
鮮紅に 雨、風溶け込み そろそろ終わりの 淡紅色

鯨の脂身 白いおばけに 紅色ベーコン
奢る相手は 鬼軍曹
夕べの 立ち飲み 倉庫街
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ソニー

2005-09-25 16:42:47 | 会社
 株も持っていないのにソニーの最近の記事が気になるのは、身近にソニーの商品がいつもあったからだ。国内7%の人員削減、事業の一部の売却に本業への回帰という損益改善内容は、中期計画の定番であるにもかかわらず、記事の取扱は大きく、同じような記事は連日続く。ソニーは、戦後日本の復興の象徴的存在であるとの認識から、これからの事業展開は、多くの日本の会社の先例と、マスコミも関心を大きくしているのだろう。
 今にして思うと懐かしい。茶箪笥の上にあった電子レンジ大のラジオ。家族がラジオを囲んでいたその時に、手の形サイズのトランジスターラジオは特別だった。トランジスターの宣伝に何故ソニー坊やなのかも謎だった。トランジスターはガールを形容し、可愛いと歌われた。ソニーが体にしみこんだ。音楽をテープで聴きたくて、英語の勉強にと言い張って、やっと買ってもらったカセットプレイヤーもソニー製。待合せ場所もソニービル。世帯を持ったその月の、月給全部はたいて買ったTVはトリニトロン。気が付いたら、家族全員がウォークマンを持っていた。海外の空港免税店でもSONYは人気。大きな平面TVをどうやって持って帰るのだろうと、見ているほうも引き寄せられた。経営も、独自のサービスにブランド化、現地人の重用にリーガル体制、全ての面で信用され、世界に顧客を増やしていった。海外生産、次々進み、質から量へ経営も、成功の連鎖と評価され、その後に続く、映画にゲームも大成功。ネット接続に加えて金融・保険・証券と事業はじめて、会長は、20世紀の納会で「21世紀に向かってやるべきことは全てやった」と締めくくる。
 おやっと思ったのは、今世紀。3年ほど前だろうか、ソニーの子会社の社長が、収賄容疑で話題・辞職の代議士のアフリカ人秘書を雇い入れ「大変いい人材を得ました」とTVインタビューで、自慢した。大衆を顧客にする会社にしてはマイナスと思いきや、ソニーにとっては違っていた。技術開発に過ぎてしまい、商品上市を怠って、利益を下げたとの説明に、技術のソニーは健在だったが、2年ほど前だろう、収益優先で、薄型TVの液晶パネルは、海外外注との記事が出た。技術の会社から普通の会社に早変わり。技術の固まりの液晶を、技術開発のソニーが、外部に求めたのには驚いた。
 多国籍企業としての人材を集めるのだから日本の通念にこだわらない、株主の半分は外国人で短期の利益確保も経営責任、等々で全ての疑問に片がつく。日本の通念は世界のものとは違うとするには抵抗あるが、ストリンガー新会長のもとの、大胆なダウンサイジングは成功し、液晶TVは売れまくり、多様な人材で、ソニーは復活するだろう。ただ、この改革に、経緯に、岡部冬彦氏のソニー坊やに始まって、アイボ・キュリオに到る、あのほのぼのとしたものが、こころが、どこかに残るだろうか?ソニーの大企業病は根治するだろうか? 今、身近にあるソニーはパソコンだけだ。新聞記事を見る限り、中計にある改革後も、まだまだソニーが、私から、日本から、遠く離れて行くような気がしてならない
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コスモスⅠ

2005-09-24 06:23:49 | 花一匁
小振りでも 目鼻立ちのはっきりした 芯は強い 早生まれ

国文科卒業したての 女先生は ロングスカートに小さな頭
私語にもめげず 大声で 解説始めた高瀬舟 
読み直し 
「先生 分かったよ 有難う」五十歳
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散歩道A

2005-09-23 17:25:18 | Weblog
  住宅街を歩くのは楽しい。閑静なコースは散歩道にもしている。人相が好いほうではないから、足早に行くが、玄関先の鉢植えや生垣越しの花壇に惹かれて、ついつい立ち止まってしまう。そのうち通報されるだろう。
 近ごろ、残念に思うのは、彼方此方で木造・板壁土壁の旧家が、あっという間に、二三軒ののっぽ痩せ型住居に建て替えられていることだ。生垣や花壇も駐車場などに様変わりだ。建築基準法の定める建ぺい率、容積率、高さや日影に制限が守られているとは思えない。如何して建築確認受けたのだろう?類は友を呼ぶではないが、違反のっぽ住宅が二三軒と続くと、これが呼び水となり、地域が大方違反となる。建築基準を守った地域住人は不公平感を持ち、基準違反の住人は地価下落のリスクを負う。地域経済全体にマイナスで、散歩の楽しみも半減だ。
 日曜日の大河歴史ドラマを見なくなった。理由の一つは、同時刻のリフォーム番組が面白いから。改築後の依頼主、家族の喜ぶ姿がとてもいい。番組では、限られたスペースに想像以上のすばらしい住宅空間が、知恵と工夫で、実現する。今までは紹介されずに眠っていた、大工さん、設計士さんの、個々で、内々の、外に出づらかった技が、工夫が、マスコミで、ネットで、公開されていく。
 地価は高く建築基準法を遵守した一戸建ては夢のまた夢。多少の違反は眼をつぶれとの開発業者の考えは、リフォームの匠で粉砕だ。住居のニアミスは治安、災害の悪化にもつながりかねない。社会や経済のニーズに見合った建築基準法のタイムリーな改正が望まれるが、行政の、特に開発業者の建売の管理強化は必要だ。
 「背に腹は変えられない」という言い訳が堂々とまかり通る社会では、社会経済情勢で規制基準が変動する、建ぺい率や容積率などの規制は無力になりがちだ。行政管理の徹底とともに、地価の維持、災害、交通量・騒音の少ない環境の受益者、地域自らが進んで防衛するしかない。行政からの開発審査権限等の付与が前提だが、大胆に、そして平然と建築違反を繰り返す業者には徹底して物申す町内会が必要だ。町内会の頑張りを応援し、気持ちよい散歩を続けたい
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彼岸花Ⅰ

2005-09-22 06:08:08 | 花一匁
「私はここよ」と声がする 顔を寄せると 首かしげ
「風?」「風だよ」

お客さまクレーム係のオダヤカさん 休日出勤しない方
植物と 花と話が出来ると評判だ
「フーン」
いまはとても羨ましい

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ジム

2005-09-21 10:54:06 | Weblog
「旦那を殺す手口があることをご存知ですか?」と聞かれた瞬間、トリカブトや砒素の話かと思った。医師の一言は、推理小説の話題ではなく、捻りの効いた生活習慣へのアドバイスでした。一つ、太らせる。二つ、運動をさせない。三つ、煙草を止めさせない。四つ、お酒をすすめる。五つ、ちくちくと愚痴をこぼす。六つ、旅行に行かない。七つ、油っぽいものを沢山食べさせる。女房と二人で旅行に行くと、どっちの道に行くか行かないかで言い合いがあり、標識を見落とした責任のなすり合いがあったりして、ストレスは溜まるとことが多い。旅行に行かないことがどうしてお医者さんの指摘に入っているのか分からなかったが、質問するタイミングを逸してしまった。
 年初のラジオ放談で、老齢者の目標にGNPが多いとありました。年取ると日本の将来、経済発展、が心配になるのだろうと思いきやGNPとは、元気で長生き、ぽっくり死ぬ、の意味でした。考えてみれば、誰の世話にもならないで、周囲に迷惑をかけずに死を迎えることは、医療、看護の充実した現在、難しいのでしょうから目標にあげる価値はある。公報に、40歳からは基礎代謝の低下、筋肉細胞減。60歳から足機能の低下。70歳は肺機能の低下。80歳には脳細胞の萎縮が顕著だとありました。確かに40位から上半身や足が細くなり中性脂肪で腹がどんどん出てきた。公報の指摘、40歳の部分は正しかったのだから、多分、60からの足の衰えも急に来るのだろう。将来、歩けなくなること、寝たきりになることが、周囲への一番の迷惑だから「足腰の運動、筋・関節のトレーニングを始めよう」ただ、室内で運動するほど家は広くないし、散歩は出来るがウォーキングは窮屈で続かない。再びジムへ行くことにした。
 ジムの敷居は高かった。以前、ジムAへ入会を申し込んだら健康診断で引っ掛かり、有料の精密検査が必要だといわれ、迷った末、止めた。替わりに試みた週末や夜のジョギングは続かなかった。ジムBではインストラクターが親切すぎて、重荷になり、止めました。日々の、前日の生活習慣を説明してまでも運動したくない。近所に小さなジムがあるのを発見。インストラクターの指導が受動的でいい。積極的でないから、こちらから肩の痛みを相談する。ひねくれている性格は自分でも嫌いです。肩のまわし方を教えてもらい、鉄棒のぶら下りとフライを続けると痛みは消えました。うれしくなって毎日通うとすると、今までのように週2回ほどでよいという。無理強いをしない、付かず離れずのインストラクターで適度の運動を続けています。今後、少子化傾向もあり、街中の公立学校の空室に、プールのような市民にも開放されるジム施設が出来たらよいと思っています。また、待遇・処遇が改善されることが前提ですが、スポーツ・インストラクターが増えることを期待します。高齢化社会と同時に、キャリヤー・健康教育の少年期開始時代に入りますので、弁護士、会計士、看護士よりスポーツ・インストラクターの方々の方が有り難い時代となりましょう。
 お医者さんの指摘のうち、適度の運動を続けることは思ったよりむずかしい。まあ、Nは無理かもしれないが、足腰に気をつけてのGPは私の目標です。もし近くにジムがありましたら、一度のみならず三度ほど、ジムへの挑戦、ジム通いはいかがですか

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