さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

未熟と邪悪さは同一ではない…

2015-01-30 13:55:12 | 抜き書き

<「・・・精神科医は人間の悪い性質に片っ端から ”未熟” のレッテルを貼って、優れた性質はすべて ”成熟” と呼ぶんでしょう?悪い人たちに恥ずかしい思いをさせて、矯正しようというねらいなんだわ、きっと。誰だって未熟と呼ばれたくないものね。でもそれは真実じゃない。成熟と善良さは同一ではないわ。・・・わたしは、ダビーが ”成熟” していて、ジョニーが ”未熟” だとは思ってみないの。ダビーはいい子で、ジョニーはたちの悪い子。二人が何歳だろうとそれは変わらないと思っているわ」>「逃げる幻」ヘレン・マクロイ P220より、ダビーもジョニーも十代の子というストーリーの一節から…

作者は、善良さや邪悪さは変わらないもので、たちの悪さ、邪悪さ、不良は矯正が難しい(精神科医でも治せない)ものと書いている…

最近 若い人たちの犯罪が目立っている…

・名古屋で 19歳の女子大生が知人の 77歳の女性を、人を殺してみたかったからといって斧で殺害した

・宇都宮で 13歳の中学生が知人の 16歳高校生を殴って殺した

・福岡で 14歳の女の子と 19歳の男の子が組んで、美人局で客をとっていた

・未成年の母、父親による幼児虐待、虐待死が後を絶たない 等々だ。

皆さん 矯正不可能な方々なのだろうか?

作者の言う通りなら、あまりにも世の中暗すぎることになるので、半分ほどは 矯正の可能性有りとしたいもの…

何かの機会に 教職員に 無記名で 青少年の邪悪さは 矯正可能かどうかを アンケートでたずねてみたいもの…
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ショウシャのないストーリー…

2015-01-28 08:38:17 | ダイアリー

ギリシャ・ショックは、ギリシャ総選挙後に即刻 26日 に起こると思っていたが、起こらず、じわじわとやってきそうな気配です。

総選挙で勝った急進左派は、選挙期間中の主張、2010年来の金融支援 すなわち借金総額32兆円 は減免されるべきだ、との主張を改めて繰り返し、EUの財務相らの返済義務は免れない とする声明に真っ向勝負を挑みかかっているからです。

ギリシャの借金に対しての鷹揚な 何とかなる流儀は昔のまま・・・

昔、取引額が大きかったので、与信力のある商社を通じて ものをギリシャに売り始めたことがありました。一年ほどは順調に進みましたが、そのうち商社から もう現地ギリシャの注文に応じられないといってきました。与信で売っていた代金が未入金で、しかも 現地のギリシャの会社は 借金は返せない といってきたからだとの説明だった。しかも 与信で売った品は、小売店からも倉庫からも消えてしまっているようだ とのことだった。その後、商社は 一部は保険でカバーできたものの、損害を被った。 問題のギリシャの会社は生き残っていた。借金を何とか チャラにするのが ギリシャでの経営手腕のようだ と理解した。

ギリシャの何とかなる戦術は、

・貸し手の弱みに付け込むこと

・貸し手との距離を遠くに置き 先ずは 相手からの妥協案を待って交渉を進めること

・貸し手の好意が出るまで何もしないこと。


今回もギリシャは、

・金融支援の交渉相手は(ECBとIMFとを外し)欧州連合のみと宣言し、欧州連合の弱み(金融不安を回避するため、ギリシャを EUから追い出すことはしないとする読み)をフルに利用する作戦のよう

・ドイツの世界大戦での戦犯を暗に匂わせ、ギリシャ対ドイツの構図で EU 内の結束を弱める作戦もある ようだ

・ギリシャ新内閣の財務相には、過去のギリシャへの金融支援は罠だったと主張する学者を任命し、外務相には 新ロシア・反 EU派の人物を任命した

・金融支援の期日を逆手に取る 弱者の交渉戦術で臨むよう


過去の例からすると
ギリシャの EUに残留 + 新たな金融支援の獲得 + 現有債務の減免 + 支払い期日の猶予 + 緊縮財政条件の緩和 でギリシャの勝利のよう。

ギリシャの勝利で、
EU の金融は、ギリシャ国債と他の脆弱な財務体質諸国の国債で じわじわと金利を上げ、これらの国債を保有する金融機関は資産の劣化で経営不安に陥って、EUは 景気回復に遅れをとることになるでしょう。
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気象庁も頑張って・・・

2015-01-27 06:57:41 | ダイアリー


今朝は予報通り 少し暖かめで 雨。今晩からまた真冬がやってくるのだろうか?

最近の天気予報はよく当たる。当たるというより精度が上がったというべきなのでしょうね。

昔は下駄や ズック靴を蹴り上げて 裏が出たら雨、表は晴れ、夕焼けは晴れ、朝焼けは雨、テルテル坊主へのお願いなどが天気予報だったが、今はほとんど見かけない。天気予報が 信用出来るようになったからでしょう…

予報地域や 予報時間の細分化も、更なる人工衛星や 超大電算機の使用で可能になるのでしょう。


日本は火山列島で、海洋・大陸プレート ユーラシア、北アメリカ、フィリピン海、太平洋各プレート の境にある。噴火、地震、津波の危険にいつも晒されている。大気の状態とは離れているが地震、噴火、津波の予知警報も気象庁の管轄。


周辺国からの 度重なる領土領海侵入侵略や ドラッグの輸入や サイバー攻撃やらで、警察、自衛隊、海保の充実は喫緊課題だが、天変地異への備えにも お金を賭ける価値は十二分にある。

良い子っぷりの多い議員らでは、国家予算は、格差是正の御旗の下、今国会でも 砂漠に水を撒くように消えてしまいそう。

予算国会、将来世代のお金を使うなら、それは将来に資するものへ回すのが本筋でしょう。

天変地異の備えに 使うのも一計だ…
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過激派より恐ろしい…

2015-01-26 06:42:53 | ダイアリー

26歳の大阪府警の警察官が 23歳の不倫相手を殺したという。この警察官は新婚生活中で、女性を殺害後、警察署の剣道練習に参加し同僚と食事をしていたというから、驚きだ。

・不倫相手とは東日本大震災の被災地で、ボランティアと警察官との出会いで 親密な関係に入ったという。油断も隙もあったものじゃない!

・警察官は結婚したことを女性に知らしていなかったのだろうか、離婚をにおわせていたのだろうか、結婚後も付き合いが続いたということは、彼は動物か…

・女性は、相手が結婚していたことを知ったのか、離婚するとの約束が果たされないとの思ったのか、お互いの交際関係を 奥さんと 警察に知らせると言ったという。殺しで言質を消せると思ったのか?おまえは警官か?

昨日はとのメディアも、どの時間帯もイルラーム国のニュースでだらけだった。それほどまでして伝えなくてはならないニュースなのか?死を覚悟して 行ってはならないところに行って、然るべき結論を迎えつつある事案でしょう?

非日常に飛び込んで 想定される結論がついてきている(イルラーム国)事案を一日中報道するより、日常あり得る状況にあって あってはならない結論を迎えた(警官の女殺し)事案の方が、我々には、事案の検討検証価値があるような気がします。

こんな事件が頻発したら大変だ。動物化した警官は 過激派より恐ろしい。

事件のこと細やかな背景と 要因分析にその対策、二度と起こしてはならないという覚悟を関係者に 期待したいもの。
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放つてはいけないものですね…

2015-01-24 07:04:40 | ダイアリー
米アメリカンフットボールのスーパーボール準決勝で勝ったペイトリオッツが不正球を使ったのではなきかと疑われている。

この度の不正球とは意図的に空気圧を下げ ボールを握りやすいように 投げやすいようにしていたのでは というものらしい。

何やかやでも 世の中太平のためでしょうか? 各国の政権の思惑からでしょうか? TVの影響でしょうか? スターが誕生しているからでしょうか? マスコミの取り上げ方が大きくなってきたからでしょうか? スポンサーの成功からでしょうか? 選手・コーチらの報酬の高さでしょうか? プロスポーツは年々盛んになり、係っているお金も半端ではない。テニス、野球、サッカー等々も 勝と負けるとは大違い…

一昨年でしたか、プロ野球でも 急にホームランがよくでだして 本物の統一球が使われているのかどうかと疑われたこともあった。ピッチャーも手になじむボールと そうでないのとがあると神経質になっている。テニスも圧の高い新球の方が速くよく弾む。トップサーバーは常に 3~4個のボールから サービスボールを選んでいる。アジアカップの昨日の日本の敗戦はボールのせいにはできないようだが、サッカーも グランドの整備が進めば進むほどボールへの関心は高くなる。

ルール違反はなくても、技術や技量、作戦や戦略などが日々進歩する現状では、作為か無作為かの判定は難しいので、ボール交換の頻繁な球技では、ボールの取り扱いも含めたルールへと 主催者はルールを見直すべきでしょう…
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今日の相場もアップ&ダウン?

2015-01-23 06:37:15 | ダイアリー

欧州中央銀行(ECB)は 22日の理事会で、2015年 3月から 2016年 9月まで毎月 8兆円の国債を買い続ける金融緩和を決めたという。

ECB は 加盟各国の中央銀行を通じて、ECB への出資比率(独26.6%仏19.9%伊17.5%西11.6%その他24.4%)分を、その加盟国の国債を 買い入れるという。

各国は このECB のお金で、低金利による法人・個人へ金融を可能にし、投資・消費 ↑ を通じて、景気・物価 ↑ を目論む という。


世界経済が 下降気味にもかかわらず、今まで ECB が金融緩和に踏み切れなかったのは、

・ドイツ・オランダなどの緊縮財政派の考えと

・欧州経済を停滞させているのは規制問題(雇用保護と手厚い年金)で、金融緩和の効果は限定的なもの との考えと

・金融緩和を最も必要としているギリシャ、キプロス、国には 既に ECBによる金融支援を実施しているので あまり効果がない という考えと
 
・金融緩和で最も恩恵を受けるドイツに 金融緩和の必要性があまりないことと

・金融緩和で 将来 ある国の国債が債務不履行になった場合、ECBが被る損失は誰が・何処がどうやって負うのかルールが決まっていないこと 等といわれていた。


しかし ドイツの反対はあったものの、懸念事態を残したまま、ECB は発足以来の初の金融緩和に踏み切った。

日本への影響は、

・ユーロ安 → 円高

・ユーロ安 → ドル高 → 米から欧州への輸出減 → 米経済の停滞 → 米金利UPの先送り → 円高

・円高 → 日本からの欧州への(精密機器等)輸出減

・ユーロ安 → 欧州の輸出力UP → 日本の自動車・重工業・化学品などの輸出環境が厳しくなる

・世界的な金融緩和 → 世界マネーの米国への集中 → ドルに対しては円安

・原油安に加えて欧州からの輸入品の値下げ → デフレ解消は先の先へと延びてゆく 等か…

いずれにしても、また、株価の変動幅は 大きくなりそうだ。
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正解のない問題のよう…

2015-01-21 06:23:27 | ダイアリー

イスラーム国が日本に人質二人に対し身代金を、ネット映像を通じて要求してきた。

ビックリ、とうとう、やっぱり…

驚いたのは、

・全世界的に報道されていること
・イスラーム国の矛先に日本が加えられたこと
・身代金が 2億ドルという大金であること

・外務省は昨年から事態を掌握していて人質解放を模索していたこと
・安倍首相が中東にバラマキをするこの時期を見計らっていたこと

・軍事会社をつくってシリアの現地に赴き 反体制派と関係を持っていた無謀な方がいたこと

・人質を助けに行くといってイスラーム国に向かっていた無謀な方がいたこと


とうとう+やっぱりは、

・イスラム過激派の矛先は全世界に向かってきた
・イスラーム国の資金がショートしてきていること
・バラマキの日本が砂漠の真ん中にまで知れ渡っていること

・寛容は万策ではないこと
・安全安心ボケの日本人であること

・力とお金を求める相手には、お金しか解決策はないこと

・米国は日本への協力の引き換えに、身代金を払うなという条件を付けてきた

・対外諜報活動(予防的情報収集活動)がなかったという 2013年1月のアルジェリア人質事件の教訓が生かされていないこと


今後、

・テロ支援として大金を米国から要求される?

・人質交換協力の見返りに シリア反対体制派に支援させられて、日本は中東紛争に巻き込まれる?

・世界で活躍する日本人が、これを機に 身代金目当てで拉致される?
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年早々のショックはショックです…

2015-01-20 09:11:44 | ダイアリー

今年の日経平均は 19000円まで上がってほしいものだが、最近のスイス・ショックと 昨日のチャイナ・ショックは、株価への逆風だ。

これに、今週末のギリシャ総選挙で緊縮財政反対の左派が勝利すると、ギリシャ・ショックが加わることになる。新年早々 株価は大荒れとなる。

スイス・ショックとは、

スイス中央銀行が、固定していたユーロとスイスフランの上限為替相場(1:1.2)を解除したことにより、スイスフランがユーロに対して 一時は 3割以上(現在は15%↑程度)割高になったこと。

日本への影響は、
・安全資産と見なされている円への買いが進んで 円高株安となった

・スイスフランを為替取引していた業者・投資家の大損し、この損失補てん資金に株を売却し、株安がすすんだ

・スイスフラン建てのローン返済者の破たん増で、欧州域内に金融不安が増し、円高株安となった

・スイス中央銀行は、為替レート維持のためスイスフランを売ってユーロを買っていたが、これが止むことにより、 ユーロ圏でも売れ行きの悪い国債は更に買い手が減り、国債残高の多い金融機関の破たん懸念が増し、円高株安となりました。


チャイナ・ショックとは、

中国証券監督管理委員会が、株価の急激な上昇(昨年は60%以上の上げ)と信用取引の急増(半年で2.5倍増)に歯止めをかけるため、大手証券会社二社に対して新規顧客への融資停止を命令し、これを機に 政府は信用取引全般に制限をかけるとの思惑が働き、株は売られ、上海総合指数が 7%以上下落をしたこと。

日本株への影響は限定的だったが、円高が進んだ。


ギリシャ・ショックは、

政権が代わり緊縮財政からバラマキ政策に戻り、ギリシャは EUから見放され、ギリシャの EU離脱の思惑が働いて、市民がユーロ預金を引き出しに銀行に殺到し、金融不安が発生する。ギリシャ国債も暴落し、金利高で景気は下降し、これが他の財政再建国たる南欧諸国にも余波すること。ただ、実際には、ギリシャ自ら EU離脱を宣言しない限り、EU はギリシャを EU から追い出すことはしないだろうし、ギリシャの金融機関も、EU 離脱があったとしても、その前に EUに金融支援を取り付けるでしょうから、影響は限定的といわれている…


株の投資益は、大きく言えば配当益と売買益。売買益は、特に取扱量の少ない個人投資家の場合は、株価変動幅は小さい方が、確実性が高く 得やすく、ベターなようだ。

今年の株価は変動幅が大きくなりそうで、 個人投資家は 売買益は 容易に得られそうもない年 となりそうだ。
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お茶のCMに 喉にやさしいお茶も使えそう…

2015-01-19 05:55:20 | ダイアリー
インフルエンザが流行っている。鳥にも人にも…

昨年よりピークが 一か月も早くやってきているというから、集団生活を送っている幼児や子供は、受験を控えている学生は、身動きがままならな入所のお年寄りは、警戒を怠れない日々となっている。

以前はワクチンの予防接種を受けていれば まず大丈夫だったが、今では 罹っても軽症との効果に変わってきている。

従って予防は 原点回帰で マスク + 手洗い + うがい。

マスクは昔と比べるとずいぶん安くなっていて、使い捨ても可、手洗いも、今では、泡タイプのハンドソープが出回って 助かっている。

うがいは?

うがいは最もデリケートな粘膜の清掃。ウイルスは鼻やのどの粘膜から入るので、この粘膜帯は、免疫物質がウイルスと戦っている戦場で、守りの最終砦。だからうがいは 粘膜での戦いを損なわないように、粘膜を傷つけないように、気を遣わなくてはならない。

うがいは、

・ガッと吐きださない。ガッとは粘膜を傷をつる。ガッと吐きだす癖のある方は 胃酸が守ってくれるので飲み込んだ方がよいという。

・うがい薬も考えもの。うがい薬と水との差はないという医者も半数はいるという。 薬は粘膜を傷つける恐れがあるのでインフルエンザに罹った時だけにする。 予防にうがい薬を使う時は 後で水でうがいもする。

・うがい水は粘膜に優しいぬるま湯の方がよいという。日本茶がよいという。

朝起きて お茶、出先から帰ってきて お茶、就寝前に お茶が良いようです。
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民主党代表選考

2015-01-18 06:37:58 | ダイアリー

今日 民主党の代表選挙という。 海江田代表辞任発表後 だいぶ経っているので 随分長い選挙期間だなーと思っていたが、昨日の報道で、今日とのことだった。

細野元幹事長、岡田代表代行、長妻元厚労相による戦いで、民主党地方議員らの投票はすでに済んでおり、本日それが公表され、後に、民主党国会議員が投票して代表が選ばれる という。 ただこの選出では過半数を得るものが出ない模様で、選出された上位二名で決選投票で 選ぶという。

ニュースでの候補者の主張は、

細野氏は、再建というより再生 + 野党の結集を積極的に + 若手に人気
長妻氏は、より社会主義政党へ + 自民と対峙する政策へ + 左派に人気
岡田氏は、党は自主再建 + 社会の中間層に組する政策を + 細野長妻両氏支層以外の層狙い  のようだ。

多分 細野氏と岡田氏の決戦投票になるでしょう。

一週間ぐらい前の、NHK の電話による 民主党の行き先に関する世論調査では、

先ず党内の再建を図る 29%
野党再編を目指すべき 31% だった。

世論調査では細野氏有利なようだが、安定的な党運営でいえば 岡田氏だろうか?

民主も自民も、階級救済と経済優先との違いはあるが、ともに、現時点では、次世代の借金軽減軽視で支持出来ないが、一強他弱より 二強政党政治の方が、長い目で、内政は安定するような気がする。

何方が選ばれても、民主党を 自民に対抗できる政党に引っ張り上げてほしいもの…
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