このところ驚くニュースが続いています。
・河井前法相と案里議員が参院選の買収罪容疑で逮捕される:
90人ほどに2570万円をばらまき、票の取りまとめを頼んだという。90人中半分ほどが県議・市議だったというから日本の選挙は上から下まで金絡みということでしょう。河井氏に多額の選挙資金を提供した自民党(総裁は安倍首相)の責任、河井氏を大臣に起用した安倍首相職の責任は重く、安倍氏の次期自民総裁の芽は無くなったといわれています。国民に内閣の信を問う衆院解散も秋にはあるということでしょう。
・公務員法改正案(定年延長法案)と検察庁法改正案(定年延長法案)を纏め法案としたことにはびっくりです:
安倍内閣が進めたい黒川検事長の定年延長法案を野党が推進する公務員法改正案に絡め、国会の承認をすんなり取り付ける裏ワザにはびっくり。また行政人事と司法人事を纏めて審議するとは粗っぽい。内閣の末期症状でしょうか?
・森友問題で自殺した近在職員の遺書に基づく国会の再審議が不発に終わったことは残念でした:
佐川元理財局長は誰の指示で動いたのか、安倍夫人の関与はどこまであったのか、国有地8億円の値引きは異常値だっただけに納税者としては、国会で解明していただきたかった!
・桜を見る会は安倍氏の地元選挙対策だったのでしょ?
内閣総理大臣(首相)主催の公的行事 桜を見る会が首相の地元選挙運動に使われたのなら公私混同でしょ? 招待者リストが廃棄されていたとはびっくりです。公的行事の招待者リストは次回行事企画には欠かせない資料ゆえ、民間なら、やましいことがなければ、保存が基本のはずです!
・米国の公共放送サービス(PBS社)のニュースは欧州・豪州で放送されていますし、NHKのBSでもよく取り上げられ、信頼できる情報元と思っていましたが、それほどでもないのかも?フェイク的偏狭的な編集も臭います:
昨日放送されたPBSの日本の新型コロナ対策についてのニュースは臭いました。中国や欧米方式とは異なる日本の感染防止対策は、感染者数・死者数からすると、それなりによくやったと思っていますが、a.医師の意向にもかかわらず帰国者接触者相談センターといった役所がPCR検査の是非と判断しているのは不合理な対応である b.クルーズ船の対応が船内隔離だったり、入国規制が不徹底だったり、非常事態宣言が遅かったり、安倍政権の場当たり的な対応が目立ったのが日本の対策だった と批判していました。安倍政権批判ニュース局からの受け売り報道のよう感じ、びっくりしました。結果が良ければGOODだったのでは?とPBSに疑問を感じました。
・米国の白人警官による黒人逮捕時の過剰暴行に端を発する人種差別反対デモが続いています:
びっくりしたのは差別反対デモが米国中のみならず英仏でも起きていること。奴隷貿易時代にまで歴史を遡りはじめたデモになったこと。デモに(民主党サンダース米大統領候補者に結集した格差社会反対の若者たち)社会主義に共感する若者が加わっていること。これはトランプ大統領の言動のほか、コロナ禍で更にあからさまになった社会的格差や民主党対共和党の政策差によるものといわれています。デモの過熱に比例して、そのうち反動が大きくなり、差別・格差・政策差はますますひどくなるでしょう。警察官の過剰暴行は、自由主義と性善説の基づく法体系下では、ことさらひどくなりがちです。警察力に制限をかけることは、法体系や性善説を変えることにつながり、米国を根本から変えることになるでしょう。差別は人間の生理的な好き嫌いにかかわることでもあるので、人種間の共通の敵でも現れない限り、根絶は難しいでしょう。因みに私は黒人にホテルやレストランで何回も差別的な扱いを受けました。私は黒人に好まれない容姿や財布を持っていたと理解しました。
・北朝鮮では最高指導者金正恩より妹の与正氏の存在感が増してきている:
与正氏扱いやすしと北朝鮮が地政学的に中か露に飲み込まれなければいいのですが。韓国の北が中か露になると大量の南北朝鮮人が、何事にも寛容でイージーな日本に渡って来て、治安は悪くなるでしょう。予感が当たらないように!金正恩氏早く出てきてください!
・先日 米政治家ロバート・ゲーツ氏(第22代国防長官、CIA長官、大学学長歴任)が報道局のインタビューに次期大統領にふさわしいのはトランプ氏かバイデン氏かと問われた:
バイデン氏は過去40年間すべての安全保障課題に誤った選択を採り続け、トランプ氏は人格的におかしいと答え、どちらが適任かこの場では言わない と答えた。なるほどそしてびっくり!
このほか テレワークが気になって2歳児を車に置き去りにして死亡させた父親事件やら、麻生副首相が安倍首相と密会して次の内閣改造では二階自民幹事長と菅官房長官を外す?という情報、ボルトン前大統領補佐官が暴露本にトランプ大統領が習主席に、米農産物を買って次期大統領選を応援してくれ と頼んだという情報(ということは米中対立はフェイク?)には驚きでした。
今は 驚きをいちいち驚いてはいられない時勢ということなのでしょうね。
世界の 社会の 政治の 変革期に入っていることでしょうか?