RAKUDA通信 海外&国内 添乗員の最新旅情報! 

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素晴らしい雪山に感動!!

2006年11月06日 13時24分47秒 | 中国
先日、添乗で雲南省の梅里雪山を見てきました。

シルクロードに慣れ親しんだ私にとっては、久々の高地のツアーとなります。

お客様の体調面も含めて、出発前から色々と心配が絶えませんでした。

なんと言っても雪山を見に行くツアーですからにならないと満足度も半減してしまうでしょう・・・

毎日祈る様な思いしていました。

私の願いが届いたのでしょうか、天気はすこぶる快晴で、様々な雪山を見る事が無事出来ました

雲南省は約半年振りに訪れましたが、変らぬ素朴な少数民族の暮らしぶりには、毎回感激してしまいます 

麗江の変り様にはガッカリという話も聞きますが・・・

ココだけの話ですが・・・  麗江古城は朝がオススメです(昔の

雰囲気がちゃんと残ってます)

さて、私のオススメの場所ですが、景色が好きな方は雲南省の菜の

花畑はいかがでしょうか。

民族の文化や風習なら断然、貴州省がオススメです

中国という国は本当に広いですね。添乗に出る度に実感してしまいます。

竹内 一梓 


ぽかぽか陽気

2006年11月01日 22時18分24秒 | 添乗報告


今日から11月の霜月というのに近畿地方はポカポカ陽気が続いています。
大阪市内の天候は10月の30日間で20日が「晴れ」だったそうです。

この天気の影響で紅葉シーズンも遅れるとのこと。とは言っても、いよいよ紅葉への期待が高まる時期がやってきました。
もみじが色づくまでは意外と時間がかかりそうですね!
この天候がもたらしたのは紅葉の遅れだけではなく、百貨店などの秋冬物のセーターの売れ行きが伸び悩んでいるそうですよ。
確かにこれだけ暖かいと半袖でもと思ってしまいますよね。


天気といえば旅行にとっても大事なことの一つ

ご旅行中お天気に恵まれますようにと祈るばかりです

大阪支店 山口

私の愛読書「生命燃ゆ」 高杉良著

2006年11月01日 15時57分13秒 | 添乗報告
本社の内藤です。

昨今のニュースは、ニュースという性質上仕方がないのかもしれませんが、暗いもの不幸な出来事、無責任な事件があまりに多いですね。

人格形成期において人は、学校で教えられることだけでなく様々な出来事に接し、そしてそこから沢山のことを学びます。実際に経験することもあるでしょうし、メディアや本から吸収することもあるでしょう。ですが自分自身を省みて考えますと、吸収するのは良いことよりも悪いことのほうが多いように思います。

全てやったもん勝ち、結果が出れば何でもあり、自己の権利主張はするが責任はあらゆる手段を用いてでも回避する、正直者は馬鹿をみて当然。こんな近視眼的出来事が氾濫すれば、それを見ている子供はどう思うでしょう。自分自身に照らしてもモラルの低下は確実に伝播するものだと思います。小さな組織であれ世間であれ、それは変わらないでしょう。ですから、毎日のように耳に入る嫌な出来事に流さる若者は少なからずいるでしょうし、それは怖いことだと思うのです。親や先生が教えても、実際に世間で起こっているのはそれに反することばかり、これではただの理想論ととられて聞いてくれなくなるのでは?

そのような意味で世間のモラルは大変影響力を持ちます。とは言え、劇的に向上することはないでしょうし、無理矢理良い情報だけを流すわけにもいきません。また、いつの世もオカシナ人はいますし暗いニュースが無くなることは無いでしょうから、止むを得ません。それを受け取る側に受け止めるだけのものを作る必要にせまられます。

その方法は様々でしょうが、私は読書による疑似体験は大変有効ではないかと思います。何よりいいのは、お金があんまりかかりません。

紹介します高杉良さんの作品を私はほぼ全て読んでいます。高杉さんの小説は緻密な取材による事実を積み上げた作品ですから、小説ですけど架空の話ではなくリアリティーに富んだものなので大変気に入っています。「生命燃ゆ」はその代表的な作品です。高杉小説の主人公は、時流に流されない筋の一本通った人物です。理想に燃えていたりもします。そして大部分が組織に属するサラリーマン、それも中間管理職が多いので身近に感じられます。物語の中で主人公はその生き方ゆえに困難にぶつかり、悩み、そして乗り越えて行くのです。変節すればある意味楽でしょうが、それでいいのか、人間苦しい時ほど真価が問われているのだと叱咤されているように思えます。

私は迷ったり、壁にあたった時に高杉さんの作品を読み「また頑張ろう」という気持ちになるので、キャラバンの皆も読んで欲しいとも思います(もう読んでるかな?)。

高杉良さんに似た系統として城山三郎さんの作品も好きで、おすすめです。

安達ひとこと

2006年11月01日 10時17分09秒 | 添乗報告
先週の日曜日、妹に子供が産まれました。
外出していたのですが、夕方戻ってすぐに2歳の姪(産まれた子の姉)を連れて病院にいきました。姪はママに抱かれた赤ちゃんを見て最初びっくりしていましたが、少しすると自分も抱きたくなったのか産まれて数時間の赤ちゃんをつかんでママのいるベットの上に乗り近づこうとしていました。
周りにいた私たちはあっせってすぐに止めましたが、産まれてすぐに姉から攻撃を受けていた甥は強く育つと確信しました。これからママの取り合い等、数々のけんかをすることでしょう。
私自身も3人兄弟で育ちましたが、小さいころよくけんかをしていたのを思い出しました。
最近兄弟や友達同士でけんかなどせずに、まわりのする事に関心なく自分の世界だけで遊ぶ子がいるようです。すべてではないですが、そのような子達が他人に関心のない大人に育ってしまっているのかなぁと感じました。それが現代っ子なのかもしれませんが、おばさんはそんな大人ばかりがいる将来が来るのであれば怖いなぁと思いました。

罪と罰

2006年11月01日 02時24分19秒 | 添乗報告
晩秋、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年も残すところあと2ヵ月となってきました。
 世間では、いじめ問題、単位履修漏れなどメディアが取り上げていますが、これは日本特有の問題とされています。海外では、紛争・宗教・差別問題が主であるのに対し、日本は道徳的な問題が7割だと言います。大陸国と島国との特性とはいえ、今に始まったことではありませんが、更なる改善が必要でしょう。今回の記者会見等で「道義的責任を感じて・・・」などと言っていますが、真の責任として捉えられない不信感の存在が今の民意の表れだと思っています。憲法改正よりも先に、問題提起として個々の存在排他的環境の改善、管理体制の再構築が必要だとつくづく感じます。いじめにしても単位履修漏れにしても、学校側には刑法で言うところの業務上による結果予見義務違反に当たるのでしょうが、それよりも「未必の故意」でいう「故意」を強調するなど思い切った法体系を形成するのもいいかもしれません。

罪の意識を知るという意味でご紹介したい本があります。日本でも有名なドストエフスキーの『罪と罰』です。上巻の半ばほどから主人公の犯罪着手から自己救済までの心理がうかがい知れ、丁度、今回の例でいう倫理について何が問題になっているのか参考になるかと思います。
テレビを観るよりも主観で読む1冊の本の方が得るものは大きいのではないのでしょうか。ゲームが普及し、命の大切さを軽視するようになった多くの若者も本を多く読むことで、犯罪も減るのではないのでしょうか。秋の夜長に丁度いいかと思いますので、ご興味のある方は読んでみて下さい。難色があるようでしたら、同じ体系として教科書にも出ていました芥川龍之介の『杜子春』の方が読みやすいです。
 
上記作品のラストは、悟りに近い世界があります。本だけでなく、現実にもその新境地というものが世界に存在します。そんな新境地を探求すべく私たちと一緒に見聞を広めに行きませんか。
中国・東南アジアの奥地には、まだ見ぬ真理があるかもしれません。 
                                             森田でした