１月度月報

今月は４冊。
今年も、年間５０冊を目標にゆるゆると読んでいきたいと思います。

隊長さんはライトノベルにはまっており、
親子で一緒の本を読むのはそろそろ卒業かもしれません。
次は副隊長さんが大きくなるのを待ちます。

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１．午後からはワニ日和　似鳥鶏さん　文春文庫

動物園の飼育員さんがどういう１日を過ごしているかよくわかります。
飼育員の２割は動物好き、３割は動物マニア、５割が動物バカっていうのがツボにはまりましたよ。
ミステリーのほうは、後味がちょっとなあ。僕にはちょっと苦しいです。


２．裁判長!ここは懲役4年でどうすか　北尾トロさん　文春文庫

裁判員裁判制度なんて勘弁してや、という人が読むと、目からうろこかも。
かなり野次馬的というか、下衆というか、品がない話が多いですが、
裁判所にいってみたい気にさせてくれました。


３．黒田如水　吉川英治さん　新潮文庫

官兵衛さんの青春時代の話。
思考力もあり、行動力もあるんですが、先走りすぎて敵に捕まって１年も牢獄に入れられたりして。
生死の境をさまよっても、あきらめない精神力がすごいです。
戦時中に書かれたらしいですが、死を煽らないように書いてあるのがいいですね。
作者の良心だったのかな。


４．チア男子! !　朝井リョウさん　集英社文庫

男子だけのチアリーディングチームを立ち上げる話。濃いなあ。
チアってめっちゃ激しいスポーツだというのがよく伝わってきます。
主人公たちが、それぞれの悩みと向き合い、解決し、演技もどんどんうまくなっていく、
その成長過程が心地よいです。
今月読んだ本の中ではいちおし。


以上です