Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

8月度月報

2012-08-29 21:00:12 | 読書
今月は7冊。

10日までに5冊よんで、いったいどこまで記録が伸びるかとおもいきや、そのあとの20日間で2冊にとどまりました。
36℃とかなると、暑くて狂うので本をよむのは無理です。

===

1.セカンドウインド2 川西蘭さん ピュアフル文庫
 
ついうっかりして、前と違う出版社のほうで買ってしまった。
よって、1は小学館文庫、2はピュアフル文庫ということになってしまった。

前回より2年ほど時間が経過して、主人公は高校2年生になっています。
前作のレースの結果はどうだったんだ~(とおじさんは怒る)。

読んでいくうちに何があったかわかりますが、それが主人公のトラウマになっているんですね。
自分探しをして、たいぶ回り道をしますが、自分の道をみつけていきます。
果てしなく周回したまま自分がみつからない状態でなくてよかった。

いろんなものを体験して、自分で納得して先へすすんでいくのは、強いです。折れないです。
こういう子に幸せをつかんでほしいなあ、とおじさんは思います。
努力は裏切らないはず、だから。

今泉君がいいキャラに変身してたのは僕的に驚き。


2.いつか、ふたりは二匹(ミステリーランド) 西澤保彦さん 講談社

お昼寝すると近所のねこに乗り移って近所の犬と会話できる、って設定なんだけど、
すんなりと物語に入り込めてしまう。不思議だ。

私がミステリーが苦手なのは、おどろおどろしたのがすきじゃないから。
でもこの本や「ほうかご探偵隊」「ぐるぐる猿と歌う鳥」はそういうところがないので読みやすい。

「ぐるぐる鳥・・・」の文庫本を購入してみたらとても面白かったので調べてみると、
このミステリーランドというシリーズがあることを知った。
講談社の名物編集者さんがはじめた企画で、
「本を読み始めた頃の自分にプレゼントしたくなるような作品を書いて下さい」
と作家さんに執筆を依頼しているとのこと。
それで読みやすいのかな。

ミステリー苦手な人は、このシリーズから入ったらいいかもしれない。

ちび1号にあげたが、予想外に低評価だった。彼の趣味はわからんなあ。


3.ユウキ(福音館創作童話シリーズ) 伊藤遊さん 福音館

札幌の小学校が舞台です。6年になったサッカー少年ケイタが主人公です。
ケイタのクラスにやってくる転校生のなまえはいつも「ユウキ」でした。
ケイタはどの「ユウキ」とも仲良しでしたが、みんな転校して去っていきました。
ちょっとしょんぼりしたまま、6年の始業式がやってきました。
また転校生がいるようです。なんと、また「ユウキ」じゃありませんか。
やってきた4番目の「ユウキ」は女の子でした

ケイタやユウキたちの心の成長が鮮やかに描かれています。


4.円周率を計算した男 鳴海風さん 新人物文庫

和算を題材にとった時代小説としてはほかに算法少女もありますね。
算法少女は、子どもの成長をさわやかに描きますが、こちらは夫婦愛を描きます。

また、学問のあり方にも言及していて、
算法を公開することで議論の種を提供し発展をめざす人達と、
算法を秘伝にすることで利益を守りたい人達の葛藤も描かれています。

僕的にはこちらのほうが読みやすかった。


5.永遠の夏休み(ポプラの森) 折原みとさん ポプラ社

この人、少女漫画もライトノベルも書かはるんですね。守備範囲広いなあ。

なくなった親友との約束を果たすために山に冒険にでかける6年生男子3人の話です。
涙なしにはよめないと思う。

僕的には3.>5.なんだけど、ちび1号的には5.>3.らしい。


6.青木学院物語 山口小夜さん アルファポリス文庫

今月のおすすめはこれかな。
横浜の海沿いの北のほうが舞台で、そこの塾に通う5年生たちの2年間の日常が綴られます。
文体的に読みづらさはちょっと感じたのだけれど、
主人公たちの日常がきらきらしていて、ほんとまぶしいです。
生きるということがこんなに素敵だったのか、って改めて感じることができるでしょう。
これは筆者の実際の体験談をベースにしたそうですが、うらやましい青春時代だと思います。

ちび1号、今月の本の中で1押しだそうです。


7.ポケモン・ストーリー 畠山けんじさん、久保雅一さん 日経BP社

ポケモンがどういう過程を経てビジネスになっていったかの歴史を紐解きます。
ポケモン事件(ポケモンアニメで頻繁に光点滅するシーンを放送したところ、それを見た子どもが光誘発性発作を起こし600名余りが病院に運ばれ200名入院した話)も詳細に書いています。

内容がとても濃い本で、ポケモンビジネスに対するキーマンたちの姿勢というのが
とってもよくわかります。
ポケモンの作者ってだれなんだろうってずっと疑問だったのですが、
田尻智さんという伝説的ゲームクリエイターがアイディアをだしたものだったんですね。
彼が子どもの頃すんでいた東京近郊の街(町田)で、
彼が夏休みに虫取りしたりちゃりで湖まででかけたりした、そんな体験がベースになって
ポケモンの世界が構築されているとのこと。

世界観がしっかりしていると作るものはぶれないのでいいものができます(できるはず)。
これはなにもゲームやアニメだけでなく、家電やケータイも同じだと思うのですよ。
何かものを創造する業界では、これって共通なことなんじゃないかな。
技術者はこういう感覚を大事にして仕事をしてほしいなあ。

集中して読んで1日で読みきりました。
(「日本初の、親子で読める経済書」ってキャッチたけど、確かにルビはふってあるが、
ビジネスのしくみをいろいろ子どもさんに教えてあげないと無理やろ。)

以上です
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アイガモロボット

2012-08-28 20:37:33 | おもしろい・すき
http://www.com.rd.pref.gifu.jp/~imit/research_aigamo.php
より引用

===
アイガモ農法

濁らす、遮る、埋める
 「アイガモ農法」とは、水田の除草をアイガモにお願いする、無農薬・低農薬栽培の一種です。
 「アイガモが除草」というと、アイガモが雑草を食べてくれると思いがちですが、それだけではありません。アイガモが水田を泳ぎ回る事で泥がかき回され、雑草の光合成に必要な日光を遮ったり、雑草の種を土の中に埋めてしまったりする効果もあるのです。

アイガモの代わりに
 しかし、アイガモの飼育に手間がかかる、アイガモが水田をまんべんなく回ってくれない、他の動物に襲われるなど、決して簡単な農法ではありません。
 そこで誕生したのが、「アイガモロボット」です。

アイガモロボット

巨大クローラー
 アイガモロボットの特徴は、巨大なクローラーです。このクローラーによって稲をまたぐように走行することで、次の効果が得られます。

■稲と稲の間(条間)の雑草を踏みつぶす
■水を濁らせ、雑草の光合成を阻害する
■幼雑草や種に土をかぶせ、生育・発芽を阻害する

自律走行機能の開発
 自律走行機能を備えたロボットの開発を行っております。ロボットは、
・稲の列に沿った走行
・稲列終端部分での折り返し
を繰り返して水田全体の除草作業を行います。
 これまでに、折り返し部分に稲を植えないなど、ロボットに適した条件の下で、自律走行機能を実現しました。
 現在は、新たな除草技術として確立するため、農業者の協力のもとで、実際の現場で継続的に実験を行い、実用性を高めるための研究開発を進めています。

アイガモロボットの写真

===

う~
こういうの好きなんだけど
実用化にあたっては
あいがものぬいぐるみをかぶせてほしい
鉄骨むき出しは筋肉質すぎる。

強さと美しさは両立するはずだっ
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なんちゃら大会

2012-08-26 22:12:00 | こども・教育
ってやつに出ると、
子どもでなくて親のほうがヒートアップしていることがままある。

自分も根がアレなので、
勝負事になるとヒートアップしちゃうほうなんだけど、
負けた子どもがその子の親にあーだこーだ言われているのを見てると、
自分も1号に対してあーいう感じなのかな、ってちょっと反省した次第。

負けた本人が一番悔しいだろうし、
本人がそのことを一番考えるんだろうし、
結局は本人ができることしかできないのだろうし。

そのときのタイミングをみて働きかけるというのも教育的には効果がありそうだが、
そもそも夏休みのイベントの軸足をどこに置いているのか、
教育なのか、遊びなのか、
どこに軸足をおいてるかで、やること変わるやろ。
うちは、
楽しい夏休み、というテーマなんだから、
うちの軸足は、遊び。
遊びに軸をおいたとして、
じゃ、
いろんな幅広い体験、読書、そしてちょっとばかりの未来のこと、スポーツ、勉強、
そんなのが子どもの未来のどこかでクロスするような教育って、
いったいどうしたらいいんだろう。

超むずいなあ。
まだまだこれからだなあ。

1号さん、お疲れでした。
大会は悔しい結果だったと思うけど、今日は楽しかったかい?
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節電

2012-08-25 17:47:56 | つれづれ
うちの実績

7月 昨年比マイナス22.5パーセント
8月 昨年比マイナス14.4パーセント

がんばってまっせ。
がんばっているのは主におかーさんと2号さんだけどね
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藍染

2012-08-24 20:44:45 | こども・教育
ちび2号作。よくできました。



きれいに葉脈がでました。仕事がていねい
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プリンタの消耗品

2012-08-22 23:22:44 | デジもの・ケータイ
ついうっかりしていて、過去1年1か月分の写真を印刷していなかったことに気づく。

1日がかりで印刷。すげー量。

インクも写真用紙も追加購入したので5000円あまりの出費。あいたた。

プリンタの消耗品はなんでこんなに高いのかなあ。

5000円あったら新品が買えたりしないか。

ひところ前の、0円ケータイみたいなビジネスモデルに見えちゃうのは僕だけか?

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水泳大会

2012-08-21 23:33:32 | こども・教育
とある小さな大会でのこと、同じ小学生とは思えないくらい筋骨隆々とした子どもさん達(160センチ超)と同じ組になる。
ちび1号、スタート直後から1かきごとに離され、完敗。

腕のパワーとキック力が違いすぎ。
同じ小学生なのに、何食べたらこんなに大きくなって、何したらこんなにパワーつくんだろう。
それにくらべてうちの子、ひょろひょろでごぼうみたいだった。勝っていたのは日焼けの度合いくらい(笑)

本人にしては珍しく、面倒なことをしていた(毎日腕立てをしていた)ので、神様が振り向いてくれたらラッキーと思ったが、そんなに簡単に微笑んではくれませんね。

1号さん、腕立ては継続してください。
中学以降何をしていくにしても体力は大事。

===追伸8/25
腕立てしてないようなので本人に聞いてみると「あれは大会向けだったので、もうやんない」って
===
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子と親の楽しいかがく教室

2012-08-20 00:08:20 | おでかけ
大阪教育大の夏休みのイベントですが、今までいったなかで、bamboo的にはベスト3に入ります。
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~chem09/taiken/index.html
20ぐらいの実験テーマがありますが、事前に希望をきいてくれます。
希望するテーマを期日までに答えておけば、希望を優先して割り振りしてくれます。
当日は3つの実験をします。


教育大に行くまでが大変です(近鉄の大阪線にのってだいぶ南にいく。)
駅についてから、わりときつい坂を5分のぼって、それからエスカレータに10分弱のります。あついよ。
山のてっぺんまで行きます。いのしし注意の看板があります。でるんやね。すごいや。
昼は、食堂とコンビニがあいているので助かります。あいてないとえらいこっちゃ。


子どもさんは、男の子3.5に対して女の子1.5ぐらいか。
ほかの理科教室では4:1くらいの感じだから、このイベントはちょっと女の子多い感じ。
化学は物理や電気と比べてとっつきやすいからかもね。

また、引率のお父さん率が比較的高いので驚きました。
ほかの理科教室では、だいたいお母さんばっかりなんだけどな。


実験教室の始まる前の、横井先生のお話はとても面白かったです。
こどもを、吉本並みにがっつりひきつけてました。うまいなあ

理科実験では、教育大の学生さんが先生をしてくれます。
だいたい学生さん2名にこどもたち3人ぐらいの感じです。
しかも、こどもたちにそれぞれ1台づつ実験器具が割り当てられるので、一人ひとりがごそごそ器具をいじって楽しめます。この充実度はすばらしい。
混ぜたり振ったり溶かしたり、堪能させてもらいました。
事前準備が大変だったと思います。ありがとうございます。

この理科教室は4年生から参加できますので、実験の好きな子にすすめます。
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ガンプラその3

2012-08-19 00:08:19 | こども・教育
今度は、ひましてはった1号さんがガンプラをつくりました



フルアーマーガンダム FA-78-3という機種のようです。
これは、一番最初のガンダムの改造型のようです。新しい型は良く知らないのでこちらのほうが親近感が沸きます。

実は、ちび2号に”赤い彗星専用のザク”をすすめていたのですが、ちび2号に「ザクは(目が1つなので怖いから)やだ」と却下されてました。
こんど自分でザクを買おうかな。
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造幣局工場見学

2012-08-18 00:08:18 | おでかけ
暑いわ暑いわ今日も35℃とか36℃とか。たまらん。

今日は親子で工場見学です。
昨日は、金やら銀が採れるところにいって、今日はそれらが加工されてコインになるところに行ってきました。

紙幣は紙なので印刷局で刷られていて、貨幣は金属なので造幣局で作られるそうです。
うちは元素マニアなので後者(笑)


広島で金属を溶かして圧延してコイル状に巻き取ります。
それを大阪に運んで打ち抜いて焼き戻しして洗って刻印して選別して袋詰めして日本銀行に出荷します。
出荷場に何人か人がいたぐらいで、途中の工程では(機械は動いているのに)ほとんど人がいませんでした。
民間並みに省力化がすすんでいるように感じました。自動台車が縦横無尽に走っていたのが印象的。

今日は500円玉と10円玉をつくっていました。
500円玉は2000枚で袋詰めされます。18キロあります。
1パレットには50袋ぐらいのっているので5000万円ですか。

隣の貨幣博物館で袋詰めされたお金を持ちあげる体験ができます。
米袋みたくにょろにょろしているのに体積がコンパクトなので持ちにくいです。

今回は親子工場見学ということでお金のミニ講座もセットになっていました。
工場を案内してくださった広報の方も、ミニ講座をしてくださった方も、話が面白い。
さすが大阪です(笑)

ミニ講座では、太閤さんの大判(1億!)の寸法と重さが等しいレプリカなど、いろいろ触らせてもらいました。ずっしりしてましたよ。
子ども達は大喜びでした。


いただいたお土産のうち、ちび1号のつぼに入ったのがこれ

大きい単位は(歌で)覚えているそうなのだが、小さい単位があいまいだったらしい。
テレビも読書も漫画も、なにもかにも飽きて暇なときに、単位とか暗記しているようです(笑)


そうそう、工場から博物館の3階に直接出られたのでびっくりしました。そんな構造だったのか。
コメント (2)
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