打越通信

日記ふういろいろ

少雨の夏

2017-08-08 20:48:42 | 日記ふう
住んでいる博多の町では、今回の台風も街路樹をゆさゆさと揺らす程度でほとんど影響はなかった。
進路予報ではまっすぐ進めば直撃の所だった。
東に大きくそれたおかげで今回も大騒ぎにはならなかったわけだ。
確か去年もそういうことがあったような気がする。
すわ!直撃だと思っているといきなり熱帯低気圧になり肩透かしになった。
今回もかなり気を入れて台風対策を行っていたようだ。
ビルを管理する人々は念のために泊まり込みを決め、いざという時に備えたわけだ。
しかし何事もなく過ぎてしまった。
災害はそれに対して備えることができる災害と、地震のように突然起こる災害があるようで、突然起きる災害はどうしようもない。
しかし九州北部豪雨のように備えができる災害であっても予想をはるかに超える災害もあるわけで、何れにしても自然に対して人は無力でしかないようだ。
今では台風の状況も手に取るように把握できる情報が誰にでも手に入れることができるわけだが、昔の人たちはそんな情報もなく、ただ五感を研ぎ澄ませ大きな災害が来ることを予感していたのだろう。
そういう意味では現代人は情報に振り回されているのかも知れない。
まあそういう話は良いとして、博多の街にはこの梅雨の時期(空梅雨)もまとまった雨も降らず、今回の台風でもパラっと来ただけでまとまった雨は降らなかった。
数十km離れた朝倉や日田では「線状降水帯」という現象でとてつもない雨が降り土砂災害が出た。



空梅雨の影響で公園内の芝生も枯れてきている。
公園を管理する人が夕方に水道から放水をしているが、まるで焼け石に水といった感じだ。
公園内の土もからからになり、地面はかなり固い状態になっている。



アジサイも終わり、今では百日紅の花が咲いているがこれもまたあまり元気がないようだ。
あるイベント会場(結婚式場らしき)の壁際にはサボテンの木が植えてある。





さすがにサボテンだけは元気が良いようで砂漠のような都会にはあっているのかも知れない。
まあ、雨が降らずに快適に過ごせる都会の生活には雨は必要ないのかもしれない。
しかし公園の草木は悲鳴を上げているのだ。


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