打越通信

日記ふういろいろ

名越祭(夏越祭)

2020-07-31 18:31:24 | 日記ふう
梅雨が明け一気に夏空が広がる。
強い日差しと、まだ午前10時前というのにかなり暑い。



鳥居には笹が飾られ、境内に入ると宮司さんと氏子さんが本殿で神事をされていた。
「茅(ち)の輪」は新しい茅(かや)で作り替えられていた。




<住吉神社夏越祭の開催です。夏季に流行する悪疫を除去して人形(ひとかた)にたくして払い除いてもらう行事です。

清々しい気持ちで毎日を無事に過ごすことが出来るよう祈りを込めた神事を行っていただけます。

また炎熱の夏を迎えて荒廃しがちな心を清め、夏越の祓をする人は千年の命を保つと言われているほど信念的に行われ心身的に清らかになり暑い夏を乗り越えてあとの半年を新たな気持ちで迎える準備を夏越祭で行います。>

住吉神社からの案内だった。
また、夏越の祓の日に和菓子「水無月(みなづき)」を食べて邪気を祓う風習がありました。
茅の輪の横では水無月が配られ、茅も配られていた。
茅はお守りになるらしい。



夏の日差しの中、神事は厳かに終わり、私たちもいつものように八の字をかいて茅の輪をくぐり、参拝した。
古来から伝わる神事だろうが、ほのぼのとした中にも、威厳があり、日常の穢れが落とされたような気がする。
コロナの年、全国の神社で行われていることだろう。