打越通信

日記ふういろいろ

東風吹かば

2017-01-29 16:38:47 | 季節の花
腰の痛みも随分と和らいできた。
それと時を同じようにして、柔らかな春を感じさせるような気候になってきた。
腰の痛みは精神的にも落ち込むようで、しばらくは底なし沼に入り込んだような様態が続いていた。
こんな時は部屋に閉じこもっていては苦しくてしょうがない、久しぶりに一眼レフを取り出してバス停に向かった。
薬院駅から西鉄のドンコウに乗り込んだ。
二日市駅で降り、乗り換えの時間を見ると20分以上の待ち合わせがあった。
一旦、駅を出て、通りを歩くことにした。
小雨が降りだしたがジャンパーのフードをかぶり歩く。
五条駅を過ぎ大宰府駅に着くと、駅前には多くの人がいた。
参道も駅からの人の群れと、駐車場からの人の群れがぶつかり合い、混雑していた。
どうもお隣の国の人たちのようで、格好も言葉も普通とは違っていた。
そういえば旧正月だったような気がする。
太鼓橋も団体さんの流れに任せるように進む。
桜門をくぐるとすぐに参拝者の行列が出来ていた。



参拝をあきらめ、裏の梅園に行ってみた。
まだまだつぼみが膨らみ始めたばかりだった。



それでも咲初めの梅がちらほらと見える。
ブラブラと園内をぶらついていると綺麗なオネーさんから声をかけられた。
顔を見るとこれはこれは好みの美しい人だった。
首をかしげてしきりに話しかけてくるのだが、言葉がわからない。
「すみません。韓国語はわかりません」
というと頭を下げて行ってしまった。
私の言葉はわかったようだ。



一生懸命に写真を撮っているオネーさんがいた。
「まだ少し早いようですね」
と声をかけると、こちらは言葉のわかる娘(ひと)で笑い顔が素敵な人だった。
しばらくベンチに座り話し込んでしまった。
時間はたっぷりあったのでしばらく話をして、梅園をブラブラと歩いた。



くもり空で時々細かな春雨が降る中だったが、春の気配を十分に感じ取った気がした。