打越通信

日記ふういろいろ

誰もいない池

2015-10-28 18:02:04 | 日記ふう
午後から散歩に出た。
午後といっても午後4時過ぎなので夕方だ。
昨夜の雨が上がり朝方少し冷えた。
目が覚めたのが6時だった。
博多まで通勤していた頃はけたたましい目覚しの音で目覚めていたが、今は目覚しなどかけていない。
起きてすぐに仕度すればラジオ体操には間に合う時間だったが、ズルをした。
結局7時には起床し、なんだかんだと雑用をこなし時間が出来たので歩きに出た。
この時間帯も日が差している時はわりと暖かいが、日が傾いてくると冷たい風が吹きだす。
夏の初めに良く行っていた蓮池に行ってみた。
散歩がてら遠目には眺めていたが池の側まで行くのは久しぶりだった。



堤防を降り池の近くに行って見ると、台風の影響か池の渕の木々が倒れていて、痛ましい風景になっていた。
それでも地域の人たちだろうか、折れた木々を丁寧に積み上げ、池の周りの歩道や堤防からの折口は綺麗に刈り上げてあった。
さすがに睡蓮の花はもう無く、蓮の葉っぱだけがひっそりとしていた。



近くの中学生だろうか、昆虫でも採取するのか、3人ばかりで網と昆虫入れを持って来ていた。
じつはこの池の近くに、洞窟オジサンならぬ小屋を建てて済んでいる人がいるのだ。
夏場に間違ってその道に進み発見してしまった。
それを知ってからその場所には近づかないようにしている。
木々で作った小屋、小屋の前には畑があり何かを栽培しているようだった。
偶然というか目と目が合ってしまい、それ以来申し訳なく思い近づかないようにしていた。
台風の影響でその後どうなったかは知らないが、そんなことがあったのだ。



夏場は夏草や蔓などで青々していた池の回りも今はススキが夕日に輝いていた。



打越橋の袂の花も秋の花に変わり、すぐそばを都営銀座線の車両(オレンジモグラ)が通りすぎていく。
たまには朝の散歩をズルしてみるのも良いのかもしれない・・・。
などと勝手なことを思っている。