打越通信

日記ふういろいろ

シーサイドももち

2014-10-21 17:33:57 | 日記ふう
博多3日目、朝起きてバナナと牛乳で簡単な朝食を摂り散歩に出かけた。
娘のアパートのドアを開けると秋晴れの素晴らしい風景が広がっていた。
住吉神社までてくてくと歩く。
境内では何かのイベントの準備をしていた。
都会の喧騒の中、ここだけはまったく違った静かな時間が流れている。
そんな境内のベンチに腰を降ろす、秋の朝の日差しに木々子木漏れ日が美しい。
1時間ばかりそんな秋の日差しの中を散歩してアパートに戻る。
今日一日、どうやって過ごそうかと妻に問いかける。
キャナルも近いし博多駅や天神も歩いて行けるので街ブラでもいいかなと思っていたが
「ももちも良いよ」
と妻が言う。
そう、ウィークリーやホテルに入っていた頃、妻は福岡総合図書館や博物館に行っていたのだ。
私はというと毎日新幹線で博多に通っていたわけだが、博多の街の観光などしていないのだ。
アパートの駐車代ももったいないし早速クルマで出かけた。
住吉通りから渡辺通りに右折せず真っ直ぐ進むと薬院町の駅の下を通り、六本松、西新と進む。
ももちに到着、図書館の駐車場にクルマを停める。



2時間の約束で駐車券をもらう。
福岡タワーのほうに歩いていくと何かイベントがあっていた。
ラジオ局の何かのイベントのようだ。
まあこんなのはどうでも良いんだが、一通り見て回ったがありふれたイベントで面白くない。



妻の案内で先ずは博物館だ。
福岡の志賀島で発見されたという漢委奴国王印と言う金印がある博物館だ。
建物は立派で中に入ると広大な空間がある。
展望室という所に妻が案内してくれた。



ふわふわのベンチがあり、人影も少なく、妻は隣の図書館で借りてきた本をここで読んで過ごしたらしい。
昼食の時間になったので妻がレストランに連れて行ってくれた。
この博物館にも隣の図書館にも軽食がいただけるレストランというかカフェみたいなところがあるそうだ。
博物館のカフェの前に立ちメニューを見る。
1000円以内で手ごろなメニューが並ぶ、そこに入った。



昔風のカレーにした、妻は日替わり定食を頼んでいた。
じっくりと時間をかけランチで過ごした。



博物館と隣の図書館の間の道はサザエさん通りと呼ばれているらしい。
福岡の街にももう少しで紅葉の季節が来るかのような風景だ。



総合図書館も雰囲気のある作りで、市民の人たちが本を読みながらくつろいだ時間を過ごしていた。
ちょっと先のヤフオクドームではパシフィック・リーグのクライマックス戦があっているようだ。
結局、秋山監督が率いるソフトバンクフォークスが最終戦に進出したようだ。
ハイテク企業が集まり高層の建物もあり、教養文化の拠点もあり、福岡のプロ野球の聖地でもあり、シーサイドももちは博多の副都心化しているようだ。