花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

ラスベガス~グランドキャニオン編

2011-05-04 00:10:00 | 旅行

3/25 (金)

朝7:50ホテル前にグランドキャニオンへ飛ぶための飛行機会社のマイクロバスがピックアップに来ました。

ホテル何箇所か寄って、最終的にはピラミット型で有名なルクソールホテルで大型バスに乗り換えて郊外の空港に到着しました。

このボルダーシティ空港から小さなセスナ機でグランドキャニオンに向かいます。

 

これがその小さなセスナ機です。今回は2度目ですが、前回はもう少し大きかったような記憶があります。

こんな郊外の空港でなかったし・・・ 楽しみにしていたのにきっとかなり揺れるだろうなと不安がよぎります。

 

一人ずつ体重などを測定し、機内に乗り込むとコックピットまで近いこと~

日本人の若いカップル、日本人の親子3人、他にオランダ人のカップル、アメリカ人のカップル、中国人の女性、国籍不明の方と私達で乗客数16名です。

日本人が半数を占めているせいか、イヤホーンから流れるガイドは英語の他に日本語を選択できるのでありがたかったわ。

 

プロペラが回りだして離陸です。 やっぱりです、機体が小さいから揺れること甚だしい~

娘はレックスを抱っこしているので、私に写真を写してと~ 頼まれても下を見ると気持ちが悪くなるのよ~ 

  

だんだん下の景色がそれらしくなりつつあります。

たった1時間のフライトなのに、とっても長く感じて、機内の温度は高くなって来るし、冷や汗をかき気分も悪くなりだんだん写真どころではなくなり、もう2度とこのセスナ機には乗りたくないなと思っていました。

娘とレックスも気分が悪そうでしたが、夫とP君は揺れにもなんのその、全く動じず平気そのものだったようです。 可愛くないわね。

 

 

ようやくつらい思いからも解放されて、バスに乗り換えてこの雄大な大地に再び訪れることがかないました。

とにかく寒いの~ ここは標高が2000mもある所なので、真冬並みの寒さです。白いのは雪ですよ~

寒さ対策はしてきたつもりだけど、ぶるぶると体が震えます。

最初に来た時は真夏でしたから、涼しくてちょうど良かったのよね。一度目はとにかくこの雄大な景色を目の前に感動したのを覚えています。

今回はというと、寒いのが先に立ち写真を撮り終えると、建物内で暖をとりたくなりました。

 

全員で記念写真です。やっぱり来て良かったね! 雄大な大自然を目の前にすると、人間がいかにちっぽけなものかを実感してしまいます。

 

あの崖の先端まで行ってみましたが、前回は確か柵がなかったなと思ったら、ガイドさんの案内では、転落死する人がいるために柵が作られたとの事でした。

この雄大な景色ですが、昔は海底だったなんて信じられないけど、ちゃんと証拠を見せて貰いました。岩肌の中に貝殻の化石が残っていました。

何千万年か何億年かの長い年月をかけて、侵食されたのでしょうか? 信じられないような不思議な景色でした。

この谷底にはコロラド川が流れています。真夏はこのコロラド川の川下りを楽しんだりするそうですが、実は真夏は谷底では高温になって死ぬ人がいるそうなのです。

50℃位になることもあるというガイドさんの話でした。

 

日帰り観光なので、帰りはいやでも再びあのセスナ機に乗らざるを得ませんでした。

覚悟を決めて開き直ったせいなのか、あの揺れにも慣れたせいか、帰りはまったく平気でした。 往きは不安感から緊張したのがいけなかったのかもしれません。

でも後ろの席の、オランダ人のカップルだけは、帰りも駄目だったようでした。

 

 

 もう3度目はないだろうなと感慨を込めて下の景色を楽しむゆとりが出来ました。

とにかくアメリカの大地は広いです。この峡谷を離れて再びラスベガスに近づいてくると、砂漠っぽい無味乾燥な大地がず~っと続きます。

砂漠地帯の真ん中に出現したラスベガスという大都会を中心に、そこで働く人たちが暮す住宅街がだんだん郊外に広がってきているな~と、大空から眺めるゆとりが帰りにはありました。

往きは辛かったけれど、帰りはそれなりに景色を楽しめた日帰り観光でした。

一度は行って見る価値が充分にあるグランドキャニオンでした。 行くなら是非季節の良い時がいいですよ~

 

さて、ラスベガスの2日目の夜は、ホテルパリスのビュッフェスタイルのレストランに行きました。 続きはまた~