花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

東北旅行 4 (弘前ねぷた~立佞武多編)

2010-08-14 15:48:55 | 旅行

8/7(土) 3日目

この日も朝から晴天で、気温もぐんぐん上昇中とても暑いです。

夜には青森港でねぶたの海上運行が予定されているのでとっても楽しみです。

夫の従兄弟のMさんが、今日一日私達のガイドをしたいと申し出てくれたので、喜んでお願いすることにしました。

 

Mさんの車でAM8時に早速出発です。

まず弘前の「ねぷた」に行く前に、見せたいものがあると、案内していただいたのが「田んぼアート」でした。

テレビのニュースで一度位見たことありますよね。すごいあれなんです。

 

 

ここは田舎館村です。弘前市の近くです。

田んぼの稲の種類をいろいろと変えて、絵を描いているのですね。

今年は18回目となり、題材は「弁慶と牛若丸」でした。 

お米の銘柄「つがるロマン」を始め、観賞用の稲など5色を使っているそうです。

へ~すごいこれは芸術ですね。 思いがけずとっても素敵なものを見せていただきありがとう。

村おこしの事業として、平成5年度から実施している行事ですって。

Mさん曰く、毎年だんだん上手になっているとのことでした。

稲ですから、植え付けをした時と少しづつ成長してくると、徐々に状態が変わって来るので、シーズン中何回か訪れると言うことでした。

今ちょうど見ごろで、会場が開く前から行列が出来ていました。

今日8/14のYahoo!のトップページに「田んぼアート」の記事が載っていました。グットタイミング!!

 

            

この天守閣は村役場の建物で、 6階の最上階にこの絵を見るための場所が用意されていました。

下に降りてくると、練り歩いて来た「田舎館ねぷた」が到着していました。弘前付近は「ねぷた」です。このあたりの各地でねぷたが同時開催していました。

「青森ねぶた」と全く違うのね。ここから弘前の「ねぷた」を良く見られるところに、案内していただきました。

 

 

 

木陰で涼をとりながら、10時スタートの「ねぷた」を待っていると、お囃子の音色と共に来ました~~

ねぷたの上に人が乗っているんですね。合図をするとねぷたがくるくると回転します。 

 

 

 

ほたて貝のような形をしたものが、基本のねぷたのようですが、中にはこんな立体的なねぷたもありました。

夜は明かりが入るので、印象が全く変わるようです。 

 

 

大太鼓の中心で、一人叩いているのは女性でした。

横笛も子供と女性が多かった。女性はどこでも大活躍ですね。

 

さて、弘前ねぷたを楽しんだ後は、弘前城公園を案内していただきました。

 

 

     

弘前城と言えば桜の名所ですね。真夏に訪れる人は比較的少なかったけれど、このうっそうと茂る桜の木を見て、いつか桜の時期にも訪れて見たい所です。

天守閣の急な階段を上ると、眺めがよく岩木山も望めました。
目線を下に向けると、一面桜の木が~~ 春にはここがピンク色一色になるのでしょうね。

 

この山が「岩木山」、単独の山で「つがる富士」とも呼ばれている美しい山でした。
山頂にちょっぴりの雲がかかっています。ちょっと待ってみましたが、完全にくっきりという状態にならなかったのが、心残りです。

 

さて、弘前城近くにあるお蕎麦屋さんでランチをした後、いよいよ待望の五所川原の立佞武多(たちねぶた)を見に行きます。

 

                    

五所川原駅ターミナルにこの2台の立佞武多が保管されていて、観光客に披露されていました。 

立佞武多がすごいとは聞いていましたが、ここまで大きなものとは知りませんでした。

見上げて、あまりの大きさに口をあんぐり開いたまま、首が痛くなるほどでした。

大きさが分かるように、前で一緒に写してもらいましたが、高さは21mあるそうです。

 

五所川原駅の近くに「立佞武多の館」があり、ここには3台の立佞武多がいました。

 

  

ここは室内ですから照明を落とし、立佞武多の明かりを点灯していました。

ここでも大きさと迫力にただただ圧倒されて、勇壮な姿に見入りました。
ここのは高さが22mあるそうです。

下からは見上げることになりますが、エレベーターで4Fまであがり、この3体の立佞武多を見ながら、なだらかなスロープをゆっくりと歩き、写真を写しながら1Fまで降りてこられます。

立佞武多は立体ですから、後ろの背中の絵図まで確認が出来るようになっています。

 

  

背中の絵図が分かりにくい(写し方がへた~)かもしれませんが、美人を描いているものが多いと聞きました。

 

バリアフリーのスロープには、ねぶたの歴史展示物などの説明もあり、なかなか面白い所でした。

この日の夜に、この3体はここから祭り会場に出陣するそうです。

駅のところのと計5体の立佞武多が存在し、街中を練り歩くところは勇壮でしょうね。
22mの高さですから、道路の電線は横に張ってなく、すべて縦だけでした。

「青森ねぶた」は1年だけで毎年新しく制作されるということですが、立佞武多は3年間保存・活躍するそうです。一年限りではもったいないですよね。

 

私達、今晩は「青森ねぶた」の海上運行を予約していますので、残念です~

体が二つ欲しい所ですね。

従兄弟のMさんの行き届いたガイドで、3ヶ所のねぶたを廻り歩くことが出来ました。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

 

長くなりましたので、海上運行はまたのお楽しみにします。
読んでいただきありがとうございました。 続きはまたね~