鰹をたたく

「じゃあ、サカナを買って帰ろうか」と弟。大洗でアンコウを食べた後、魚を買って帰ることに。
「せっかく海にきたんだから、やっぱりサカナを手に入れないと」
弟は料理ができる人、腕が鳴るぜ、というところ。




カツオを買って帰る。
「じゃあ、たたこうか」
え？　刺身じゃないの？？　カツオのたたきって、自作するものなの？
「藁もあるし、炙るのは、まあ、表面真っ黒になるくらいでいいんじゃないかな」




という訳で、藁で炙る。なかなかと豪快。藁のにおいが香ばしい。




氷水で締めて、表面を洗った後、弟が包丁を振るう。
「炙り具合はちょうどいいね」　いや、本当に美味しそう。
調味料は使わず、一切れいただく。

超美味

美味しそう、ではなかった。生涯で一番美味しいカツオのたたきだった。
藁の香りがとても良い。味も藁の煙の味か？　とても美味しい。

これはもう、売っているカツオのたたきはたべられないかもしれない