プルームs



JTの高温加熱式タバコ用デバイス,プルームsを購入。
基本的にgloを使っているのだが,7月2日にプルームs バージョン2.0が発売になるので,現在投げ売り状態。
発売当初の価格は7,980円! ICOSと大して変わらず,このせいでまったく売れなかった。
そのため1年くらい前に半額の3,480円になったのだが,これでもまだgloより1,000円高いためやっぱり売れず,とうとう1,480円になってしまった。
パッケージには3,480円とあるが,レジではちゃんと1,480円で購入できた。
glo nanoが1,980円なので,私のように「何となく試してみるか」と思わせるためには,ここまで落とさないとダメだったのだろう。




スターターキットの中身。本体と充電器,充電ケーブル。プルームs側の充電口はmicro USB,古さを感じさせる。
当初のスターターキットにはクリーニングブラシが付属していたが,3,480円になったタイミングで付属しなくなった。
正規品ブラシの価格は500円。amazonでは3本680円で売っている。
多分,gloのブラシが使えるだろうと思い,購入せず。




gloと大きさを比較してみた。デカい。二回りくらい大きいので,gloを持ちなれているとかさばる感がある。




専用タバコも比較してみた。長さはglo用の2/3くらい。




太さは紙巻タバコと同じ。glo用はかなり細い。

スペックだが,フル充電で10本使用可能・・・ って,gloはプルームsより小さいのに20本使える。
加熱温度は200℃で,gloより20℃~40℃低い。

加熱時間は40秒,使用時間は3分30秒もしくは14パフ。このパフ回数カウント機能があるので部品点数が増え,結果,価格が上がってしまったと思われる。
gloは標準モードで3分30秒,ブーストモードで3分だ。パフカウントはないので,加熱中はいくらでも吸える。まあ,頑張っても15,6パフくらいだが。

使ってみた感想だが,匂いは圧倒的に少ない。gloも紙巻に比べればほとんど匂わないが,プルームsは更に少ない。
ただし,吸いごたえが10パフを超えたあたりで極端になくなる。

これはタバコスティックの構造の問題と思われる。
gloは細く長くすることで,周辺加熱なのに芯まで熱がとおり,更にフィルターが中空なので蒸気がよく出る。
しかしプルームsは太いため,芯まで熱が通りきっておらず,フィルターも紙巻と同じ形状なので蒸気が上がりづらい。
太いために吸うとスティックの温度が一気に下がってしまい,更に蒸気が上がりづらくなっている感じだ。
この太さのスティックは,やはりICOSのようにヒートブレードを中に挿して加熱しないと厳しい。

何となくICOSとgloの『悪い所取り』という感じ。売れないわな。
来月からのバージョン2.0ではバッテリーの持ちが10本から20本に,加熱温度のピーク時間を延長するとのこと。
これでどのくらい改善されるか分からないし,価格も3,980円となるので,爆発的に売れることはないだろう。

まあ,買っちゃったので,しばらくはgloと併用したいと思う

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