感染者に近づくと・・・

「総務省、インフルエンザなどに感染した人に近づくとメールで知らせる仕組みを実験へ」(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090507_infection_mail/

実験は都市部と地方の2カ所で,計2000人程度のモニターで実施するとのこと。
サンプルがチト少ないような気がする。
我がイバラキの首都の人口が約30万,1000人のモニターだとすると,モニター同士が接触する確率は,単純計算で0.3%だ。
まあ,経費を考えるとこれが限界なのだろう。

さて妄想

20XX年,IPv12があらゆる「キカイ」に実装されて数年が経ていた。
センサー技術も飛躍的に発展し,非接触型の小型モジュールでDNA識別もできるようになっていた。

かつては「ケータイ」と呼ばれていたものは,今や「個人」を証明するものとなっていた。
ネットワーク常時接続は当たり前。キャッシュレス,チケットレス,ID証明,あらゆる日常生活がこれ1つで可能となった。
また,所有者の体の状態を常にモニターし,データはサーバに蓄積され,健康管理の基礎となっていた。

じにーさんはその日,何となく熱っぽかった。しかし,どうしても外せない会議がスケジュールされていたので,いつもの時間にいつもの電車に乗り込んだ。
熱っぽかったせいか,座席に座った途端に眠りに落ちてしまった。

数分後,ふと気づくと,通勤時間帯の電車にもかかわらず,車両にはじにーさんしかいない。
乗る電車を間違えたのだろうか?

再び数分後,途中駅に止まる,

と,


防護服を着た集団が乗り込んできた。
問答無用に押さえつけられ,待機していた護送車に押し込められるじにーさん。

「あなたは新型インフルエンザに感染しています。バイオセンサーが確認しました。」
そう,センサーが捉えた体のデータは,保険省のコンピュータが一元管理しており,重大な感染症が予想されると,周囲の人間に警告メールを自動的に送り,担当者が直ちに感染者を拘束するのだ。

じにーさんの周りにいた乗客は,既に他の車両に避難していた。皆が手にしている画面には,赤い「警告」の文字が。
じにーさんの画面だけ,ブラックアウトしたままだった・・・


うん,下手だな 
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