トヨタ クラウン

最近,車事情をチェックしていなかったのだが,先月,「トヨタクラウン生産中止」というニュースが流れたとのこと。
トヨタだからまずそれはないだろうと,ネット記事を見てみた。

あの「クラウン」が生産終了!? セダン離れのなか それでも超高級車のセダンが登場する理由」(VAGUE)

クラウン廃止報道の余波拡大 トヨタ販売最前線へ徹底取材で集めた次期型全情報」(BestCar)

日本から王冠が消える? 果てはSUV化!? 衝撃走るトヨタ クラウンの生産中止騒動 」(MOTA)

どうも情報が錯綜しているが,2023モデルはありそう。セダンではなくSUV化するという話も。
トヨタには高級セダンのLEXUS LSがあるので,クラウンを廃止しても大丈夫かもしれないが,あくまでLEXUS,トヨタバッジを付けたセダンは,会社的には必須だろう。

しかし,以前「セダンは売れない を考える」で記したとおり,日本にはニーズがほとんどなくなっている。あえて高級セダンを乗る理由がない。
LEXUSは「趣味で」乗るセダンになってしまっている。

クラウンのニーズって,何だったんだろうと考えると,昔の日本の「成功の証」だろう。
中小・零細の会社のシャチョーさんでも,クラウンに乗っていれば,「ああ,儲かっているんだな」と思ってもらえた。良き時代だったな,昭和。
しかし,今やオカネモチはクラウンに乗らない。アルファードのVIPを選択するし。

このグローバルな時代,クラウンは日本だけしか販売していないのも影響しているだろう。ある意味,ガラパゴスの極みだし。

どんどん人口が減って,高齢化が進む日本,クラウンの存在価値が改めて問われているのかもしれない。
個人的には,サイドウィンドを6ライト化したのが失敗だと思っている。クーペルックにしてはいけない車なのだよ,クラウンは

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