妻恋坂(文京区湯島) 2016-09-13 06:00:35 | 日記 蔵前通りを、末広町から本郷方面に上る坂を「妻恋坂」と呼びます。この名は、坂の上にあ る妻恋稲荷神社に由来します。日本武尊が東征のおり、三浦半島から房総へ渡るときに大 暴風雨に遭い、妃の弟橘姫(おとたちばなひめ)が海に身を投げて、海神を鎮め尊の一行を 救ったという故事がありのす。 妻恋坂 尊が湯島の地に滞在したので、郷民は尊の妃を慕われる心を哀れみ、お二人を祀ったの がこの神社の起りと伝えられています。その後、江戸時代に妻恋稲荷と呼ぶようになったも のです。