散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

続・迎賓館

2016-09-09 05:58:31 | 日記

      

         

 迎賓館のある場所は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があったところです。明治維新以降、我が

国は近代国家として成長しましたが、明治30年頃から洋風の東宮御所を新たに建築しようとする気

運が起り、明治32年(1899)に着工して10年の歳月をかけて、明治42年(1909)に赤坂離宮が

完成したものです。建物は幅125m、奥行き89m、高さ23.2mの広大なものです。    

       

         

 建物の構造は鉄骨補強煉瓦造りで、地上2階地下1階の耐震、耐火構造で、日本における唯一の

ネオバロック様式の西洋風宮殿建築です。第2次大戦後、外国の賓客を迎える施設として、迎賓館を

作る方針が立てられ、赤坂離宮を改修して迎賓館に充てることとなって、和風別館の建築をするなど

して昭和49年現在の迎賓館を完成したものです。赤坂離宮の本館、正門、主庭噴水池等が明治維

新以降の建物としては初めて国宝に指定されました。(写真Mr麹町)