散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

彰義隊の墓(上野公園)

2013-11-13 06:10:48 | 日記
     

 江戸城無血開城後、徳川幕府15代将軍徳川慶喜の助命を求め、慶応4年2月(1866)

に同盟を結成し彰義隊と称し上野山にたてこもりました。同年5月15日東征軍は上野を総攻

撃、彰義隊は同日夕に敗走した、いわゆる上野戦争です。彰義隊士の遺体は上野山内に放置さ

れたが、南千住円通寺の住職仏磨らにより当地で荼毘に付されました。  



正面の小墓石(白っぽく見える)は、明治2年寛永寺子院の寒松院と護国院の住職が密かに

付近の地中に埋葬したものが、後に掘り出されたもの。大墓石は明治14年(1881)12

月に元彰義隊士らの人々によって造立。彰義隊は明治政府にとって賊軍であるため、政府をは

ばかって彰義隊の文字はないが、旧幕臣山岡鉄舟の筆になる「戦死の墓」の字が大きく刻まれ

ています。西郷銅像の北側にあります。