3年前から修復中であった東照宮が姿を見せていました。見事なものですね。説明によると
唐門は日本には一つしかない金箔のものです。扉には梅に亀甲の透彫、門柱には左甚五郎作の
昇竜、降竜の高彫、門の側面左右上部の松竹梅に錦鶏鳥の透彫など非常に精巧を極めたもので
あるとしています。この唐門と社殿、透塀、大石鳥居は国重要文化財です。
上野東照宮は、藤堂高虎が上野山内の屋敷の中に、家康を追慕し、家康を祭神とする宮祠を
造ったのが、上野東照宮の創建といわれています。もとは東照社と称していたが、生保2年に
宮号宣下があり東照宮と呼ぶようになりました。五重の塔は上野動物園の敷地内にありますが
動物園を造る時にそのまま動かさなかったと思われます。