文京区向丘2-20-7日本医科大学同窓会館前です。ここは漱石がイギリスから帰国後の
明治36年から3年間在住したといいます。この間、東京大学英文科・第一高等学校講師とし
て活躍する一方、処女作「吾輩は猫である」を執筆し、この旧居が作品の舞台となりました。
「倫敦塔」「坊っちゃん」「草枕」等を次々に発表したところでもあります。
なお、家屋は愛知県犬山市にある「明治村」に移築され公開されています。森鴎外も前にそ
の家にすんでいたといいます。この石碑は昭和44年3月3日に造立、題字は川端康成の書に
なっています。