TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

“天罰”に天誅を!!

2011-03-21 | メディア

東京都の石原知事の発言、
「日本人のアイデンティティーは我欲になった。
政治もポピュリズムでやっている。津波をうまく利用してだね、
我欲を1回洗い落とす必要があるね。積年たまった日本人の心のアカをね。
これはやっぱり天罰だと思う」(読売)。

波紋を広げている。
「我欲と虚飾にまみれたこの知事が治める大都会にこそ天罰の津波が襲うはず」(朝日)
といった怒りに満ちた声も見られた。

“三文作家”の呟きならば目くじらを立てることもなかろうが、
首都民の人命・財産を守る知事の発言であり、見過ごしにはできない。
一言の謝罪はあったが、これはまさに石原氏の本音であろう。
前言撤回というわけにはいかない。

“天罰”とは、「悪事の報いとして自ら受ける罰」(明鏡)だという。
石原氏のいう日本人の中には明らかに都民が含まれている。
こんな人物がまた都知事選に出るという。
都民はどう裁断するのだろうか、さて“天誅を下す”のだろうか。



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1 コメント

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石原と言えばライトアップ (とおりがかり)
2011-03-28 10:46:43
石原慎太郎と言えば、語録でも有名だが、都知事
時代、ライトアップを推進した事でも有名だ。
皇居のライトアップ、都庁のイルミネーションを
赤坂見附付近の某ホテルの屋上レストランで鑑賞
させる、かつてスカイツリーの候補地の一つだっ
た上野公園を、電波塔のライトアップの絡みから
電飾させる等、挙げればきりがない。
こんどの天誅発言は、蓮舫の省エネ要請時のもの
であるから、奴が批判後にコメントしている通り、
前後の関連性を良く捉えた上で、地震ではなく、
節電や停電により「都民生活が、洗い流されるよ
うに翻弄される有様」を表現したものと受け取る
事が大切だ。
 天はエネルギーの無駄使いに対し、発電所の破
壊と、停電で奴の言の通り天誅で答えたのだ。
 このような時には、分かち合いの精神が大切で
あるにもかかわらず、石原の居る都庁は、停電除
外地区に指定され、未だにのうのうと、照明を点
灯し続けている。
 だが、そんな貧しい奴らの精神を、この場に及
んで、天は見過ごすわけは無かろう。恐らく天は、
「へぇ、それなら放射能被爆除外地域というのは
作れる物なのですかね。」と言わんばかりに、汚
染水・汚染食料を、都に喰らわして、徹底的に、
浪費の反省を要求してくるに違い無い。
 それにしても、石原にしてもその側近にしても、
今だに上記の明らかな流れにほとんど気が付かず、
洗い流しの外側に自分が居ると思い込んでいる姿
はなんとも滑稽だ。こんな知事が次回の選挙で又
選ばれるようなら、都民は猿の集まりと評するの
が、全く適当だろう。
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