「自分は町工場のおやじ」、これは引退を表明した宮崎駿監督のことば、
テレビで見るとこの前に「文化人にはなりたくない」と喋っている。
ワンシーンに自身の思いをこめてコツコツと作り上げたのが、
子どもたちを夢の世界に引き込んできた宮崎ワールド。
私はもう66歳だが結構この世界に引き込まれた。
手放せない帽子にこんなピンバッジをつけている。
ある民放でコメンテーターが、
「こんな約束はいつでも反故にすればいい」と言っていたが、私も同感。
宮崎氏は引退会見の中で“自由”を強調しつつ、
「あと10年は仕事をしたい」と考えているようだ。
その内容は明かしていないが、
“町工場の親父”なら気楽に自由に仕事をしてほしい。
それは短編でもいいだろうし、結果的に長編になってしまっても
何ら問題はないはずだ。
ただ彼は、取り巻くファンの気持ちを汲み取れる人物のはず、
またきっと夢を見させてくれるだろう。
ジブリワールドの画面を微動だにせずくいいる子どもたち、
この目、この表情、彼の脳裏にしっかり焼き付いているはずだ。
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