本日朝日新聞の一面、
奥行きのある幻想的な藤棚に、若い男女。
縦長の構図で、降り注ぐように咲く藤を見事に強調している。
申し分のない点景だ。
このフジの寺は、天台宗の五大山白毫寺。
朝日に紹介されたとは知らず、足を運んだ。
至近の舞鶴自動車道・春日インターの下り口から車の列。
のろのろと進み、幹線を外れるあたりになると完全に車が停滞。
お寺までは2キロ余りあろうかと思うが、道路端や空き地など
車を止められそうなところはまったくなし。
とにかく流れに乗って進むしかない。
私が現地についたのは午後3時半頃だったと思うが
寺の駐車場にたどり着くまでにほぼ1時間ほどかかった。
ところがそこで聞こえてきた見物客の反応。
「たいしたことはない」「フジの房もずい分短い」
出店の男性も「写真は巧く撮れるから・・」
新聞につられてやってきた人は、
写真のイメージが焼き付いているのか
あまり良い反応ではなかったようだ。
それにしてもすごい人。途中車を整理する人もなく
万全の受け入れ態勢とはいえない。
神戸新聞で紹介したことは知っていたが、
新聞の力には改めてびっくり。