神戸山手の中華料理店「阿昌」、
仕事場のすぐ近くにあり、30年ほど前の開店当時からよく通った。
とりわけ昼が多くサービス定食や牛バラなど、仲間はみんな満足げだった。
時折夜にも使ったが、テーブルに並べられた前菜で酒も話も進んだ。
ところが・・・である。今月7日、七夕の日に閉店となった。
この日お名残惜しやという仲間が集まった。
オーナーの龔さんの特別の計らいで、ご馳走に浸った。
この味を失うのはもったいない。
どうしてこうもなじみのお店が閉じてしまうのか。
龔さんの話では、1日の労働時間は17から18時間、
60歳を越えた体には、きついという。
うまくギヤを入れ替え、新たな人生を歩んでほしい。
本当にご馳走さまでした。